みなさん、こんばんは。

 

お盆休みをはさみ、前回からだいぶ間が空いてしまいました。

 

ここ数回にわたって、「人間関係のストレス解消」について、私の考え方や私が実践していることを紹介してきました。

 

今回は、私が考える5大ストレス

 

「人間関係」「経済」「仕事」「子育て」「健康」

 

のうち、「経済的ストレス」について書きたいと思います。

 

なお、「子育てのストレス」については、私が書いている別ブログを読んでいただければと思います。

 

私の別ブログ、

 

「塾長パパの子育て&教育研究所」

http://katekyopapa-diary.seesaa.net/

 

の方にいろいろな子育て経験談や、我が家流の子育て論を載せておりますので、参考にしていただければ幸いです。

 

 

かつて私は、毎日お金の心配をし、そのストレスに悩まされていた時期がありました。

 

ですから、このストレスがいかに苦しいものかは、十分に知っているつもりです。

 

経済的ストレスが強くなりすぎると、人間は「死」を意識しだしてしまうこともあるのではないでしょうか。

 

当時の私が、なぜこの経済的ストレスに追われることになったのか、今ならよく分かります。

 

それは、

 

「お金があれば幸せになれる」

 

と考えていたからです。

 

そして、

 

「どうすればお金を得ることができるか」

 

ということばかりを考えていたからです。

 

つまり、「お金を追っていた」ということなんです。

 

「それって普通じゃないの?」と思う方もいらっしゃるかと思いますが、このような考え方をしていると、「経済的ストレス」を解消するのが難しくなります。

 

おそらく、これが普通と考えている方の多くは、多かれ少なかれ、お金に対するストレスを抱えていらっしゃるのではないでしょうか。

 

これらのストレスを解消するためには、「お金」に対する考え方を変える必要があります。

 

私は、様々な実体験や学びを通して、この考え方をまさに180度転換することができました。

 

その結果、お金に対するネガティブなストレスが全くない状態にたどり着くことができたのです。

 

私は高収入ではありません。

 

それでも、お金に対する執着というものがほとんどありません。

 

もちろん、もっともっと向上しなければ、という理想からくるポジティブなストレスは、常に意識して持ち続けるようにはしています。

 

 

では、お金に対する考え方をどう変えれば良いのか、以下に紹介したいと思います。

 

あくまで私の個人的な価値観ですので、参考程度にお読みいただければ幸いです。

 

 

まず、お金を追う原因ともなっている「お金があれば幸せになれる」という考え方ですが、これは全くの逆で、

 

「幸せになるとお金が入る」

 

というのが本来の順序だと私は考えています。

 

「幸せになるって言っても、お金がなくて困っている人がどうやって幸せになるの?」

 

という声が聞こえてきそうですが、実際、お金がなくても幸せになることはできます。

 

それも、「すぐに」です。

 

なぜなら、

 

「幸せかどうかは自分で決められること」

 

だからです。

 

これについては、また別の機会に詳しく書きたいと思いますが、とにかく、お金があろうがなかろうが「自分は幸せだ」と思ってしまうことが重要ということです。

 

では、なぜ、「自分は幸せだ」と思うことがお金につながるのか、つまり、なぜ「幸せになるとお金が入る」のかを説明していきましょう。

 

みなさんは、この世の中では常に「価値と価値の交換」が行われており、「お金は価値のある人や物に流れている」ということを考えたことがあるでしょうか。

 

例えば、1500円の本を買う場合を考えてみましょう。

 

買う側は、その本に1500円の価値があると思うから、本を受け取る代わりにそれと対等の価値である1500円というお金を払います。

 

逆に、その本に1500円の価値がないと判断すれば、本を買うことはありません。

 

物やサービスに価値をつけるのは提供する側ですが、その価値が成立するかどうかは受け取る側の判断ということになるのです。

 

だから、多くの人が価値を認めた物やサービスは、大ヒットして莫大な利益をあげるでしょうし、多くの人に価値がないと判断された物やサービスにはお金は流れません。

 

つまり、「お金が入る→価値がある」ではなく、「価値がある→お金が入る」なのです。

 

これは、物やサービスだけではなく人にも当てはまります。

 

「価値がある人→お金が入る」です。

 

人は生まれた時から素晴らしい価値を持っているので、「価値がある人」と言うと語弊があるかもしれません。

 

正しく言えば、「人や社会からより高い価値を認められた人→より多くのお金が入る」ということですね。

 

世の中でお金持ちと言われる人たちは、「価値ある物やサービスを提供している」または「その人自身に高い価値がある」のどちらかです。

 

だから、そのどちらでもない人がいくらお金を追っても、その人に今以上のお金が流れることはありません。

 

「どうすればお金を得ることができるか」を考えるのではなく、「どうすれば自分の価値を高められるか」を考え実行することが先なのです。

 

では、どうすれば「価値の高い人」になれるのか。

 

それは、「与える側の人間になる」ということです。

 

言いかえれば、「人や社会に貢献する人間になる」ということです。

 

家族のために今以上のことを何かする、会社やそのお客様・取引先に全力で貢献する、地域社会に積極的に関わるなど、いろいろな立場でできることがたくさんあります。

 

「自分以外の誰かのために全力で尽くせる人」というのは、世の中にそれほど多くはいません。

 

だからこそ、そういう人は世の中から高い価値を見出されるのです。

 

結果的に、そういう価値の高い人のところにはお金が流れ、経済的な豊かさも手に入れることができるのです。

 

ただし、「与える側の人間」になるには、ある条件をクリアしていなければなりません。

 

それは、「自分が満たされている」ことです。

 

人は、自分が満たされていると思えた時に、自分以外の誰かのために行動することができるようになります。

 

そして、自分が満たされていると感じるのに特別なものは必要ありません。

 

今、自分が持っているものにフォーカスするだけでいいのです。

 

人は、自分が持っていないものや欲しいものにフォーカスしてしまうと、自分は満たされていないと感じてしまうのです。

 

 

家族、友人、家、食べ物、仕事、趣味、洋服、車、テレビ、携帯電話・・・、持っているものをあげたらきりがないはずです。

 

 

そして何より、生きています。

 

 

しかし世界には、これらのほとんどを持っていないという人や、明日生きていられるかも分からないという人が、数えきれないほどいます。

 

 

あなたは、十分に満たされています。

 

 

間違いなく、「幸せ」です。

 

 

自分がいかに満たされているかに気づいたとき、人は心から幸せを感じ、与える側の人間になることができます。

 

その瞬間からあなたの価値はどんどん高まり、人生が劇的に変わっていくのです。

 

 

お金のストレスに悩まされている方は、お金を追うのをいったんやめ、自分が今持っているものを思いつくだけ紙に書き出してみてください。

 

どう考えても満たされている、ということに気がつくでしょう。

 

また、お金が足りていないと感じている人ほど、物質的な豊かさを求めすぎていることに気がつくはずです。

 

お金が足りていないなら、書き出したものの中で不必要なものは捨てていきましょう。

 

お金が足りないと言いながら、お酒やたばこに月数万円をかけ、最新のiPhoneを使い、高級車に乗って、宝くじで一発逆転を狙っている、なんていう人も実はかなり多いのではないでしょうか。

 

このような矛盾を改善していけば、お金のストレスもずいぶん軽減できるはずです。

 

 

「物質的な豊かさを求めすぎず、今あるものにフォーカスすることで幸せを実感し、与える側の人間として自分の価値をとことん高める。」

 

 

これが、お金のストレスから解放され、結果的に経済的な豊かさを得る最善の方法だと私は考えています。

 

長文になってしまいましたが、最後まで読んでくださったみなさん、ありがとうございます。

 

それでは、今日はこのへんで。

 

みなさん、お休みなさい。

 

 

最後まで読んでくださりありがとうございます。

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