映画の後、入江富美子監督 の講演会がありました。
なぜ、この映画を作ろうと思ったかなど、監督の想いのこもったお話でした。
監督は、小さいころ朝起きたら、横でお父様が心臓まひで亡くなっておられ、それからずっと心の中で自分を責めていたそうです。
大人になり、デザイナーとして成功され、社長としても成功され、「周りからは豊かでうらやましがられるように見えたかもしれない。」とおっしゃっていました。
その後、マクロビオテックの先生としても活躍され、「先生、先生」と呼ばれる地位や名誉も得たけれど、それでも満たされなかったそうです。
そして、ある時、「いい人じゃなくても、ありのままの自分でいいんだ。」と思えたときに感謝の気持ちが湧いてきて、一瞬で不幸な自分から幸せな自分に変わったそうです。
「どんなにお金や地位や名誉を得て成功しても、心が満たされていなければ、幸せではないんだな。」と思いました。
成功ではなく成幸。
自分を大好きだってことが成幸なんだと思います。
幸せの青い鳥はやっぱり、自分の心の中にいるんですね