2009年1月


何とか仕事には行った。

朝着替えるのも大変。

パンツすら痛くてやっとはいた。着替えるだけでどれほど時間がかかるのか・・・

それだけでテンションが下がった。

駅までの10分くらいの道もやっと歩いて、電車に遅れた。

駅ではエスカレーターとエレベーターのお世話になり、

造ってくださった見知らぬ方々に感謝した。

また、見かねた同僚が会社まで荷物を持ってくれたりした。


車で営業だったけど、何とか運転はできたし、痛み止めも効いてくるのか、仕事に行くと気がそれるので、痛みも軽減した。


夕方くらいになると、痛み止めが切れてくるのか、だんだん足が痛くなった。


帰りの電車を降り、階段を下る。

手すりにつかまり、一歩ずつ。

横を駆け下りて行く、人の波にのまれぬように・・・



月を見上げて、泣けてきた。


「助けて・・・お母さんしょぼん


「1歩出せば、その分、家に近付く。頑張れ。」


自分を励まし、歩いた・・・



(この頃が痛みのピークだったあせるあせる)