
伊豆半島の修善寺で見かけたトカゲです。体の表面は、たるみなくツルンとして、尻尾の先まで赤っぽく見えます。何かエサを食べた直後なのか、胴が太いです。
ネットにある画像と比較するとニホントカゲのようですが、伊豆半島には、よく似たオカダトカゲという別種が生息しているようです。両者の違いは、胴回りの鱗の数(体鱗列数)が1列違うだけだそうです。そして、ニホントカゲの方も最近の研究では、ニシニホントカゲとヒガシニホントカゲに分類されたそうです。(違いは、鼻の上の鱗の並び方だそうです。)
ブログ記事を書いていると
「身近な生物にもかかわらず種の特定ができない。」
ということを度々経験します。メダカやタンポポ、ダンゴムシなどにも全く同じことが言えます。
この事実を知ると、人間の行為によって「種が絶滅する」ことの罪深さが分かりますね。