最近、チラシなどで「平成最後の……!」という文字を見るようになった。
最初はなんとなく見過ごしていたのだが、実はこれ、なかなかレアなことなのである。
江戸時代には、大地震などによる大災害を契機に年号が変わったりしていたが、ご存知の通り、明治以降、元号が変わるのは「天皇が崩御した時」となった。
だから「平成最後の……!」なんてことは言えなかったし、もし言ったとしたらものすごく不謹慎なことだった。
それが今回の生前退位によって、「平成最後の……!」という煽り文句が可能になり、みんなここぞとばかりに使っているわけだ。
平成の最後に何かをすることにどれほどの意味があるのかよくからないが(笑)、この文言を見つけたら、そんなレア感を感じてみるのもまたオツなものかもしれない。