『儚き島』第166話から
そう遠くない将来の「東アジア共同体」誕生を考える時、ASEANというエリアは日本にとって大きな意味を持つ。
TWCが到着したフィリピンを通じてその大きさを再見してみた。
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世界観光機関(WTO)資料によると、2000年の日本人海外旅行者約2470万人に対してASEANのシェアは15.5%で20.5%の米国に対して2位だった。
ところが、2002年にはASEANが米国を抜いて16.4%でトップに躍り出ている。
そのASEANで最も多く日本人を迎え入れているのがタイで、以下シンガポール、インドネシア、マレーシアと続き、フィリピンはここでも5番手。
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タイやシンガポール、インドネシアは訪問済みだが、僕はまだフィリピンを訪ねたことがない。
ASEANという多様な国家群全体への興味はその先々の国へと広がっていきそうだ。