1ヶ月以上空いてしまいましたね、
みなさま、お元気ですか?
私の方は、身体はほぼ元気、ですが、
更年期のような症状がはじまってしまったみたいです、、
そして、有名な方々の訃報が相次ぎ、気持ち的にも落ち込みましたし、
心が落ち着かなかったりする日々を過ごしていました。
家人の仕事の手伝いもあったりして、忙しい日々を過ごしているうちに、あっという間に1ヶ月経ち、
今日から10月だなんて。。
さて、是非シェアしたかった、先日参加したイベントと、
主催者である樋口さんをご紹介しておきたくて、
久々にブログを書くことにしました。
参加させていただいたイベントは、いのちの落語
主催の樋口さんご自身も、先輩サバイバー
しかも、希少な肺小細胞がんで、5年生存率の数字がない、と絶望的なことを言われたんだとか。
樋口さんを知ったのは、4年前の秋に名古屋で開催された、がん治っちゃったよ!全員集合という、患者のためのイベントでした。
7月の術後から数えて3〜4ヶ月後のことでした。
名古屋は、高校の仲良し同級生が住んでいる場所であり、罹患してこのブログを初めたときにお互いにフォローしあい、励ましあったお仲間さんも住んでいる場所。
この先、どうやって生きていこう、、と不安だった私が、このイベントに参加を決めるのに、そんなに時間はかかりませんでした。
(私は直腸を切除しているので、術後から現在に至るまで、ずーーっとちょっとした排便障害がありますが、新幹線なら安心、というのも後押しになりました)
名古屋在住のお仲間さんと初対面をはたし、一緒に参加した会では、とても元気をもらえ、
特に樋口さんの落語では、ゲラゲラ笑わせてもらいました。
こんなに仲間がいるんだなぁ〜と、励まされたのを覚えています。
入院していたときは、2020年の東京オリンピック開催が決定したころで、テレビではその話題が盛んでしたが、
当時の私は、東京オリンピックなんて、見れないんだ、、と思っていました。
今の私は、見れる気しかないですよ〜!
嬉しいことに、こんなに気持ちって変わるんですね、
それでもやはり、訃報を目にすると、気持ちが落ち込むのは、みな、仕方のないことですよね、
樋口さんの話に戻ります。
イベントの後、私がかかっている病院のチャリティイベントで樋口さんが落語を披露してくださる機会もありました。
その時の落語は、ドクターと患者のやり取り!
皮肉った内容は、私達はゲラゲラ笑えるものの、先生たちはどう思うかな〜?とちょっとヒヤヒヤしちゃったくらいですが、それをがん専門病院で披露しちゃう樋口さん、ますますファンになりました。
今回参加させていただいた、いのちの落語 は、がん患者とその家族のみの、ご招待制イベント。
今回はじめて申込みに間に合い、参加させていただけました。
ご招待制なのに、こんなにすてきなご案内状が届き、さらに、とっても素敵な会場でびっくりしました。
会場代だって、かなりかかるんじゃないだろうか。。ご招待だなんて、申し訳ないなぁ、という気持ちが少し湧き上がりました。
でも、この会を開いてくださること、それこそが、樋口さんの生きがいになっているのかな〜?!と、勝手に解釈させてもらいました。
そして、来年また逢いましょう!!と、みんなの希望になってくださっているんだと。
来年の約束なんてできない、だって生きてるかわからないし、、と思う人もいらっしゃるかも、だし、
最初にこの会のことを聞いたとき、私自身も、そう思いました。
が、来年、ここに行くんだ!と先に目標を作ること、それこそが、元気になるもと、ですよね!
代わりに。。といっちゃなんだけど、
樋口さんの著書を購入させていただいてきました。
今1冊目を読みおわったところですが、とっても良いです!!
命の車のハンドルは、自分がにぎる。
本当に、そう。
実はみんな、死に向かって生きているのに、
(だって、死亡率は100%だから)
なのに、そう思っている人は殆どいない。
自分には関係ない、と思っている人のほうが多いでしょう。
自然災害も、そう。
自分のところは大丈夫、って思ってしまいがち。
たくさんの訃報を目にする今日このごろ。
そして、がんというのは、やっぱり怖い病気であり、死に直結していると思われる病ではあるけれど、
カミングアウトしていないサバイバーさんも、実はたくさんいらっしゃって。
気持ちが落ちたときは、落ちまくっていい。
グダグダしていい。
落ち込みまくったら、
上がってこられる。
そして、その時、
あ、そうだ。サバイバーの先輩たちもたくさんいらっしゃるな〜って、
そっちの方に目を向けたら、希望の光が見える気がします。
先を走ってくれている先輩たちが、たくさんいる!ということを知っておくだけでも、元気の素になりますよね。
今回のイベントでは、はじめての試みとして、舞台にあがって、自分へ言葉をかけるというのがありました。
ちょっと手を挙げる勇気がなくて、遠慮しちゃったけど、
来年は、ぜひ、無事サバイバーになれました!と、報告したいです。
樋口さんのいのちの落語
お仲間さんで興味がある方がいらっしゃったら、来年の会でお逢いしましょうね!