母は家に帰ってから、かなり心配していたらしい。

私は田舎ではリウマチはない(聞いたことがなかったので)と思っていたんだけど、近所でも何人かいらした。

近所のおばさんもリウマチで、痛くて痛くて、やっと病院に行ったときには、CRP13くらい(炎症反応を表す数値で、正常値は0~0.3)で、即入院となり、2ヵ月くらい入院して、いろんな薬を試したら、完解(リウマチの症状が治まったこと)したらしい。

だから私にも、その病院に行ったら?と勧めてくださった。

その頃は私も痛みがひどくなってきて、「どうしたものか・・・」と思っていたし、「しばらく入院して治るなら、それでもいいかも。」と安易に考え、行ってみることにした。

会社には事情を話し、早めの冬休みを取らせていただいた。


長野の田舎に帰り、紹介してもらった病院に行った。

「大阪なんだねぇ。何でここまで来たの?」

「近所の人が、ここで入院したら治ったから行ったらいいと紹介してくださったので。」

「治らないよ。」

「はっ?」

「そんな、リウマチなんて治らないよ。」

「でも・・・治ったって・・・」

「僕、繊維筋痛症(膠原病の一種)が専門で全国から患者さんが来るんだよね~。」

「はぁ~。」

「どうする?」

結局、入院するほど悪くないし、大阪からじゃ通えないので、大阪の病院を紹介してもらって、そちらに行くことにした。

「何しに来たんだろう???しかも、治らないよ。と断言する先生って・・・」

(お医者さんに依存しないということが大事なんですよね。今では感謝していますキラキラ)