作業療法士を目指している学生へ
精神科への臨床実習へいく学生や看護師、興味がある理学療法士へ
質問があったのでまとめました回
Q
「悩んでる人がいて話を聞いたり少し協力していたりすると
本人以上に考えてしまい、自分が出来る限りのことをしたいと思い行動することが多いです。
自分のしたことで相手が悪化することなどあると怖くて仕方ないでしょう。力になりたいと考えすぎて常に考えてしまいそうです。」
A
自分ができるかぎりのことを相手にするのは一般的にそうですよ。自分の心身の健康が第一です。
それは精神科でも身障でも同じことです(^ ^)
それ以上やるとバーンアウト(燃え尽き症候群)になっちゃいますし。
医療職って精神疲労が多くて、よく看護師さんとか夜勤続きで寝られなくなったり、患者さんのことが気になって(ちゃんとケアできてるのかな?)と感じてしまい、睡眠薬のんだりうつになりやすかったりしますよ。私の知り合いでも多いです。
対策としては、
①自分の限界を知ること(相手に取れる時間、提供できる知識の幅、体力、相手に言われたら嫌なこと、好きなことなど)→自分のことはちゃんと知っていますか?
また、その対策やプランはありますか?
②自分のやったことを記録する(年、月、週に分けて自分ができたことを客観的に見る)→主観的だと、感情論になってしまうので、あれがだめだった、これはよくなかったかな、とか考えてしまいがちになります。なので、一歩自分を引いて見るクセをつけます。これをメタ認知といいます。精神医学や心理用語でこういいます。
心理教育は、患者さん用。ではなく、
自分がまずやってみることからはじめたほうが良いかと思います。
知らないのなら自分で試してみてからをオススメします。
身障でもオスキーはありましたか?
学生同士で患者さん役とセラピスト役で評価、治療をやりますよね。それと同じ感覚です。
まとめ
自分の体調管理が大事。
余ったパワーで患者さんを支える。