※ 写真は疲れて寝ているだけです笑
アビーさん
昨日は余命1ヶ月宣告からの
二週間ぶりに
大きな病院に通院でした。
正直、二週間後に来ることは
もう出来ないと思ってました。
でも、自分の足でしっかりと
歩いてまた来れた。
それだけで本当に最高に幸せ。
アビーは本当に凄いな。。
病院のロビーに着くなり
色々思い出してしまったのか
キューキュー鳴き出すアビー
大丈夫だよ、もう怖い検査も
寂しい入院もしないからね。
一緒に帰るからね。
そう話しかけながら
ずっと抱っこして
身体をさすっていました。
診察室に通されると
再びギャン鳴き(･･;)
もう薬での緩和ケアしか
出来ないので
問診で薬の量の調整と
神経と血液の検査のみ。
問診の際は二週間の間に
起きた出来事を
時系列で総て記録したメモを
先生に手渡しました。
アビーがてんかんを
起こし始めてから
必ずこうしています。
てんかん発作も動画で撮影して
先生に見せられるようにしています。
これは本当に大切です。
さすがに3時間以上の発作は
私も精神壊れて
撮影出来なかったけど(･_･;
記録に残して
提出することで治療が
本当にスムーズに
進められますし
言葉で説明するには
混乱していたりして
なかなか適切には
伝えられないのですが
メモに記録していると
病院の先生と一緒に
メモを見ながらひとつひとつ
解決していけるので
本当に大切です。
てんかん発作を動画に撮るのは
本当に辛くて泣いてしまいますが
アビーはこの動画を
撮っていたおかげで
最初の発作時
直ぐにお薬が決められて
落ち着かせることが出来ました。
今回も記録メモを読みながら
先生と相談。
先生は、3時間半の発作
アビーちゃん
本当によく耐えたね
頑張ったねと
頭を撫でてくれました。
神経の検査は人間でいう
脚気の検査のようなもの。
手足の反応を見ます。
前回の大発作から一時右半身が
麻痺して歩けなかったし
奇跡的に歩けるようになった今も
右後ろ足だけ
突っ張ってる感じがあるので
かなり悪くなってるかと
覚悟してましたが
思ったより悪くないとの結果
大量のステロイド剤を
服用しているので
副作用で内臓悪くなってるかもと
先生は言っていたけど
血液検査は総て正常値でした。
本当に、、、
脳以外は健康優良児。。
だから悔しい。
でも、もうそんなこと
考えたって仕方ないよね。
考えても悲しいだけだから
もう考えないようにしなきゃ。
ステロイドの副作用で
食欲が半端なく
食べても食べても
ごはん欲しがるし
食糞もしてしまう。
おやつをあげる時
かなりの力で
食いついてくるから
噛まれてしまう。
散歩中も道に落ちてる
ありとあらゆるものを
片っ端から口に入れてしまう。
しかも口に手を突っ込んでも
返してくれない。
家の中にあるものも
今まで気にしなかったものを
気にするようになってきた。
電気コードとか噛んだり。。
前はしなかった行動を
することが目立ってきた。
これはきっと脳腫瘍が
進行しているからだと思う。
理性が効かなくなってきていて
だんだんアビーが
アビーじゃなくなっていくような
壊れてしまうような
不安や悲しみ…
でも、どんな姿だって
アビーはアビー
ずっと大事なアビー
噛まれてもいいよ
指の一本でも二本でも
幾らだってくれてやるさ。
生きていてくれるなら
なんだってくれてやる。
食欲はステロイド剤の量を
調整すれば
多少落ち着くかもとの話なので
今まで飲んでた2錠から1.5錠に
減らしてもらいました。
逆にてんかんのお薬を
増やしてもらいました。
もう大きな発作は
起こさせたくない。
最期の瞬間を
発作で終わらせないように
しましょう。
先生がそう言ってくれて
本当に心強かった。
もうそれだけ。
それに尽きます。
どうか、それだけは。
穏やかに。
次回の通院日は
1ヶ月後。
元気にまた来てねと
先生と約束したアビー
1日1日が当たり前でなく
奇跡の1日です。
大切にしようね、アビー。