おかあさん塾
青山 節美です。


塾の子どもがこんなこと言ってた。



自分は喧嘩しているって思っていないんだけれど、○○ちゃんは喧嘩しているって思っているんだって。よくわからん。好きなのに、喧嘩みたいになって・・・。先生にめちゃくちゃ怒られた。遊びたいから 遊ぼうよ遊ぼうよっていってたら…うざいって思われた。どうしたらいいかよくわからん”






あるよねぇ・・・  そんなこと。




好きって思う 感じが違ってた。


好きだから一緒にいたいって思っていた。
でも、好きだけれど相手が嫌な顔をするから自分は我慢しようって思う。


遊びたいって思っていたけれど、どう友達との距離を詰めたらいいのかわかんない。



怒ったり、文句言ったりする子の方が 自分の気持を我慢していない。




怒ったりで自分の心を表現できないヒトは・・・ 
ぐっとこらえる。


で、怒ったりする人の機嫌を取ってしまったりする・・・。




で、自分の気持をますます言えなくなる。




怒ったりする子は、怒るという方法で 自分をだして、怒るっていう方法で相手や周りを支配する。






難しいね~~って、子どもたちと話した。



どうしたらいいんだろうね・・・・って問うと


わからん



『○○ちゃんは喧嘩したと思ってるけれど 私は喧嘩したとは思っていない。ちょっとしつこかったけれど、いつでも仲直りできるけれど、もう、できないのかもしれない。せっかく仲良くなったと思ったのに。 クラス替えがあって、本当にうれしかったのに』って・・・  ちょっと寂しそうだった。




だね、いろんなことはある。
学校なんて自分のおもうようにならないことばっかりだ。


そして・・・まぁ 社会の縮図ともいうけれど、結構大変なのもわかる。 
思い通りにならないのもわかる。


だったなぁ。 
友達との距離感がつかめすに・・・ どうしたらいいのかわからなくなったころもあった。


今でも、距離感をどうしたらいいのかわからないので・・・ そっと距離を置いたりしている。



学校や先生や友達のせいばかりにしていても苦しいのもわかる。


そして・・・・   


他人のせいばかりにして自分を苦しめているのもわかる。




自分の思い通りにならないことを どこかで越えなかったら、ずっと、同じことから逃げなくてはならないこともわかる。





そう、大人は通ってきた道だからわかる・・・  でも子どもはその渦中。

苦しいと思うよ。





子供たちは、もうすでに人間関係の難しさを 学んでいる。

学ぶだけで済めばいいが、無意識の傷になってしまうこともある。






こうやって、子どもたちが 自分のことを話すたびに 私は・・・

『そうかそうか・・・、で、どう思ったの?』
『そんな風に思ったんだぁ』
『どんな気持ちだったの?』
『そうだったんだ』
『本当はどうしたいなって思ったの?』
『そうかぁ、そんな風に思っているんだね』
『わかるなぁ』って


いつも話す。



わかったふりはしない。
適当なおうむ返しもしない。 
子どもが本島は吐き出したい言葉を・・・・
 吐き出せるように 
聴いていく。







みなさんのおこさんが、
もしなにか語り始めたら・・・  
いい加減に聞かずに、
単におうむ返しなんかしてわかったふりせずに、聞かずに逆に説教せずに 最初から最後まで子どもが言いたいことを聞いてあげてください。


それだけで、子どもの心が落ち着きます。



落ち着くだけ。




何の解決にもなりませんが・・・・  


解決する エネルギーを そこで蓄えて再度頑張れます。







できないは、できるようになりたいから。



できる自分にわずかな望みを持つから
できないと悩む



行けないと、苦しくなるのは

行きたい自分を少しは知っているから 悩む




変わりたいのにって悩むのは
変わる自分を ほんとは自分が一番期待しているから・・・




子どもたちの できないや 嫌だ や したくない 


訴えを観察してほしい。





本当にそうなのか・・・
本当に 望んだ答えなのか・・・




子育ては観察。

自分フィルターで見るのも違う。


子どもが本当に なにを望んでいるのか
本当にそれが答えなのか・・・ を観察したほうがいい。



よね。





今日もいい一日でありますように。


いや、いい一日でなくともいいんです。




皆に同じように一日は与えられますから・・・・  自由です。


今日という日をどういう風に過ごすかも。



では!