殺しのプロット 独裁者を消せ(1990・米) | まなぶんの戦争映画辞典

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これまでに見た戦争映画について、戦車などの軍用車輌、ヒロインの写真で紹介していきます。また、ナチス役などの個性的な俳優についても紹介します。BD、DVD、VHSで保有している全ての戦争映画を掲載するのが目標。コメントお待ちしています!

殺しのプロット 独裁者を消せ(The Plot to Kill Hitler)

 

監督 ローレンス・シラー

出演 ブラッド・デービス、マドリン・スミス、マイケル・バーン、イアン・リチャードソン、ルパート・グレーブス、ヘルムート・グリーム、ヘルムート・ローナー。

1944年7月20日のヒトラー暗殺計画(ワルキューレ作戦)を描いたTVムービー。作戦当日よりも実行について葛藤するシュタウフェンベルグ大佐の描写などが中心になります。

戦車ですが、アフリカ戦線のシーンに謎の改造戦車が登場。ユーゴのファモスOTM60という車輌の改造みたいです(コウ中村さんより)。砲塔の感じから4号戦車のつもりですかね。結構いい雰囲気です。テレビドラマ「戦争の嵐」にも登場が確認されています。

M3スカウトカーも登場。後ろには改造戦車。すぐ後に砲弾が爆発しシュタウフェンベルグ大佐が負傷します。

ソフトスキン車輌も多数登場。飛行場のシーンではホルヒのカプリオレにトラックが3両。右にはチラリと改造戦車がいます。

このトラックいいですね。チェコのプラガRNで、かなり多くの戦争映画に出演(imcdbより)。

ヒロインはニーナ・シュタウフェンベルグ役のマドリン・スミス。知性ある妻役を好演しています。他には「2010年」「アーバンカウボーイ」などに出演。

ヒトラーを演じたのはマイク・ギリム。ちょっと似てないかも(笑)。他の出演作品は不明です。

オルブリヒト将軍役で大好きなマイケル・バーン(右)が出演。本作では反ヒトラーの良識ある人物を演じてます。

フロム将軍役の俳優見たことあると思ったら、「脱走山脈」で主人公と一緒に逃げるドイツ兵ウィリーを演じていたヘルムート・ローナーでした。

さらにカイテル元帥役の方も見たことあると思ったら、スターウォーズでピエット提督を演じたケネス・コレイ(右)でした。左はシュタウフェンベルグ(デービス)。マニアックすぎてすみません。

他にもロンメル役で名優ヘルムート・グリームが出演しています。

 

(寸評)

テレビムービーでお金はかかっていませんが、俳優陣が好演しており、なかなか見ごたえかあります。主演のブラッド・デービスはAIDSの苦しみによる自殺で41歳で亡くなっています。

(評価)☆☆☆★(5点満点)  *VHS