私は何かに行き詰まった時、何かヒントを得たい時、よく本屋さんに向かいます。不思議と良い本と出会うことが多く、そこで出会う本の中には大抵、今自分が知りたいこと、今の自分に必要なことが書かれていました。



先日京都市内に用事で行った際、本屋さんに立ち寄りました。そこは品揃えも豊富で、好きなジャンルの本が数多く置かれています。



よく、本の背表紙が光って見えた、とか字が浮き上がって見えた、とメッセージを受け取る方がいますが、私は光って見えたりってないんです(笑)。ただ、不思議と「これかな。」と分かるようになっていて。



「今、自分に必要な本、知りたいことが書かれている本に出会いたい。」
そう思って背表紙を眺めていると。



綺麗に整頓された本の中、一冊だけちょこんと飛び出している本が目に留まります。
そこには、知りたいキーワードの一つ「レムリア 」の文字も。手に取って、パラパラとめくってみて、心が跳ねる感覚がありました。
「あ。これだ。」
と、そのままレジに向かいました。



購入したのは、
『新しいレムリア  シャスタ山の地下都市テロスからのメッセージ』オレリア・ルイーズ・ジョーンズ 著  片岡佳子 訳 (太陽出版)。



レムリア シリーズの3冊目になるようですが、私はこれまで他の本を読んだことはありませんでした。けれど、私が知りたいこと、必要なメッセージがたくさん書かれていて、これを読み終えたら他2冊も読んでみたいと思いました。



レムリアについての記述もですが、特に今の自分に響く、「ハート」の重要性がそこには書かれていました。



以前「自分還元祭」の時に、コラボしたさおりさんから、ハートチャクラについて言われたことを思い出します。



チャクラとは体の中のエネルギーセンター。サンスクリット語で「車輪」を意味し、その名の通り回転しています。人間の主要なチャクラは7つあり、体の下から第1、第2と数えていきます。いい状態の時は、全てがバランスよく回転し、悪い状態の時は、チャクラが弱くなっていたり、あまり回転していなかったりします。



ハートチャクラは第4番目のチャクラ。色でいうとグリーン。ちょうど胸のあたり、ハートにあります。愛、受容、受け入れる力のもとになる場所。まず第1〜3のチャクラが開かれていることが重要で、「自分を満たすこと」ができれば、ハートチャクラは開きやすくなります。



satoko先生にアカシックリーディングを教わった時にも、リーディングの起点が「ハート」にあることに気づきます。ハートチャクラは「操縦席の役割」を果たしている、という意味合いも理解できました。



そして、今回出会ったこの本の中に「ハートの重要性」が何度も書かれています。



地上では、マインドの性質がかなり重要視されてきました。ハートの純粋なエネルギーは忘れられ、何事も「知性」の活動に取って代わられました。マインドは、あなたの進化においてもともと意図された受動的な構造や道具ではなく、積極的な力になりました。本来のマインドの目的はハートに役立つ機能となることであって、その逆ではありませんでした。



人間のマインドは、歪んだ自我によって支配され、恐れや判断、誤った概念で過度に散らかってしまいました。



そして、私たちは、ハートのエネルギーからマインドに優先順位を譲ったので、度重なる生涯で、苦痛を伴う経験や貧困や不幸を次々につくってきた、と言っています。



ものすごく刺さる言葉でした。



私自身、マインドが優先してしまい、これは本当に自分のハートからくることなのか?と立ち止まることがあります。



「本来の目的意識」はハートにあるのに。



成長する中で培ってきた経験が、いつのまにかハートに蓋をしてしまっていて、そのこと自体に気づけていない人は多いと感じます。
自分が出した答えだから、当然自分のハートからきたものだと思っているかもしれないけれど、実はそれはハートの声を無視してマインド優先で判断してしまっているかもしれないのです。



何か決断する時に、胸、ハートの部分に意識を向けてみる。頭の中の会話がやまない時には、心臓の音に意識を向けてみる。そしたら、ハートの声が聞こえてくるかもしれません。



頭の中の会話をやめて、ハートから生きられるようになると、余分なことに力を注いで疲弊しなくてすみます。目の前にあると思っていた壁も、たちまち消えるかもしれません。



ハートから生きることは、「自分自身」を生きることです。



ハートはすべてのことを知っています。



私もできてないと感じる時があります。ハートからの声を聞いて、もっと自分自身を生きたいです。




“HDIGABTT ?”