【身近な問題:種の特定は難しい】 | 市原市「マナビオ」のブログ

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マナビオは、課題に適した「考える方法」を学び「自ら考えること」を習慣に。自分の考えを「他者に分かり易く伝える力」「自分で考える」「人に伝える」「手を使う」をキーワードに、「自ら考える力・言葉にする力」を育むプログラムでお待ちしています。


ヒガシニホントカゲ?

 伊豆半島の修善寺で見かけたトカゲです。体の表面は、たるみなくツルンとして、尻尾の先まで赤っぽく見えます。何かエサを食べた直後なのか、胴が太いです。


 ネットにある画像と比較するとニホントカゲのようですが、伊豆半島には、よく似たオカダトカゲという別種が生息しているようです。両者の違いは、胴回りの鱗の数(体鱗列数)が1列違うだけだそうです。そして、ニホントカゲの方も最近の研究では、ニシニホントカゲとヒガシニホントカゲに分類されたそうです。(違いは、鼻の上の鱗の並び方だそうです。)


 ブログ記事を書いていると

「身近な生物にもかかわらず種の特定ができない。」

ということを度々経験します。メダカやタンポポ、ダンゴムシなどにも全く同じことが言えます。


 この事実を知ると、人間の行為によって「種が絶滅する」ことの罪深さが分かりますね。