愛知県春日井市で、こどもの英語学習のお悩み相談をお受けしています。
知ってた?子どもに英語を教えることの怖〜い弊害
という、ちょっとビビッてしまいそうなタイトルの記事を知り合いがFBでシェアしていて、
思うことがあったので書いてみますね。
中身を読んでみるとそんなに怖~いことが書いてあるわけではなくて・・・
アイキャッチの為のタイトルですね。
母国語の大切さ、幼少期からの詰め込み英語教育への警鐘ですね。
わたしが注目したのは以下のラインを引いた部分
以下記事から引用
「移民の多いカナダ トロント大学の教授、ジム・カミンズ教授の研究によると、母語の熟達度によって第2言語の伸びを予測することができるといいます。
たとえば、母語で「時間の概念」を理解できていれば、英語で時刻を言えるようになるのは容易であるように、*1母語で概念を理解していることについて、それを表現するための言葉を学習することは簡単です。
さらに第2言語の習得のみならず、母語はその後の発達における重要な土台となります。幼児期に*2母語である日本語を疎かにして、英語を教え込むことの危険性は次のように指摘されています。」
この部分以外でも興味深いことが書いてあるので、ぜひ全文読んでみて下さいね。
ちなみに私とこのサイトとは一切関係はありません
ではでは私の個人的解釈ですが。。。
*1 日本に住んでいて両親が日本人の人にとって、母国語は日本語です。
と言うことで、やはり物事を考えたり理解、認識したりするのは日本語なんですね。
英語脳を作るために英語で考えたほうがよい、という論もありますが、これは英語を話す時のことで、これとはまた少し違うレベルの話になります。
日本語で理解できていないことを他言語で表現することは難しいのです。
私はな何度ホームステイや留学中にこれを実感したことか
それがこの記事を書くことにした理由の一つなんですがね。
これは英語に限ったことではないですよね。
算数だって、国語だって、他の教科だって、日本語が理解できないと理解することができません。テストの文章題、先生の言っていることが理解できないと応えることができません。
だから日本語を大事にしましょう。
って話ですね。
昨日も「算数がすきだ、国語さいあく~!」と言っていた長男に上記のことを説明したばかり。
*2 これは*1の流れからすると、幼児期に英語を教えるのは良くない!という強硬論になりがちなんですが、よ~く読んで下さいね。母語を疎かにして、教え込むのは良くない、という書き方をしてあります。
わたしが提案している、幼少期からの英語の歌や物語CDの聞き流しはここには当てはまりません。これは教え込むには当たらず、音声やリズムを耳&脳に刻んで、聞き取る芽を育てているからです。
おうち英語で幼少期からバリバリ英語を話せる子にしたいと張り切るお母さんが陥りがちなのが、絵本もDVDも音楽CDも、会話もみーんな英語のものにしてしまうというもの。
↑これが教え込むに足を一歩踏み入れた状態かなぁ・・・
ただね・・・
何の為のバイリンガル教育かよく考えてみましょう
英語を操れる人に育ったわが子のその先を。
ただ英語を話せるだけでよいのでしょうか?
違いますよね。日本にいても、ましてや世界に出ても、英語を話している相手にとっては英語を話すことができる日本人なのです。
英語を話せると言うことは、いろんな可能性が日本語だけしか分からない人よりも広がるけれども、英語を話せるからと言って、人間的にすごいわけではないし、母語でしっかり様々なことを理解し、それを表現できてこそ、英語話者としてもメリットがあるのではないでしょうか?
母語を大切にする点においても、日本人としての概念、思考などを育てるためにも
日本の歌やお話、文化に触れさせてあげることもとっても大事です。
がんばりすぎないで、生活の中の一部に英語を取り入れるだけでも十分芽は育ちますよ。
取り入れ方や何の為のバイリンガル教育?については、また後日。
こんなこと知りたいな、というリクエストもどうぞ
なんていう、
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