2009年10月
障害者認定検査を終えて、家に帰る途中に温泉によった。
初めて行く温泉
シャワーで体を洗い、湯船に入ったら、知らないおばさんが突然
「あんた歩けるようになるよ。」と言った。
「今入ってくるの見てたけど、あんたは歩けるようになるから大丈夫。」
「足かしてごらん。」
と言って、足の甲のあたりを指圧してくれた。
めっちゃ痛かった
「ちょっと歩いてごらん。」
歩いたら、ちょっと楽に歩けた。
また指圧してくださり、「歩いてごらん。手をふって。」
なんか普通に歩けた
そのおばさんは小さいころから足が動かなくて、ずっと松葉づえを使っているそう。
それでも美容師になり、今も美容室を経営している。
「私の足はもう動かないけど、あんたは大丈夫。治るよ。」と言われた。
「あんたの先祖に水で死んだか、寒い時に亡くなった人がいるかい?
あんたの後ろで「寒い、寒い」と言ってる。」
何か見える人らしい。
確かに私は超寒がり・・・そのせいか???
「ちゃんと毎日仏壇に手を合わせたほうがいいよ。」
家は一応、曹洞宗らしいが、ほとんど無宗教。
やっぱり、ご先祖を敬うというのが大事なんだ・・・(やってないけど)
このおばさんとの出会いで、一番良かったのは
「治るよ。」と言ってもらったことで、母が安心した。
あまり言わないけど、すごく心配していたから。
私も若干めげかけてたけど、「やっぱり大丈夫なんだ」と思えた
不思議な出会いがあるもんだ