私は、境界性パーソナリティ障害になり、
十数年になります。
感情の波を乗り越えることは、
並大抵なことでは、ないと、
常々思っています。
それでも、境界性パーソナリティ障害だからこそ、
生きるために、気を付けていることがあります。
①自傷をしない。
②暴力をしない。
③自分の感情を心に溜めない。
です。
①は、もうそろそろ私は、30代になりますが、
4年間耐え抜いています。
自傷は、辞めましたが、したくないわけではないです。
だけれども、
ただただ、耐えているわけでも、
ないと思います。
少しずつではありますし、波もまだまだありますが、
思考の癖(考え方の癖)を、変えることも、
ひとつのやり方なのかなぁ…と思いました。
自分が「今」感じていること、
悩んでいること、辛いこと、苦しいことを、
バーー!っとノートに書いたりするだけでも、
スッキリした気持ちになりました。
雑な字でも、書きなぐって、
感情を人に向けるのではなく、
ノートに向けることを、つい最近までやっていました。
ノートに記録することによって、
読み返したときに、
あぁ、このときはこんなこと
(私の場合は物凄く些細なこと)で、
悩んでいたんだと、
冷静に自分を振り替えれると思った時があったので、
3年くらい続けています。
ノートは、保管していますが、
20冊以上になりました?
たまに今でも、頭が色んな事で忙しいとき、
頭を整理したいときにやっています。
②暴力をしない
これは、本当に感情をコントロールするのが、難しかった時に、
姉と取っ組み合いの喧嘩をよくしてしまっていました。
暴れて髪をお互い掴みあって、
両親も手に終えないぐらいに…
姉も精神疾患を持っているので…
今でも、喧嘩をするときがあります。
でも、取っ組み合いの喧嘩をすることは、
なくなりました。
それは、
姉に警察を呼ばれてしまったときがあってからでした。
そのときは、姉も私も、調子が悪かった時だったので、
余計に拗れてしまったんだとは、思うのですが、
冷静になれたんですよね。暴力はよくないんだ。
いくら感情を、コントロールできなくても、
暴力は、やめようと、思いました。
このときに、
気づけたことは、本当によかったな、と思っています。
③感情を心の中に溜めない
感情を出すのが苦手で、
自分の事を、話すのも苦手、
感じたこと、思ったことを、
話すのが、私はとても難しいです。今でも…
でも、自分の心の中に、感じたこと、思ったことを、溜めてしまうと、
キレてしまうんです。
怒鳴ってしまったり、
泣きじゃくってしまったり…。
感情のコントロールができなくなります。
一つの原因として、
自分の中に感情を溜めると(俗にいういい子で私は振る舞ってしまいます)、
限度を越すと、キャパオーバーになってしまい、
今まで、溜めていた感情が吹き出してしまっていると思っています。
それが私の場合のキレてしまう、一つの原因だと(勝手ながらに)思っています。
それだけじゃなくて、たくさんの原因が重なって絡み合っているとは思いますが、
私はもともと感情を表に出すことが、苦手で、
特に負の感情は、
表にだしていいのか、など、
すごく悩んだり、躊躇ったりして、
出さないことが多いのです。
これを言ったら、嫌われるんじゃないか、
見捨てられるんじゃないか…
「見捨てられないこと」は、最近、
少しずつではありますが、理解するようには、
なってきています。でも、
両極端に思考がゆれうごいてしまうので、
理解しようとしても、邪魔されてします。
それでも、
ノートに感情をぶちまけて、頭を整理して、
両親が時間があるときに、話を聞いて!と、自分の話を聞いてもらったり、することで、
以前は、日内変動が多く、
1日に5~6回キレてしまっていたり、
怒鳴ってしまったり、泣きじゃくってしまっていたのが、
2日や3日に1回ほどに、今は落ちついてきています。
まだまだ、寛解なんて、程遠い私ですが、
境界性パーソナリティ障害を、
治したいという気持ちを忘れずに、
日々生活を、送っています。
たまに、心が折れ欠けるとき、
死にたくなるとき、
自傷をしたくなるとき、
辛いこと、苦しいこと、
まだまだありますが、
焦らず、無理をせず、
自分のペースを掴めるようになりたいです。
境界性パーソナリティ障害の、
一番の薬は、
自分自身が「治したい気持ち」を、
忘れずに日々を送ることなのかもしれません。
ここまで、読んでくださりありがとうございました。
また、更新します。