間もなく新入社員が入社する時期です。皆さんのところは計画通りに採用予定数を確保できたでしょうか。ほんの数年前までは学生の就職難だったのが近年は急速に採用難になりました。

これは一過性のものではありません。

今年の新成人は126万人、一方の定年を迎えてリタイアする人数は年間約170万人ですから毎年40万人以上の労働不足です。この傾向は今後さらに厳しくなり、日本全体が労働力不足に悩むことになります。企業では会社の魅力をしっかりとPRできなければ数年後からは採用ゼロが慢性化するところも出てくることでしょう。

学生が企業選定の際に重視することについて、様々なアンケートから次の傾向を認識できます。
1.やりたい仕事ができる
2.安定している
3.業界上位である
4.社風が良い
5.企業イメージが良い

これらを企業がそのまま実現するのは難しいのですが、次のように解釈してはどうでしょうか。
A.人を大切にし、能力を活かしている
B.顧客や取引先に支持されている
C.長期的な視点で経営している
D.正しいことを実践している
E.正しく、わかりやすく情報を発信している
こうするとどの企業でも実施できそうです。

そして、これらについての情報源として最も重要で、圧倒的に活用されているのは企業ホームページです。ところが、多くの企業ホームページは会社案内のような、どちらかというと企業間向けのもので、学生に十分に伝わりにくいものばかりです。

私はCSR活動の支援に注力しています。
CSRとは「本業を強化して社会に貢献し、長期的に繁栄する」ものとしています。
CSR活動ではA.~E.はどれも重要な要素です。これらの活動をCSR報告書としてまとめ、ホームページに掲載すれば、学生から魅力的な企業と認識されることにつながります。


こんにちは。仕事とゴルフの「心技体」を支援する経営コンサルタント吉田薫です。

先日、ゴルフ練習場で良く見かける方(Kさん)が若い人(Hさん)を熱心に教えていました。Hさんはもうすぐ初ラウンドに行くそうで、もし100を切ったら会社からゴルフ会員権を買ってもらえるとのこと。なんともうらやましい会社です。
Hさんは良い球を打っていましたし、毎週末に800球ほど練習しているようなの可能性がありそうです。
練習の様子を見ていてふたつのことを感じました。
ひとつはKさんの熱血指導、もうひとつはHさんの聞き上手。
教える方の熱意は傍で見ていても伝わってきます。これらにHさんは一つ一つ謙虚にうなづきながら、黙々と球を打っています。
仕事やゴルフを教えるのポイントはこれだと思いました。
(100を切ったかどうかは近いうちに結果をお伝えします。)


こんにちは。仕事とゴルフの「心技体」を支援する経営コンサルタント吉田薫です。


やっちゃいました。三好カントリー倶楽部西コース
16番ショートホールで。ゴルフ雑誌ALBAの中部決勝大会は3位までが沖縄の決勝大会にすすめます。東海クラッシックでおなじみの全長7000ヤードをはるかに超える難コース。事前の私の予測では80ストロークを切れば全国大会かなと。パーを拾いまくって15番ホールまで5オーバーで来た時、「もしかして優勝?」なんて思ったのが運の尽き。グリーン左の崖下に落として7打もかかり、次のホールも引きずってダボ。結局83ストロークでホールアウト。優勝は79ストローク、80ストロークまでが全国大会出場でした。


あーあの一打。しかし後悔先に立たず。
It is no use crying over spilt milk.けれども再発防止には繋げようと思います。原因は「目の前の一打への集中が足りなかった」こと。「もしかして優勝?」、「ホールインワン賞はゴルフグリップ100本か。」などと考えたり、「グリーン右のバンカーやいやだけど、左の崖下はもっといや」とネガティブで、積極的に狙いどころを定めていなかったこともダメなところでした。そういえば日頃の練習では狙いを定めずに漫然とボールを打っていたかなと反省しています。絶対に今後に活かします。

たった1件のコンプライアンス違反による不祥事で企業の存続の危機になる事件が後を絶ちません。お客様が離れる、取引先も離れる、不祥事の対応に追われ本業に手が回らない、優秀な社員が辞める、行政処分が下されるなど影響は甚大です。その原因はコンプライアンスへの意識が低かったり、コンプライアンスのための仕組みが不十分だったりですが、日頃からの対応が行き届いていればなんとかなったはずということが多いのです。アマチュアゴルファーの1打は「あーやっちゃった」で済みますが、企業経営はそういうわけにはいきません。


私がコンプライアンスのコンサルティングや研修で述べている要点を二つ紹介します。


まずは、経営者、管理職など上司ほどコンプライアンスを実践することです。部下は上司の真似をします。上司のコンプライアンス意識が低い場合、部下もコンプライアンス意識が低くなり、企業全体のコンプライアンス意識の低下を引き起こします。上司ほど「正しいことか利益かを選択する場合には、迷わず正しいことを選ぶ」ことを実践することです。次にコンプライアンスの「適切な」仕組み作りです。コンプライアンス違反を引き起こした企業のほとんどは企業内でルールを定めていました。これが守られていなかった、つまり「適切な」仕組みになっていなかったのです。理由はいろいろ考えられます。そもそも業務の実態に合っていないルール、ルールを守るのに大変な手間がかかる、ルールを守っていないことが把握できていない、などなど。私は、「適切な」ルール作りは業務を効率化することと両立するまで知恵を絞ることと提言しています。


ゴルフも仕事も「たった1回の***」を引き起こさないために日頃からやるべきことをやっておかなければなりませんね。


2013年のマスターズ最終日は見ごたえがありました。

中盤で勢いがあったのはJason Day。
13,14,15番を3連続バーディーで9アンダーとし単独トップ。
しかし、16番ショートホールはクラブの選択ミスか、力が入ったのか、
グリーンをオーバーしてボギーとし勢いがストップ。
17番では打つ前にクラブを変えて、
(多分グリーンオーバーを嫌い、短いクラブに変えて)
グリーン手前のバンカーに入れてしまいここもボギーとし万事休す。

Adam Scottはショットが安定しながらもパットが入らず、
13,15番のロングホールはバーディーとするも他のホールはパーが続く。
18番でも10mほどのロングパットが残り、
これも2パットのパーかと思っていたところが入ってバーディー。
これで優勝かと多くの人が思ったはず。

しかし、最も勢いのあったのは43歳のAngel Cabrera。
バーディーを取るべき15番をボギーとしながら、
16番ショートホールでバーディー。
17番でもほんの少しカップの横を通過し惜しくもパー。
ただ、18番でAdam Scottがバーディーをとっていたためこの時点で1打ビハインド。
この状況で18番のセカンドショットはピンの左1mにつけてバーディー。

プレーオフになりましたが、
勢いの差でCabreraが勝つと予想していました。

プレーオフ1ホール目は共にパー。
ただ、Cabreraは3打目はピンをかすめてもう少しで入るところ。
プレーオフ2ホール目、
先に打ったCabreraのバーディーパットはまたしてもカップをかすめてパー。
これに対しScottの5m程のバーディーパットが決まる。

それまで長いパットがほとんど入っていないものの、
ここ一番で2度の長いパットを決めたScott。
ピンを3度もかすめ、どれか一つでも入っていれば優勝できたはずのCabrera。

「勢い」と「ここ一番の詰め」について考える勝負でした。

来週出場する三重県アマチュアゴルフ選手権競技に活かしたいと思います。





カジュアルゴルフ2013年3月号のコラムタイトルは、

「ぶっつけ本番」


日頃から訓練できていることしか本番で効果を発揮できません。
ぶっつけ本番で上手くいくはずがありません。



表紙デザインが変わりました。


「ぶっつけ本番」

アゲンストの風に負けない低い球を打とうとしたら大スライス。グリーン方向の木が邪魔でフックボールを打とうとしたらまっすぐ右へ。バンカーを越えてすぐのピンを狙ってロブショットしようとしたら大ダフリして手前のバンカーに……。安全に、あるいはいつも通りのことをやればいいのに、ついレベルの高いことを欲張って失敗し、悪いほうに転んでしまった経験は一度や二度ではないはず。頭でイメージできていても、日頃からそのような場面を想定して十分に訓練していなければ、いきなりぶっつけ本番でうまくいかないのは当然と言えます。



テレビで見るプロゴルファーの高度なテクニックは、人一倍の訓練をしているからこそできることで、それでも成功する(本人が満足する)ショットの確率はさほど高くありません。アマチュアの皆さんのラウンドに、イチかバチかのギャンブルは不要です。自分なりに日頃から訓練できていること、最も無難な選択をし続けることが、あがってナンボにつながるのです。 



企業では大規模な地震や新型インフルエンザの爆発的な感染などにより事業が中断する事態を想定し、事業を継続させる計画(BCPBusinessContinuity Plan)を作成しています。地元東海エリアでは東南海・南海巨大地震とその津波による影響が大きいと想定されており、BCPのひとつの項目として緊急時の避難手順を作成しているのが一般的。しかしながら、作成した手順を関係部門に配布しただけ、になっている企業が意外に多いのです。緊急時にこの手順をぶっつけ本番で実践しても絶対にうまくいきません。いかに手順通りに動くことができるかについて何度も訓練して検証し、そこで得た問題点の解決策を採用することでようやく緊急時に役立つものとなります。人命に関わることですから、ゴルフショットのように失敗して「あ~やっちゃった」ではすまされません。



企業のなかにはその他にも多くの規定類があると思いますが、作成してからほとんど利用されたことのないものは見直してみるべきでしょう。日頃から訓練する、あるいは実態に合わせて改定しておかなければ、いざというときにほとんど役に立たないものです。



私の苦い経験を紹介します。先日、初めてハーフマラソンに出場しました。これまで10kmマラソンには何度か出場してきましたが、10km以上の距離は練習でも走ったことがありませんでした。「21.1kmということは、これまでの2倍頑張ればいいんだ」という軽い気持ちで挑んだのが大きな間違い。14km過ぎまでは「2時間は楽に切れるな」などと思いながら快調に走っていたのですがその後に大失速。フラフラになりながらなんとか制限時間内にゴールしましたが、その日から3日間は階段を登れないほど足が痛かったものです。ぶっつけ本番の難しさを身をもって体験しました。この春はあと3つのハーフマラソンにエントリーしました。次回こそ、十分に訓練して臨みます。



ゴルフも仕事も(マラソンも)、日頃から訓練していてこそ、本番でうまくいくのです。






カジュアルゴルフ 2013年2月号のコラムタイトルは、

「14本のクラブ」





キャディバッグのクラブは全て日頃からメンテナンスし、有効に活用しましょう。


14本のクラブ



今回はビジネスの話から始めます。ビジネスでは経営資源である「ヒト・モノ・カネ」を有効に使わなければならないとよく言われます。経営資源は無制限にあるわけではありません。
「ヒト」を適材適所に配置し力量を向上させること、遊んでいる人がいてはいけません。
「モノ」は貸借対照表の「カネ」以外の資産です。少なすぎても多すぎてもダメで、適正な在庫量に(どちらかというと在庫を減らせ)と口を酸っぱく言われているのではないでしょうか。設備はメンテナンスを怠らず、遊んでいる資産が無いようにしなければなりません。
「カネ」はキャッシュフローや資金効率に留意することが必要です。これらのことはここであらためて言われるまでもなく、皆さんは日頃の仕事で「いかに経営資源を有効に活用して企業が最高のパフォーマンスを発揮するか」に取り組んでいることと思います。



さて、皆さんのキャディバッグにはどのようなクラブが入っていますか?ご存じの通り、ゴルフルールではバッグに入れることができるクラブの総数は14本以内と定められていますから、この本数程度のクラブが入っていることでしょう。では、バッグに入っているだけで遊んでいるクラブはありませんか?ビジネスにおいてあれほど遊んでいる経営資源を省く取り組みをおこなっているその努力を自分のバッグの中身にあてはめてみませんか?
プロゴルファーであれば全てのクラブを十分に練習し、使いこなすことでスコアを出しています。しかし、アマチュアゴルファーは苦手意識からか1ラウンドに全く使わないクラブが何本かあるのではないでしょうか。そこで「あがってナンボ」のために、特に100を切りたい人にお薦めを2つ。まず使わないクラブを思い切ってバッグから抜いてしまいましょう。お薦めの一つ目は代わりにドライバーを1本追加してみること。ドライバーの二刀流です。フィル・ミケルソンは2006年のマスターズで2本のドライバーを使って話題になりました。トッププロでもやっているのです。100を切れないアマチュアゴルファーはOBを何発も打っています。両サイドがOBなどの難しいホールのために、レディース用やジュニア用などの軽いクラブ入れてみてください。距離は少し落ちますが結構真っすぐ飛びますから100を切るにはこれで十分です。もう一つはアプローチクラブの充実です。ジガーというパターのように打ってランニングアプローチするクラブがあります。私の知人が使っており、初めてみた時は「そんなものに頼って」と思ったものでしたが、見違えるようなランニングアプローチを連発しています。バンカーが全く苦手な人にはバンカー専用のバンスがかなり大きなウェッジもあります。周りから「かっこ悪い」と思われても気にしない。「あがってナンボ」で勝てばいいのです。

最後にもう一つ。ゴルフ用具はメンテナンスがほとんど不要なのですが、グリップがツルツルでは『絶対』に良いショットは望めません。ビジネスで設備メンテナンスは非常に重要ですよね。最低でも3年に1度はグリップを付け替えてください。






ゴルフもビジネスも(経営)資源を有効に使うことで良いパフォーマンスが得られます。





第8回松阪シティマラソンに参加しました。

私は、松阪市立第2小学校の卒業生です。
会場の中部台運動公園は当時できたばかりでした。
よく友達とバスで遊びに行ったものです。

スタート前にはゲストランナーの森脇健児さんが盛り上げていました。

コース途中には、以前のコンサルティング先企業もありました。、
(残念ながらお休みでしたが、)

今回は、わりと頑張ったほうなのですが、

タイムも、順位も、まだまだですね。

松阪のもう1社のコンサルティング先の社長は、
私と同じ年なのですが、48分を切ったということ。
それでも総合順位は279位。

皆さん早いですね。

次は、犬山ハーフマラソン。
完走が目標です。






カジュアルゴルフ2013年1月号のコラムは、

「狙いを定める」 です。




かつて「いつかはクラウン」という名キャッチコピーがありました。時代は毎年右肩上がりに経済が成長し、終身雇用や年功序列制度によって現状の延長線上に皆が憧れるクラウンのオーナーになることができる(のではないか)という上手い表現でした。



ではゴルフに置き換えて「いつかはシングル」というのはどうでしょうか。ゴルファーであれば皆が憧れるひとケタのハンデキャップ。しかし、現状の延長線上に決してシングルはありません。「いつかは」というのでは時期がはっきりしないからです。「いつかはクラウン」では、クルマを買い替えるたびにより大きなクルマへ、という風潮の時代だからこそ行きつくところに最高級車のクラウンがあったのです。ゴルフではボールを打つたびに、あるいは年数が経つに従って自然にレベルアップするわけではありませんから、自らが明確に「いつまでにどのレベル」という狙いを定めなければなりません。



今年の夏はロンドンオリンピックがありました。四年に一度の大会に向け、長い間大変な努力をして臨み、その結果金メダルを獲ったアスリートの姿は人々に大きな感動を与えました。このときメダリストの多くは「絶対に金メダルを獲るつもりでここに来た」というコメントを残しています。超一流のアスリートは誰もが「いつまでにどのレベル」を目指すかについて、まずは大きな目標(オリンピックで金メダルを獲る)を定め、これを実現するための細分化した目標を決めて、実現のために徹底して取り組んでいるのです。



そこで、ご提案。ゴルフが劇的に上達するために、友人などに「2年後にシングルになる」と宣言することをお薦めします。宣言することで自分を追い込むのです。こうして「いつまでにどのレベル」という大きな狙いは定まりました。あとはシングルに必要な要素を自分なりに分析し、課題を設定して取り組みましょう。ちなみに3ホールにひとつパーを取ればスコアは84、これで概ねシングルの仲間入りです。ギリギリでもいいのでパーオンできる程度の飛距離、OBなどで大叩きしないマネジメントがあれば十分。決してナイスショットばかりしなければならないわけではありません。



ビジネスにおいても狙いを定めることは、いまの時代には何よりも重要です。「品質の良いモノを安く作る」という従来の日本企業の成長モデルは、円高やアジア各国の発展などによって成り立たなくなってきました。日本の国際競争力は1990年代初頭には世界1位であったのですが、近年は20位台で推移しています。従来の延長で企業の成長は望めないのですから、いまこそ企業(経営者)はこの先どのようにして収益をあげるのかについて狙いを定めなければなりません。そして「いつまでにどのレベル」を実現するかを設定。社内外に宣言することで自らを追い込み、社員の安心感、ヤル気を喚起し、目標達成に向けて全社一丸となって取り組むのです。



ゴルフもビジネスも「いつまでにどのレベル」をという、はっきりした「狙いを定める」ことによって目標を達成できるものです。






私の所属する一般社団法人中部産業連盟では、毎年コンサルタントによる論文発表大会をおこなっております。

本年の概要
実施日 ; 平成24年11月14日
場所 ; メルパルクNAGOYA
内容 ; 最初に中部地区の代表企業経営者などのパネルディスカッション(80分)のあと、4つの部会でコンサルタントによる講演(80分)
参加者 ; 約500名

私は一つの部会を担当し、
「競争に勝つアスリート企業の養成」というタイトルで講演しました。
100名を超える方々に聴講していただきました。

(講演の様子)



企業の取り組むべきこととしての情報があふれていますが、
これを自社の競争力強化につなげるために、
スポーツアスリートの競争に勝つ取り組みを参考に、
「アスリート企業」として体系化し、
企業の活動に活かすことを提言しました。

具体的には次の3点を強調しました。
1.狙いを定めること
2.企業の「心技体」を充実すること
3.足をすくわれないこと

講演後の質疑応答時間には多くの質問をいただきました。
質問していただいた方々や聴講していただいた方々にお礼申し上げます。

ご希望の方には講演内容に対応した論文を送付させていただきます。
Yoshida.Kaoru*chusanren.or.jp
まで連絡ください。(*を@に変えてください)




カジュアルゴルフ2012年12月号のコラムは

「平常心」 です。

先日、4度目のクラチャンを獲得しましたが、
このとき心掛けたことを書きました。



「平常心」



 今回は私事の報告からさせていただきます。先日おこなわれた2012年双鈴ゴルフクラブ選手権で優勝しました。4回目のクラブチャンピオン獲得です。毎月このようなコラムを書いていて、「偉そうなことを言っている口先だけのヤツ」ではいけませんので、できる限りの「心技体」を充実させて臨みました。とはいってもサラリーマンゴルファーであり、練習量やトレーニングには制約があります。そこで特にラウンド中の「心」に留意しました。これが勝因と思っています。
クラブ選手権となると日頃の月例競技会などとは違う独特の雰囲気があります。誰もが緊張しているのが傍で見ていてすぐにわかります。私ももちろん緊張しましたが、努めてリラックスし、力まないようにしました。「プロゴルファーは毎週こんな感じで、いやもっとすごい緊張感や集中力で生活費を稼いでいるなんて大変だなあ。」と考えたり、「長嶋茂雄さんは『緊張は誰でもします。しかし、その緊張感を楽しめる人が大成します。』ということを言っておられたなあ。」などど考えながら。それから、ミスショットは付き物です。少しくらいのミスでカーッとならず、「しょーがないか」程度に考えてひきずらない、大きなミスにつながらないようにしました。「平常心」の大切さ、重要さを実感した
3日間でした。



プロゴルファーは「平常心」でナイスショットをするために様々な工夫をしています。よく目にするのがルーティーンです。片山晋吾プロ、藤本佳則プロなどは独特なルーティーンの代表例ですが、ほとんどのプロゴルファーも程度の差はあるものの動作はいつも同じです。ルーティーン以外(ミスショットした時など)にも何らかの「平常心」を保つ工夫をしています。それらは「企業秘密」といって教えてくれませんが、TV観戦していると気付くときもありますから発見してください。日頃の努力により培った実力を本番で発揮するために、まずは「平常心」なのです。



皆さんも18ホール中に23ホールで大叩きすることはありませんか。OBを打ってついカーッとなってOBを連発、林の中から1回で出ずについカーッとなってキンコンカンなどなど。どんな時でも「平常心」を保つことがスコアアップの近道です。「平常心」を取り戻す自分なりのやり方を考え出してください。ただし、くれぐれもスロープレーにならないように。



ビジネスにおいても、上司から叱られたとき、お客様からクレームを受けたとき、期限が迫っているのにできていないとき、仕事でミスしたときなどは誰でもあわてるものです。すぐに「平常心」を取り戻すことができる人は良いのですが、中にはちょっとしたミスでも大慌てしてミスを重ねてしまうことがあります。職場全体でフォローしなければならなかったりして皆に迷惑がかかります。部下が「平常心」を失っているときにはまずは落ち着かせることが必要です。



ゴルフもビジネスも「平常心」を保つことで日頃の実力が発揮できるのです。