今年は暖冬とよく耳にしますが、やっぱり冬はヒンヤリしていますよね。

手足の冷えやお腹の冷えが気になる季節です。

寒くないように重ね着したり、マフラーや手袋をしたり、コタツの中に入ったり…
外側から暖めることは簡単に思いつきますが、

体の内側から温めるには何がベストなのかと疑問に感じていたこの頃、

富川美栄先生の『かんたん薬膳「冬の冷え対策」』を受講させていただきました

「薬膳」と聞くと、
苦そう？味が薄そう？簡単に作れなさそう？と思いませんか？

しかし、先生が教えてくださったレシピは、簡単においしく薬膳を実践できます。
育児や仕事に忙しい方でも簡単にできるレシピを教えてくれるんです

そもそも「薬膳」とは、東洋医学における「予防」の概念に深く関わるものです。

西洋医学では、定期健診を行って、病気を早期発見しましょう、という考えですが、
東洋医学では、健康に過ごすために食べ物の力を借りて病気を予防しましょう、という考えです。

これは、聞いたことがある方も多いでしょう「予防医学」の考えなんです

そんな歴史ある予防医学の「薬膳」は、中国の伝統的な医学の考え方が根底にあるそうです。
“自然現象は二つの相反するもので成り立っている”や“人間は自然とともに生きている”などの考えです。
想像よりすんなりと受け入れられる考え方でした

また、人の体には「気」「血」「津液（しんえき）」の3つが存在するという考えで、それぞれ、生命のエネルギー、血液、その他体液を示します。
「気」という考え方も、心のエネルギーと考えるとすんなり受け入れられますね

さて、薬膳では、食材のもつ性質や効能を用いて、病気や体の不調を予防・改善していきます。

たとえば、食材のもつ性質では、唐辛子のようにカラダを熱くするものから、スイカのようにカラダを冷ますものまで、

食材がカラダにもたらす温度変化で、今何を食べるといいか考えることが出来ます。
また、食材の効能も様々です。先ほど記した「気」「血」や臓器にどんな作用をもたらすかで分類されており、何を食べるべきかが分かります。

食材にはそれぞれ薬のような作用があるので（たとえば鎮静作用）、どの食材がどれにあたるか知っておくと便利ですね

今回のセミナーでは特に「冬の冷え」を予防改善する食材について教わりました。

食材の性質として、体を温めるものを食べることや、気を補う食材を食べること、血液の流れを良くする食材を食べることなどなど、

教えてもらった食材やレシピで簡単に冬の冷えに対処が出来そう
なにより、おいしそうでした…

特に私は「生姜ごはん」がお気に入りです

また、このセミナーはお子様連れ歓迎で、
育児中の方やお孫さんのいらっしゃる方歓迎です。
お子様も食べられる薬膳レシピを学ぶことができます。
私が参加した際も、2歳のお子様と楽しくかつ真剣に学ぶことができましたよ
もちろん、しっかり学びたい方にもお勧めです

季節に合った簡単おいしい薬膳が学べます
「食事に気を使いたい」「毎日のご飯で不調を改善・予防したい」「薬膳が気になる」などなど、

ご興味のある方はぜひ参加してみてください！

冬の冷えにかんたん薬膳♪