それはたった一言だった。
練習試合が終わり
ペコペコにお腹が
減っている私達女サカに
顧問は言いました。
『200円のラーメンが
近所にある』
そこには
『右行って
左行けば着く』
そうだ。
この200円ラーメンは
私達の心を鷲掴みにし
頭の中を
ラーメンラーメンラーメンラーメンラーメンラーメンラーメンラーメンラーメン
と侵食してしまった。
私は思った。
もうラーメンしかないと。
この不確か、しかし
素直な直感により
この冬一番の極寒の中
30分ほどの探検を
余儀なくされてしまった。
しかし冷静になれば
『右行って左』
こんな単純な道が
あるわけない。
私達は寒かった。
お腹も空いていた。
200円ラーメン以外の
ラーメン屋さんも
たくさんあった。
なぜかインドカレー屋さんが大量にあった。
ナンも食べたかった。
松屋もあった、
牛丼は大好きだった。
1人の子が言ってしまった。
『もうなんでも良くね?』
もう1人の子も言いました。
『てかもう帰ろっ』
らーめんは実は漢字に
変換すると
裸面
なのではないだろうか、
この状況で諦める人と
諦めない人の素の(裸の)
性格の面が出てしまった
のだ。
説得を続けた。
歩き続けた。
そしてその時
対抗車線側に
いかにも!
な雰囲気を持つ店
を見つけた。
車の往来が激しい
早稲田通りで私達が
横断歩道なしの道を
渡り、6人全員が
怪我をしなかったのは…
ラーメンが起こした奇跡
以外の何でもある。
ぶっちゃけ実は
どぅんどぅん
400円でした。
物理的に考えて
200円はありえない
とみんなで話し合った
結論、顧問の勘違い
になりました。笑
餃子も一個おまけ
して頂いて
店員さんとても親切で
お客の人良いおっちゃん
とも仲良くなれて
美味しくて…
床がスケートリンク並み
にとぅるとぅるした
ことを差し引かないでも
とても良いお店でした�






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