
夜、次男(年長)と一緒にお風呂に入っていると、外から雨粒が水面をたたく音が聞こえてきました。
「雨が降ってるね。」
と言う次男に、
「そうだねぇ、どんな音がする?」
とたずねると、次男は耳をすまして音を聴き、
「"ポトン、ポトン"ってする。」
と答えてくれました。
そこで、浴槽の中の水を手にためて水面に落とし、次に固い浴槽の縁に落として音を聴かせました。
「どちらの音に似ている?」
と推理物のアニメや人形劇が大好きな次男に質問しました。すると、次男は
「水に落ちる音!ということは...」
と言いながら湯船の中で立ち上がり、芝居がかって
「屋根がこうなって」
とペンギンのように手先を下に向け
「先から雨が落ちて、そこに水たまりがあるんじゃないかなぁ。」
と興奮して教えてくれました。
次男の”発見”に立ち会うことができて、うれしく思いました。