昨日天国へ旅立ちました。
上皮扁平癌の再発でした。

神経麻痺で体が動かなくなり、
飲み込みも難しくなっても
意識だけはしっかりしており
苦しかった様です。


丁度一年前に保護した時から
中々治らない傷が耳にあった雪乃丞
下の写真は保護したばかりの頃

手術で右耳を取って3ヶ月後
顔の方に癌が拡がってしまいました。
悪性の癌でたちが悪いです、これ以上手術
も出来ず、抗がん剤も効きにくい癌
緩和ケアとなりました。
雪乃丞は人馴れ訓練中に散々
治療で人間不振
最後も私が近付くと必死で
逃げようとします。
ケアする事が雪のストレスと
なってしまいました。
これ以上の辛い思いはしないで
欲しいと、最初は自然にと
思いましたが、若く体力もあった雪は
中々逝くことができなさそうです。
獣医さんとじっくり相談し
安楽死を選びました。
下の写真は再発し始めた頃
術後3ヶ月でした。
何が正解か解りませんが
恐らく痛みや
その後やってくる飢えや渇き
から解放された事は間違いないと
思います。

家に来て一年、寒い北海道の冬、今年は
ストーブの前でぬくぬくできたね

仲良しのにゃんこもできました。

少しは良い時間を過ごせたかなぁ~雪乃丞

昨年勇払から保護した猫は8匹
一匹はツキネコさん経由で
里子へ、2匹はこの一年の間に腎不全で
天国へ、残ったのは4匹

北海道の野良猫は過酷です。
若い猫でも、たとえ元気そうに見えても
体のダメージは相当あるようです。

猫は適正頭数を室内飼いで!
決して捨てない。北海道の人は(特に年寄り)
本気で山や川に捨てようとするという
昭和の始めの様な価値観の人がまだ居ます。
そして安易に餌やりしない!

一匹でも雪乃丞の様に辛い
思いをしないで済む世の中に
なって欲しいものです。