ネタバレ含みますので、ご注意ください。




「どうしよう・・・」
桃護「ごめん、まなちゃん。オレのせいで・・・」

イヤ、桃護さんのせいだけでは・・・一護ちゃんが主人公ちゃんを好きすぎるのも・・・www


譲二が励ましてくれる。

ジョージ~、タケちゃんさえいなければ、ジョージに行くのにwww


譲二「少し話聞いてもいいかな。話したくないことはそう言ってくれて構わないから」
「はい・・・」
譲二「まなちゃんとイチゴは付き合ってるの?」
マスターの問いかけに私は首を振った。

譲二「あれ?てっきりそうかって思ってたんだけど・・・違うんだ?」
「その・・・まだはっきりそういうことを言われたわけじゃないので・・・」
譲二「ああ・・・なるほど・・・。微妙な時期なんだね」
「いっちゃんが私を好きかどうかもわからないし・・・」
譲二「その辺りは態度を見てれば一目瞭然だと思うけど・・・まなちゃんは?」
譲二「まなちゃんはイチゴが好き?」
コクリと頷く。
譲二「そっか。なんだかちょっと寂しいなあ」
「どうしてですか?」
譲二「うーん・・・なんだか可愛い娘を取られちゃった気分?」
「娘・・・ですか?」
譲二「うん。それか妹。あー、なんかリュウが妹の心配する気持ちわかるわ」
譲二「とにかく、オレはまなちゃんの味方だから」


譲二「心配しなくても大丈夫だよ、まなちゃん」
譲二「イチゴはまなちゃんにメロメロなんだから」

メロメロってか、トロトロ?www


“一護のヤツ、昨日から部屋にこもっちゃって、ちゃんと話できてないんだ。ごめんね”

不安な気持ちのまま登校すると、教室の入口にいっちゃんの姿を見つけた。
一護ちゃんに声を掛けるが、無視される・・・。

また島田に呼び出される。

島田「おまえら、学校をさぼってデートしていたそうだな」
「すみませんでした・・・」
一護「オレは学校サボりましたけど、コイツは違いますよ」
「いっちゃん?」
島田「どういうことだ?」
一護「学校サボる時に校門で横山と会いました」
一護「体調が悪いから帰るっていうのをオレが伝えておくって言ったのに、忘れてたんです」

島田「そうなのか?横山」
「いえ、私はっ!」
一護「つーか、なんで学校サボってまで、こんな女とデートしなくちゃいけないんです?」
一護「デートするならもっといい女を選びますよ」
一護「前にも変な疑いかけられたけど、オレとコイツは本当に無関係だから」


「さっきは・・・かばってくれてありがとう・・・」
一護「変な勘違いすんなよ」
一護「おまえと関わりがあると思われるのが面倒だから、ああ言っただけだ」
一護「別にかばったわけじゃねーよ」

「いっちゃん・・・」
一護「ほんとにもうオレに関わるなよ」

ちょっと・・・イライラするwww
ボク・・・オレ様苦手なんだな・・・www



放課後、ハルくんがみんなをクロフネに集める。
春樹「そのイチゴのことで相談があるんだ」
剛史「イチゴの奴がへそ曲げちゃってまなを困らせてるんだってさ」

えっと、この際・・・タケちゃんに鞍替えでwww

竜蔵「なんだ、そんなのいつものことじゃねーか。放っておけばそのうち直るだろ」
春樹「今回はそうもいかないんだよ。桃護さんがもうすぐ留学しちゃうんだって」
理人「え?桃護お兄ちゃんまた外国行っちゃうの?」
「うん・・・今度はフランスに行くんだって」
春樹「イチゴってば桃護さんとまなが付き合ってるって勘違いしちゃって・・・」
春樹「それで怒ってるらしいんだよ」
理人「ふうん。いっちゃんらしいね。でも・・・それで怒ってるって・・・」
理人「あれ?まなちゃんといっちゃんって・・・」
春樹「ま、そういうこと」
「ハルくん!?そ、そういうことって、どういうこと!?」
春樹「だから、両思いってことだろ?」
「そ、そうかな・・・。いっちゃんは私のことどう思ってるか・・・」
剛史「そんなのイチゴはまなのことが好きに決まってるじゃん」

タケちゃんは?タケちゃんは??タケちゃんは???
タケちゃんが好きって言ってくれれば、すぐにタケちゃんへ・・・www


竜蔵「ガキの頃からアイツ、まなを自分だけのものにしたがってたからなあ」
理人「あはは。そーいうトコは今でも変わってないよねー」
春樹「それに、横山のことが好きだから、今回だってあんなに怒ってるんだろ?」

ハルくん、まなって呼ぶのか、横山って呼ぶのか・・・統一して!www


理人「それにしてもまなちゃんを悲しませるなんて許せないなー」
理人「まなちゃんはいっちゃんとどうしたいの?」

りっちゃん、キリッとしたイイ顔(〃▽〃)


みんなが優しくて涙が出てくる主人公。

剛史「お、おい、まなどうした!?なんで泣くんだ?」

いやん、タケちゃん(〃ω〃)
心配してくれるの?(〃▽〃)



校門で一護ちゃんを待ち構える。
声を掛けたが、一護ちゃんは女の子と一緒だった。

「いっちゃ・・・一護くんに話があって・・・」
一護「・・・」
「お願いだから、少し話をさせて!」
思いっきり頭を下げた主人公の手を一護ちゃんが引っ張る。
「いっちゃん?」
一護「また、埋め合わせはするから。おい、行くぞ」
「い、いいの?いっちゃん・・・」
一護「いつまでも付きまとわれても迷惑だからな」


タコ公園。
「話を聞いてくれてありがとう」
一護「ハルやリュウ兄たちがうるせーからな」
一護「まあ、オレもおまえに言っておきたいことあるし」
一護「ハルたちが何言ったか知らねーけど、オレ、おまえのこと何とも思ってないから」
一護「アイツら、オレがおまえを好きとか思ってるみたいだけど、そんなワケないから」

「そ、そっか・・・。そう・・・だよね」
一護「久しぶりに帰ってきたから、ちょっと遊んでやっただけだよ」
一護「仲良しごっこはもう終わりだ」

「そうなんだ・・・」
一護「おまえだっていろいろあるだろうし・・・って、なに泣いてんだよ!?」
「う、ううん!泣いてなんかないよっ」
一護「・・・それならいいけどよ」
一護「桃護と幸せにな」

「え・・・?」
一護「桃護はいい加減な奴だけど・・・、悪い奴じゃないから。おまえのことも任せられる」
「いっちゃん、そのことだけどっ」
一護「オレはおまえが桃護とくっついてくれて、よかったと思ってる」
「そんな・・・」

込み上げてくる涙をこらえて、私は公園に立ち尽くしていた。