先週の日曜日、友達とリバプールへ行ってきた。
マンチェスターからは、電車で西に向かって約1時間。そんなに遠くはない。
その日は、幸運にも快晴でお出かけ日和だった。
私たちは、町をなんとなーく歩き回り、お昼を食べ、ビートルズゆかりの地をまわり、美術館へ行ったりした。
いたって普通の観光だったが、今回の観光は違う「見どころ」があった。
というのも、一緒に行った友達が、フランス人のフラットメイトのローラ、スペイン人のカルメンとナリーア、ボスニア生まれスウェーデン育ちのイヴァだったからである。
まず時間感覚の違い。
国柄のせいでなく、個人の問題かもしれないが、ローラはいつも「遅れ気味」である。
前の日に「8時前に出発するからね!」と言っていたが、その朝7時半過ぎに私の部屋に来て「今起きたから8時に」と言い、結局8時10分ごろに出発した。
にもかかわらず、特に焦る様子も申し訳なさそうな感じもなく、堂々としているからあっぱれだ。
駅で他の3人とも合流し(そのときにナリーアとイヴァには、初めて会った)、リバプールへ向かった。
そして、電車の車内。
9時ごろというのもあって、車内はいたって静かだった。
にもかかわらず、大声でジョークを次から次へと繰り広げるカルメン。
そして、ジョークに大爆笑のスペイン人ナリーアとフランス人ローラ。
このうるささには、イギリス人もびっくりだ。
しかもそのジョークは英語でおこなわれていたので、彼らも理解はできたはずだが、彼らはきょとんとして、時折こちらをふりかえってみた。
そして、私はというと、これがWesternJokeなのか、やっぱりおもしろくない、と行く先を不安に思いつつ、喧噪のなか一人眠りについていた。
リバプールに着き、さっそく観光を開始した。
気付いたこと、写真。
私はどこかにいって写真をとりたがるというのは、日本人の特徴だと思っていた。
けれど、カルメン・ナリーアは写真が大好きだった。
いたるところ(何もないところででさえ)で写真を撮る。
しかも一枚でなく何枚も。そして、笑い、時には歌う。
初めは、私たちも楽しんでいたが、いっこうに前に進めず、先に進むローラと彼らの間にはいつも距離があった。
けれど、彼らはおかまいなし。「もういくから!」といって、もう一枚、さらにもう一枚。
しまいには、写真にあまり興味のないイヴァが「Jesus! まだやってんの、信じらんない」と言うほどまでに。
そんな愉快な私たち。
多少の気遣いはもちろんあるけれど、自分の意見は必ずもっている。
どこへ行きたいか、何を食べたいか。変に遠慮するのではなく、きちんと伝えたほうがお互いにとって良い。
そう改めて思った。
また、お互いの国のことを話す機会もあった。
特に印象的だったのは、ボスニア生まれのイヴァが言っていたこと。
「2歳までしかボスニアにはいなかったけれど、私の故郷はボスニア。今度、ボランティアをしにボスニアへ行くの、まだまだボスニアは貧しいから」
そんなイヴァには、「強さ」を感じた。
Greatな日曜日だった。