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★レポ①（釈先生編） 12/24『神様の仕事をしよう☆フォーラム2012Xmas!』 の記事は→こちら
★レポ②（奥田夫妻編） 12/24『神様の仕事をしよう☆フォーラム2012Xmas!』 の記事は→こちら
次は高幸民（コウ ヘンミン）さんのお話です。
私は今回初めてお目にかかったので、まったく存じ上げなかったのですが、ご自身のこれまでの人生経験をシェアしてくださいました。
ヘンミンさんは、在日韓国人として東京に生まれ、今でこそ韓流ブームですが、昔は差別があり、韓国人は手に職を持ちなさいと小さいころから言われて育ったそうです。
数字に強かったので、コンサルティングの仕事で成功されていて、顧問をされていた会社の社長に勧められ、エルメスやシャネルなどの有名ブランドの卸の事業を始められました。
ところが、２０００年の集中豪雨の被害を受け、在庫のブランドバッグなどが、水浸しに！
ほんの５分くらいで１億円の借金を負ってしまったそうです。さらに怪文書が出回り、取引先は１社を残してすべてなくなってしまいました。
最初は相当落ち込んだそうですが、ある時「死んでたまるか！」と一念発起し、毎日仕事に明け暮れ、布団で寝ることもなく働きまくり、４年で借金を返済し４０億円企業へと成長されました。
その後、さまざまなサギにあい、またもや借金を負うはめに。
そして気づいたことは、ご自分が傲慢になっていたこと、ご自分をだました相手が悪いのではなく、今まで自分が頑張るときに傷つけてしまったであろう人の負の念が集まって、起こったできごとだと悟られたそうです。
そして、いくら高級ブランドに身を包まれていても、自分は美しくない。これからは、ひとりひとりが自分の個性をいかして、自分自身がブランドになっていく時代だと気づき、デザイナーになられ、ブランドを立ち上げました。今では、ひとりひとりの人生をプロデュースする人生のデザイナーとしても活躍されています。
どん底になり、すべてを手放した時、神様の声が聞こえるようになったそうです。
なんでかわからないけれど、宮古島に行って水晶を月の光に何日間あてなさい、とか、このオイルに漬け込みなさいとか・・・
いわれるままに、３年間かけて出来上がったのがアロマカクテルオイルです。
そして、お父様が病気で意識もない状態になったとき、そのオイルをつけなさいという啓示があって、やってみたら、少し動けるようになったそうです。
今は、そのアロマカクテルオイルのセミナーもされています。
ヘンミンさんは、有名ブランドに身を包み、世界をまたにかけて事業で成功し、大成功している女社長ともてはやされたころよりも、今のほうがすっと心豊かだとおっしゃっていました。
人の何倍も一生懸命努力してこられたヘンミンさんが、自分のためにしたことはうまくいかないけれど、人のためにやったことはうまく進み、豊かになるとおっしゃっていました。
本当にパワフルで、素敵な方でした。
（ヘンミンさんのホームページは→こちら ）
私は屋号を≪L'Art de Vivre（ｱｰﾙ・ド・ｳﾞｨｰｳﾞﾙ）≫にしたのですが、フランスに伝統的に伝わる生活の美学を表す言葉です。人生を芸術の域に高める。生活をアートする。自分らしく生きる。マナーとは、人を心地よくさせるものでもあるので、人を思いやる心という意味も含んでいます。スイートルームに泊まる人のたった一つの習慣が、このL'Art de Vivre（ｱｰﾙ・ド・ｳﾞｨｰｳﾞﾙ）であるとも言われています。
自分らしく輝いて生きていくためのサポートをしたいという思いでつけました。
ヘンミンさんは、実際に、いろんな方の衣装やアクセサリーをデザインされたり、プロデュースされたりしているのですが、思いが共通しているなぁと共感しました。
（ご縁があって、次の日、ヘンミンさんのアロマカクテルオイルのセミナーに参加させていただいたので、後日ご報告します。）
次は朱鳥先生とこと葉さん、ゲストの方々のトークセッションです。