大脱走③(1963・米) | まなぶんの戦争映画辞典

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大脱走③(The Great Escape)

 

第3回ではエンドクレジットで紹介されないマイナーな捕虜たちを紹介します。

洋服屋さんグリフィス役のロバート・デズモンド。脱走では1人前のカヴェンディッシュが躓いて見つかりそうになったとき、ロープの合図を待ちきれず外に出てしまい見つかってしまいました。「ビスマルク号を撃沈せよ」などに出演。

ベインズ役のローレンス・モンタニー。テストで英語しゃべっちゃいますが、これが「グッドラック、サンキュー」の伏線になっています。ドイツ空軍の軍服を着て脱走。彼だけは銃殺もやむを得ないと思います。戦争映画では「トブルク戦線」などに出演。スタートレックファンにはバルカン人ストーンとして有名です。

ニモ役のトム・アダムス(右)。脱走に成功しますが捕まって収容所に戻ってきます。ベインズとは友人です。「続・殺しのライセンス」などに出演。

偽造屋ブライスの下で働くスミシー(左・俳優不明)。鷲のマークを入れ忘れて怒られます。

見張りのソレン役はウィリアム・ラッセル。脱走できずに生き残ります。他に「潜水戦隊帰投せず」などに出演。

見張りその2(俳優不明)。彼も脱走できずに生き残ります。

見張りその3(俳優不明)。彼も脱走できずに生き残ります。見張りは誰でもできるので脱走順は後ろの方だったのでしょう。

アメリカ兵ゴフ役はジヤド・テイラー(中央)。全編を通して活躍します。これはアメリカ独立記念日のシーン。ヒルツが笛で「ヤンキードゥードゥル(アルプス一万尺)」を吹きながら行進。酒が弱く「ワァオ」のシーンは有名(笑)。脱走では1人前のグリフィスのときに発覚して惜しくも逃げられず。

ラストシーンの「ヘイ、ヒルツ」はこの映画の最後の台詞になります。出演作は「攻撃」など。後に映画監督になっています。

次回は最終回。メインの捕虜側の登場人物を紹介します。