
マナビオでは、能動的な学習習慣を身につけて欲しいと願っています。
例えば、わくわく文庫を読んだ後に書く要約は、回数を重ねるうちに、だんだん上手くなっていきます。そして、時間の使い方も上手くなっていきます。生徒達は、自分の音読スピードで読める量と必要な時間を把握しています。そして、要約に必要な時間数も分かるようになると、次第に、要約を400字ピッタリに納めようとして「1マス余った!」などと嘆くようになります(笑)。
本人は意識していないかもしれませんが、このような"自己をコントロール"するような改良(?)は、教えたわけではありません。マナビオで指導するのは、「時間内に書き上げた文章の意味が、読み手に伝わるか?」だけです。この問いを投げかけ続けると、生徒達は自然と目的に沿った改良を自主的に行うようになります。
これが、能動的な学習の効果だと思います。