マナベヴァイオリン工房 -23ページ目

NAWASHIRO PROJECT

本日ベーシスト松永誠剛さんが工房にいらして伺った彼の活動に感銘を受け、より多くの人に賛同していただけたらと思い、その活動をご紹介します。

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NAWASHIRO PROJECT


What's "NAWASHIRO PROJECT"?

楽器を持っている時間はきっと、人を殴る事も、
麻薬に手を出す事も、武器を持つ必要もない


Asian Cape Connectionでは、2010年6月[a.s.k]南アフリカツアーの際、いまだアパルトヘイトの名残が残るヨハネスブルグの旧黒人居住区[SOWETO]の子ども達のもとを訪ね、トランペットやピアニカなど、日本で集めてきた楽器を手渡し、ワークショップを行うという活動を始めました。
麻薬や犯罪に手を染める前に音楽に触れる喜びを味わってもらいたい。
ただ楽器を送ってしまえば終わりというわけではなく、 日本からの送り手と、その楽器を受け取った相手のあいだに、 「楽器を手渡す」と云う行為を通して生まれる様々な形のコミュニケーションこそが お互いが持つ意識上での格差をなくして理解を深め合うきっかけになり、 それが平和への第一歩に繋がって行くと信じています。
この活動を「NAWASHIRO(=苗代) Project」と名付けました。 種を植えて、苗になるまで見守る。 
10年後の2020年、自分が手渡した楽器を持った、SOWETO出身のミュージシャンと一緒に演奏する日を待ちながら。 かつてスラムと呼ばれたSOWETOは現在、大きな可能性を持って発展しています。
この活動がアフリカの子供たちの豊かな未来をもたらす第一歩になる事を、そして世界各地に存在するスラムの新たな可能性を拓くモデルとなる事を願ってます。
一人で出来る事は限られてますが、この活動に」賛同してくださる皆様と一緒に、この小さな苗を少しずつ大きな木に育てていけたら幸いです。


Asian Cape Connection

NAWASHIRO PROJECT2010→2011年2月より、日本と南アフリカで集まったスタッフ有志、主旨に賛同してくれたアーティスト達の参加によりプロジェクトがスタート。
SOWETOへ持って行く楽器を集める事、それらを運ぶ為の費用を集める2つの目的のためコンサート、個展が開催されました。

【これまでに開催された賛同コンサート・個展】
(必要経費以外を除いた収益金を基金に寄付。絵画の売り上げも含む)
◎セバスティアン・カプテイン・トリオ(福岡・東京/3月)◎Musix沖縄音楽祭(沖縄/3月)
◎中村嘉宏個展(福岡/4~5月)◎ナターシャ・パタマポン・グループ(福岡・沖縄/5月)
◎Saara Trio(福岡/5月)◎a.s.k日本ツアー(東京・福岡・沖縄/9月)

【寄贈楽器数】2010年11月現在
サックス2本(テナー/アルト)、トランペット2本、ピッコロフルート1本、フルート1本、トロンボーン2本、ピアニカ9本、ハーモニカ26本、リコーダー7本、
「2006年6月、手渡し後の楽器の現状」
現在、楽器はすべてSOWETOでのプロジェクトスタッフ、タイニー・モディセの家で管理されています。コミュニティセンターのような場所を持てるように彼女たちも準備していますが、現段階では、SOWETO内にある既存の施設を利用して、楽器の管理、ワークショップの活動を行っています。
2011年6月中旬SOWETOにてワークショップ開催予定。


そしてこの度NAWASHIRO PROJECT主催イベント「音楽のある休日」

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「音楽のある休日」

レミ・パノシアン・トリオ@SHIKIORI

2011年2月5日(土)~2月6日(日)

レミ・パノシアン・トリオ
Concert for NAWASHIRO PROJECT
開場17:00 開演18:00 前売4000円 当日4500円

日本家屋に広がる、フランス発、新時代のピアノ・トリオサウンドを是非お楽しみ下さい☆

[本公演の収益金は南アフリカの子どもに楽器を届けるNAWASHIRO PROJECTの援助金となります。]




ヴァイオリンが出来るまで 〜その1〜

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これがヴァイオリンの型です

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ヴァイオリンの底面で楓を使用します
この美しい曲線もノミやカンナを使い削っていく大変繊細で根気のいる作業です

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表の曲線に合わせながら裏面もこうして削っていきます

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う~ん 気が遠くなるような作業

つづく

鷲見恵理子 ファビアーノ・カサノーヴァ デュオ リサイタル

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2011年2月2日(水) 19:00開演 18:30開場 

あいれふホール (福岡)

入場料 / 3,500円 [全席自由]



鷲見 恵理子 (ヴァイオリン)   ファビアーノ・カサノーヴァ (ピアノ)



《プログラム》
ベートーヴェン:ヴァイオリンとピアノの為のソナタ 第一番 ニ長調 Op.12
ドビュッシー:ヴァイオリンとピアノの為のソナタ ト短調
ラヴェル:ツィガーヌ
etc.

鷲見 恵理子 Sumi Eriko

東京に生まれる。祖父鷲見三郎氏は日本ヴァイオリン界の発展に大きく貢献した名教師。
両親もヴァイオリニストという文字通りヴァイオリン一家に育つ。
3歳から祖父、両親より正式にヴァイオリンを学ぶ。

1982年 田園調布雙葉小学校に入学、1988年 田園調布雙葉中学校に入学。 
1989年10月、中学校2年生で渡米し、ジュリアード音楽院プレカレッジとプロフェッショナル・チルドレン・スクールに入学。
1991年、ロングアイランドのヤング・アーティスト・コンクールで第2位を獲得。
1994年、ジュリアード音楽院に入学し、ドロシー・ディレイ、 室内楽をパールマンとの共演で名高いサミュエル・サンダース各氏に師事。
同年、イタリアでヴァイオリニストの登竜門であるミケランジェロ・アバド国際音楽コンクールにて優勝。
1995年カーネギー・ホールにてニューヨーク・デビューリサイタルを開催。

鷲見恵理子オフィシャルサイト

Fabiano Casanova ファビアーノ カサノーヴァ

イタリア・ローマに生まれる。ミラノ国立ヴェルディ音楽院でピアノをO.ミラーノ氏に師事、1994年同学院を最高点で終了し、ディプロマ取得。同時に優秀者に与えられる特別賞も受賞。
世界各地のマスタークラスで、P.バドゥラ=スコダ、A.ロンクィッヒ、B.エンゲラー、E.ヴィルサラーゼ各氏の指導を受ける。またベルガモ聖チェチーリア音楽院とローマのアーツアカデミーにおいてK.ボギーノ氏に師事し研鑽を積む。イタリア国内外のピアノコンクールで数々の賞を受賞し、2000年の”シャビット インスピレーション国際ピアノコンクール”(カザフスタン・アスタナ)においては”Grand Prix"も受賞した。これまでに1996年京都国際音楽祭での招待演奏やヨーロッパの名誉ある演奏会に多数出演。2006年10月ローマ交響楽団との競演においては評論家からも高く評価され2007年5月にはミラノ国立ヴェルディ音楽院のサーラ・ヴェルディにデビューを果たし絶讃を博す。国内ではベオグラード、シドニー、ストックホルムなど世界各地に演奏の場を広げている。

今回のこのイベントのすごいところが、な!なんと!

プライベートレッスンがあるんです!

ヨーロッパを中心に世界で活躍している演奏家から実際にレッスンが受けられる機会なんてなかなかないですよね!
今回の来日は日本とイタリアの交流もかねており是非この機会をお見逃しなく!

またレッスン枠も後わずからしいのでお早めに!

日時:2011年2月3日(木)、4日(金)両日とも13:00~18:00
会場:①ヴァイオリンレッスン
    ヤマハサロン
    福岡市博多区博多駅前2-11-4 ヤマハビルB1
JR博多駅より徒歩4分(ホテル日光福岡そば)
    電話0120-753-808
   ②ピアノレッスン
    ファイネストピアノ福岡
    福岡市中央区赤坂2-4-5 シャトレけやき通り2F
    電話092-712-7702

対象:初心者から大人の方まで
定員:各日5枠程度
受講料:20,000円(1枠約60分)
備考:曲目は自由(例えば”ソナタ1楽章のみ”でも可能です)
   暗譜はしていなくても、練習中の曲でもかまいません。
   楽譜は2部お持ちください。

お問い合わせ:籐(とう)
       TEL/FAX 092-841-4175
       携帯 080-2706-2979
       E-mail glicine10@hotmail.co.jp

当工房にもフライヤー&プライベートレッスンの申込書があります☆