トマトの気持ち | 杉原学の哲学ブログ「独唱しながら読書しろ!」

僕はトマトが苦手だ。

 

だから外食をするときも、トマトがついてくるようなものは極力注文しない。それは自分のためであり、トマトのためでもある。

 

ところが、全く予想しない形で、トマトが目の前に現れることがある。

 

先日、知り合いと一緒にそば屋に入った。

 

とっても暑い日で、「ここは涼やかなものが食べたいなあ」と思い、そうめんを注文した。

 

「お待たせしました〜」と運ばれてきたそうめんの上には……

 

 

 

 

真っ赤なトマトが鎮座していた。

 

「おい!なんでお前がこんなとこにおるねん!!」

 

しかしヤツを見ていると、冷たい水にひたって、とっても気持ちよさそうだ。

 

「そうか、お前も暑かったんやな。それでそんなところに……」

 

トマトの気持ちを理解した上で、さっそく知り合いにトマトを食ってもらった。

 

素麺は最高に美味しかった。

 

 

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