私が3歳の時に両親が離婚し


幼い私と兄2人


兄妹の親権は母へ


母はヒステリックで私を殴る蹴る


そしてギャンブル依存



裕福なはずもなく行きたい学校にもいけない。


お父さんのところに行っていたら


どれだけ幸せだったろう。


お父さん迎えにきてくれないかな…


私が結婚した時


子供が産まれた時


お父さんに会わせたいな…。


でも、私は母から父の再婚を聞かされていたので


父の邪魔はしてはならないと


探さなかった。


それから何十年も時は過ぎ


私は父の死を知る。


仕事中の事故だった。


もう息もしていない冷たい父




「やっと会えたね」




やっとの思いで出た私の言葉



お父さん… 



お父さん…



会いたかったよ



今も会いたいよ



会いたくてしょうがない



毎日寝る前に



夢に出てきてね



そう願い眠りにつく



お父さん



私はお父さんに愛されていたんだね



ずっとずっと思っていてくれたんだね。



この名前もお父さんが考えてくれたんだね



後から知ることが沢山。 



お父さん



何度呼んでもお父さんはもういない



お父さん、私がそちらへ逝くとき



必ず迎えにきてね



お父さん私はまだ泣いてしまうよ



会いたくて会いたくて



抱きしめてほしくて寂しくて



心は全く癒えない



この辛い気持ちどうしたらいいのか



まだわからないの。



お父さんに会いたくて。



料理を作るたび思う 



お父さんに食べさせてあげたかったな



お父さんに沢山料理を作って届けたかったな



子供達を抱かせたかったな



何をどう考えても



どうしようもないとわかっていても考えてしまう



お父さんに会いたい



ただそれだけ