最近、ばあーちゃんが体調を崩して入院したと
姉から聞いた
状況を詳しく知らないままいた私は
心配で不安だった
もしこのまま会えずにいたらどうしよう
地元に帰省した時に母とお見舞いに行った
私の知っているニコニコの柔らかい表情の
ばーちゃんの姿はなく
力が抜けたように車椅子に座っていた
あれ?こんなにばーちゃんって小さかったけ?
と思うくらい筋肉がなくなっていて
足も腕も細くなっていた
落ち込んだ
もっと元気なうちにばーちゃんにたくさん
あっておしゃべりしておけばよかった
ずっと生きているわけじゃないのに
人は年老いていつかはお別れしなきゃいけない時が来るとわかっているのに
もう一度ばーちゃんに元気を取り戻して欲しくて
「リハビリを頑張って歩けるようになったら、家に帰れるよ!」
「少しずつでもいいからリハビリ頑張ろ!」
と応援の言葉をかけた
けどその日のばーちゃんはもう歩くのを諦めたようなネガティブな言葉ばかり口にしていた
翌日、今度は姉とお見舞いに行くと昨日より少し明るい表情だった。
息切れするくらい昨日よりもおしゃべりしていた
ばーちゃんに
「あなたに昨日頑張ってって言われたから
歩ける気がして今日のリハビリで立ち上がってみたら一歩歩けるようになったよ。だけら、私は今日は嬉しい」
その言葉を聞いて心底嬉しかった
また元気な姿のばーちゃんを見れるかもしれない
私の応援で誰かにやる気や前向きな考えを持ってもらえるなんて
嬉しかった
幼い頃よくハグしてくれたばーちゃん
今度会った時は私からばーちゃんにハグしよう
少しでも私の元気を分けれるように