読み聞かせの意義
昨日、こんなステキな話を聴きました。
その方は、子どもへの読み聞かせに対して
『自分は、子どもの頃に親に絵本を読んでもらった記憶がない。だけど、ちゃんと成長してるし、子どもに読んであげる意味がわからない』と。
子ども自身が自分で読めばいい。...
読むことができるし。と
その頃子どもさんが通っていた、幼稚園の園長先生に
読み聞かせは大切よと、いわれて
返した言葉だそうです
彼女は、そのあとにこう言いました。
でもね
でもね、
ある日旦那さんがね…
【はじめてのおつかい】
という本を 見ながら
こういったそうです
『あっ この本 子どもの頃に
(亡くなった)お母さんが
読んでくれた本だ』
彼女は
『やられた〜!負けたぁ〜〜!』と思ったそうです
絵本を手に取り
母との思い出を語る
旦那さんに
心の豊かさを感じたのだそうです
読んであげた自分によりも
読んでもらった子どもの心に
与える心の豊かさ
を
この旦那さんの一言で
思い知ったのだそうです
読み聞かせの与える
影響は
何十年経っても
残っていく
ご主人は、子どもさんに
読むはずだったその絵本を
手にした時に
亡くなった自分のお母さんとの
あたたかい時間を思い出したのです
その話を聴きながら
泣きそうでした
その方は その後園長先生に
先生、やっぱり読み聞かせは
大切だわ
とこのエピソードとともに
伝えたそうです
その方は ずっと幼稚園や小学校で読み聞かせをしています
10年前、益田から引っ越ししてきて 子どもの入園した幼稚園で
同じクラスになったお母さんです。
わたしは彼女と出会ったことを
神様ありがとう!と
いつも思うのです
迷ったり 悩んだりした時には
必ず会いに行ってしまう
彼女は弱さも強さも優しさも
全てまっすぐに躊躇なく
伝えてくれる
わたしが間違っていたら
それを
間違ってる
と必ずいう
わたしが迷っていたら
一緒に考えて 迷い
わたしが決めたことを
がんばって
と背中を押してくれる
べったりとした付き合いではない
2、3ヶ月に一回会う程度になってしまったけれど…
時々無性に会いたくなる
その話をしてくれた
彼女のことを
やっぱり大好きだと思いました