キッチンやバスなど設備機器を交換する場合は、リフォームのプランニングの打ち合わせ時にサイズや位置、スタイルの希望を述べておきましょう。キッチンの場合、最初に決めておきたいのは間取りにも影響するサイズと対面型などのスタイル。システムキッチンの間口サイズは15cm刻みぐらいで選べますが、どの程度のサイズが使用可能か、位置変更はできるかなど、設計担当者に聞いて決めましょう。扉や天板の素材、水栓、食器洗い乾燥機などの機器については基本的な間取りが決まってからでも大丈夫ですが、費用に影響してくるので工事に着手するまでにはすべて決めましょう。とくに扉材のグレードは費用に大きく響きます。システムキッチンを選ばず、造作工事でオリジナルのキッチンをつくる方法もあります。こちらはよりきめ細かくサイズの設定や素材の選択ができます。オリジナル造作はリフォーム会社によって、できる場合とできない場合があるので、事前に確認しておきましょう。バスに関してもサイズを変える場合は、最初に決めておく必要があります。システムバスの場合は、1坪や0.75坪などの規格がありますが、特注でサイズを決めることも可能です。バスについても造作が可能で、対応している会社なら板張りの壁や、タイル張りの床にするなど好みで素材を選べます。洗面化粧台も洗面室の広さとの兼ね合いでサイズを決めておきましょう。既製品はサイズが規格化されていて、幅60cm程度からあります。洗面ボウルを選んで、カウンターは好きなデザインで造作することも可能です。