【身近な問題:今日のGoogleのロゴ】 | 市原市「マナビオ」のブログ

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 今日(4/15)のGoogleのロゴは、スイスの数学者、レオンハルト・オイラー生誕306周年を記念したデザインです。


 赤い丸の中の絵、何だかご存じありますか?  


 これ、ケーニヒスベルクの問題といいます。河で分断された町に橋が7本かかっていて、全ての橋を渡って元の場所に戻ってこれるでしょうか?但し、同じ橋を2回渡ってはいけません。  


 左側が地図、そして右側がオイラーが問題を説明する為に書いた模式図です。丸は、4つの領域、線が橋を意味します。(この問題は、一筆書きできる図形を判定するロジックになっています。)


 さて、この問題の使いどころですが、算数の授業の息抜きにやらせると、学年不問でもり上がります。算数が得意も不得意も関係ありません。皆、ただひたすら、解を探します(笑)。  この問題、解は「できない」です。生徒達は、解を探す楽しさと、「できない」ことの証明の難しさを学ぶことになります。