昨年のクリスマスの記事が年越ししてしまいました(^▽^;)
とっても素晴らしいイベントでした!
『神様の仕事をしよう☆フォーラム2012Xmas!』
ー逆境を乗り越える力と宇宙の理ー
※どんなイベントだったのか、先に『発芽*レイキアカデミー 』のイベントのご案内とゲストのご紹介をお読みいただけると分かりやすいです。→こちら
午前の①部は、4名のゲスト講師のお話と、私のレイキの師匠であり、主催者のこと葉さんを交えたトークセッションでした。
釈正輪老大師(しゃく しょうりん)
釈先生は、宗教の源は同じであるという立場から、宗教間の垣根を取る活動をしていらっしゃるそうです。以前、釈先生の著書『死ぬのに適した日などない』を拝読しましたが、ご自身の生い立ち、いじめ、修行の日々、お知り合いにだまされての借金、ガンなど、さまざまな逆境を乗り越え、今に至っていらっしゃいます。
初めてお会いしましたが、すべてを受け入れてくださるような笑顔が素敵な方で、強いお方だと思いました。
イエス・キリストや仏教のお話を交えて『縁』とか『生きる』ということについてお話してくださいました。
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この世に偶然は無くて、すべては必然で仕組まれている。人とぶつかったときに怒るのか許すのか、悪縁にするのも良縁にするのも自分次第。
見えないけれど、大宇宙の絶対真理があり、生きるということは、自分なりの真理に目覚める旅であり、イエスやお釈迦様が説いているが、自ら自覚するしかない。
魂の気づきのために、愛をわかるために、試練は与えられる。努力によって、また、仲間によって、必ず乗り越えられる。逃げないこと。
人だけが持つ『認証欲』。「認めてもらいたい」という欲が、優越感や劣等感になり、すべての争いの元である。
家族を顧みず、大金持ちになって、余命数カ月といわれたときに、人は家族を求めるが取り返しがつかないこともある。
震災にあった方々は、すべて無くしてしまったけれども、「あなたがいるから頑張れる」とお互い近所で助け合い、希望を持って生きている。人は苦しみを勇気に、悲しみを希望に変える力がある。「ありがとう」という感謝の思い、「ありがとう」といわれる喜び、それが生きる本懐である。
(「お金がたくさんあれば」「○○があれば・・・幸せになれる」と、思っているかもしれないけれど)日々のささやかな生活を送れることが幸せである。
人は、自分らしく凛として淡々と生きることが光であり、ひとりひとりは小さな光でも、その光が集まって文明を築くことができる。
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以上のようなお話でした。(私の解釈が間違っていたらごめんなさい。)
自分の人生から逃げない。人や環境や何かのせいにしないで、それを受け入れ学びに変えていけば、乗り越えられる。釈先生が人生をかけて教えてくださっていると思いました。
「認めてもらいたい」という欲求を、お金やモノ、地位や名誉、人からの称賛など、自分の外に求めると、それを達成したとしても、心のコップは満たされず、もっともっとと求め続けることになると思います。
認めてもらいたくて頑張る。認めてもらいたくていい人のフリをする。認めてもらえないから、人を攻撃する。認めてもらえないから、人を批判し、貶め、自分が上に立っているつもりになる・・・自分を守るために人は本当に悪になれるということを感じていたところだったので、釈先生のお話は身にしみました。
「認めてもらいたい」のは、本当は自分自身からだと思うのです。
自分が自分のことを認められたら(大好きだったら)心のコップはいっぱいになります。コップを満たせるのは自分自身。外の何モノでもないのです。
「認めてもらいたい」という欲が、すべての争いの元ならば、自分を癒し、許し、受け入れ、自分を好きになることが、世界平和への道ではないかと思います。
私は社会人になったころから、自分探しをし続けていた気がしますが、レイキ(気功)を通して、こと葉さんとホトケさん には、自分の心のコップを満たすことを教えていただいていたのだと、感謝しています。
次は、奥田みさよさん&ひろさんのお話に続きます。