コンパス代表の真部哲治(まなべてつはる)です。
言葉は経験や想像力の影響を受ける、についてお話したいと思います。
先日、クリニックで私,看護師と事務さんで野球選手とSNSについて話しをしていました。看護師さんが「番長はXのフォロワー少ないよね」と言った時。私は「え、フォロワー数30万ぐらいはいるよ」と返しました。
看護師さんは、横浜ベイスターズの三浦大輔監督(ハマの番長)のことを話していて、私は清原和博のことを想像していました。なお、事務さんは、ハマの番長と理解していました。
このように、同じ番長でも、聞き手によって受け取る意味が変わってきます。
これは、少し強引かもしれませんが(ブログねたにするため😅)療育の場でも同じ事がいえるかもしれません。
では、どうすれば伝わったのでしょうか。
1つは、より具体的を高める
もう1つは、視覚情報を添える
です。
まず、具体性を高めるですが、
番長だけでなく、「ハマの番長」なら私にも伝わったと思います。
もう1つの視覚情報を添えるですが、三浦大輔監督の写真があれば、伝わったと思います。
もう1つクリニックでの事例を出すと、カンファレンス中に発達支援の話しをしている時に、私はASDを自閉スペクトラム症の意味で使っていたのですが、小児循環器が専門だった私の父(名誉院長は)主要な心奇形の1つである心房中隔欠損症という病気を
想像して噛み合わなかったということがありました。
ある程度の理解力があると考えているお子様で言葉が伝わらないなと思うときは、
言葉のかけ方を工夫してみると伝わるかもしれません。
・より具体的に伝える
・絵や写真など視覚情報を添える
少しでも参考になれば幸いです。