サピエンス全史を読み始め、2章を読み終えたところなのだが、おもしろい。だが、時間がかかる。
流し読みはしたくないので、時間はかけたい。

3冊(上下で計6冊)このペースで読んでいてはいつ終わるかわからないので、世界史通史も並行して始めることにした。

そこで、参考にしたのが「読書の技法」(佐藤優 著)である。

佐藤優さんは、わたしが好きですごいと思う人の一人。

 

佐藤優さんが「読書の技法」の中で読書の仕方や本の紹介をされているが、数年前それを見たとき、レベルが高すぎて私が参考にできるものではなかった。ただ、「すごいなあ、かっこいいなあ」と思った。

 

それを再度見てみました。世界史の基礎知識習得(知識欠損部分穴埋め)の部分を。

「読書の技法」

 第2部 何を読めばいいか 
 第5章 教科書と学習参考書を使いこなす

  ーーまずは高校レベルの知識を基礎知識の基本と考えればよい。

    このレベルの基礎力さえあれば、

    教養書はもとより標準的な学術書ならば消化できるはずだ。

 

  ーー高校レベルの教科書と学習参考書を活用することをすすめる。(具体例)

 

  1,教科書『諸説 世界史』(山川出版)の理解①,②を並行してする)
    ①「世界史探求 授業の実況中継」4巻(青木裕司著)を通読

      →教科書読んだだけでは記憶できない為

    ②「書き込み教科書 諸説世界史」(山川出版)に書き込む

      →単純な力仕事だがこれで知識が身体を通して身につく

 

  2,世界史の骨組みとなる基礎知識を定着(①,②を並行してする)
    ①「ナビゲータ世界史B」(山川出版)を通読
    ②「30日完成スピードマスター世界史問題集」(山川出版)

 

  3,各国史、地域史を把握、総合問題
    ①「新版 各国別世界史ノート」(山川出版)

    ②*「世界史B 世界史問題集 新課程」(山川出版)
    ↑これは2025年だと「世界史探求マスター問題集」か?

    ③「関関同立大世界史 」(河合塾シリーズ) 

  

  4,教科書「諸説世界史」の深堀

    「詳説世界史研究」(山川出版)の精読

 

(「読書の技法」は2012年出版だが、ここでは2025年版の参考書名称に書き換えたので本文中の表記と若干名称が違う)

 

高校教科書レベルを習得するのに、これだけの手順が示されていた。

全てできるかはわからないが、まず1の「授業の実況中継」と「書き込み教科書」を進めることにした。