【恋人は専属SP】石神秀樹・ブライダル編 Episode 9 | andante cantabileーまなみんの別カレ日記ー

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攻略記事を検索して来られた方は、「徒然日記」の「!注意!」という記事に目を通してください!!

こんばんは!



子どもが熱を出しちゃったので、今日は仕事休みましたまなみんです!!



明日も休んだら、4連休だわwww



さて、イマイチ萌えない石神さんブライダル編です。


本編と続編がよかっただけに、なんかがっかり感ハンパないのですよ~


それでは、本日も毎度のネタバレです。




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翌朝、朝一で後藤さんが迎えに来てくれて、私は屋敷へと戻った。

リビングでは、皆が朝のミーティングをしている。



昴「今回の朝帰りは特別に許してやる」


wwwお前は親かwww


亜弥子「すみません、ご迷惑かけて・・・」

昴「まあ、いい。石神と会えたんだろ?どうせ仕事してたんだろうが、ケガの様子はどうだった?」

亜弥子「抗生剤と鎮痛剤で乗り切ってるみたいです。本当はまだ病院にいた方がいいんでしょうけど・・・私には病院に戻るように説得できませんでした」

昴「まあ、捜査をしてる時のアイツは誰にも止められないからな。事件に関することは何か聞いてきたか?」



皆の視線が集まる中、私は首を横に振った。



海司「・・・ここまできて、こっちに情報が全然渡ってこないなんて・・・やっぱオレたち信用されてないんですかね」

憲太「石神さんが万全でない今こそ、協力すべきだと僕も思います」

英司「そこまで彼は自分の実績を残したいんですか?一人で事件を抱えて・・・」

そら「捜査の指揮を執るのはあの人だから、責任はあるんだろうけど・・・」



石神さんを責めるわけではないけれど、納得がいかないという空気が流れる。


wwwキミらじゃ頼りないんだよwww←鬼



(石神さんが負傷した今、捜査は共同でした方がいいと私も思う。どうしても私やSPには、漏らせない情報とかあるのかな)


www彼氏の仕事に首突っ込む女なんて、最悪やwww



石神さんの仕事は理解しているつもりだけれど。

いつもお世話になっている一柳班のもどかしさもわかるだけに、私の胸は苦しくなる。



昴「お前らの気持ちもわかるが、これがアイツなりの守り方なんだよ」



昴さんが軽く私の肩に手を置いて、場を諌めてくれた。



海司「守り方って、どういう意味ですか?」

昴「亜弥子を不安にさせてる時点である意味失敗なんだろうが・・・全部自分で抱えることで、オレたちに危険が及ばないようにって考えてるんだろ。アイツも不器用なヤツだ。ちゃんと気持ちが伝わらないのは目をつむってやれ」


www誰だ、お前はwww


英司「でも、オレたちを信用してない相手と組むのはリスキーですよ」


wwwアンタが言うかねwww


昴「石神がオレたちを信用してないっていうのは考えられない。もし信用されてないなら、亜弥子を外出させるわけないだろう?」

そら「確かに。今回はめずらしく亜弥子ちゃんに行動制限がついてないよね」

亜弥子「前に一柳班のSPが二人ついていれば、私の安全は確保されると言ってました」

昴「そらを庇ったのだって・・・」



昴さんがそらさんに視線を向けると、そらさんの肩が小さく跳ねる。



昴「石神の口から聞けば、亜弥子を守るSPの人員を減らしたくなかったって答えるだろうが、本当のところは反射的に身体が動いてたんじゃないかとオレは思ってる」


(昴さんと石神さんは対立することもあるけど、その分、お互いのことをよく理解し合ってるんだ・・・)


昴「とにかく、事件のことはオレが必ず石神から聞く。お前たちは亜弥子の警護を全力でやってくれ」

全員「了解!」



ミーティングが終わり、それぞれ出掛ける準備を始める。

私の警護には昴さんがついてくれることになった。


ゲッ!(-""-;)






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私の稽古は午後からだったので、午前中は屋敷で昴さんと過ごしていた。



亜弥子「あ、そういえばキャンディさん、買出しに行ってくるってさっき出かけていきました」

昴「そうか。朝の掃除も終わったしな。亜弥子、紅茶でも飲むか?カモミールティーが瑞貴から送られてきたんだ」

亜弥子「はい。いただきます」


www紅茶の本場で、日本から送られてきた紅茶を飲む奴らwww



昴さんが朝焼いてくれたスコーンと一緒に紅茶を運んで来てくれる。



亜弥子「いい匂い・・・」

昴「お前も緊張が続いてるだろ。体温めて力を抜いたほうがいい」

亜弥子「ありがとうございます」



温かいカモミールティーを一口飲むと、ほっと息をつく。



(稽古に事件、石神さんに会えたのは嬉しかったけど・・・石神さん・・・大丈夫かな・・・)



向かいのソファに座った昴さんが、何かを思い出すように目を細めた。



昴「海司やそらの不満もわかる。オレも桂木班にいた頃は、同じように石神に食って掛かってたからな」


wwwあの神スチルねwww


亜弥子「そうでしたね。そんなに昔のことじゃないのに、懐かしく感じます」

昴「あの頃は、お前が石神とくっつくなんて思ってもいなかった」

亜弥子「私もです」


wwwなんせ、プリン仲間とか言うてたしねwww



私たちは顔を見合わせて、笑みを交わす。



昴「石神は変わった。同じことをしているようでも、その動機は違うんじゃないかとオレは思ってる」

亜弥子「動機、ですか?」

昴「正直、前は自分たちだけで事件を解決したいっていう気持ちから、オレたちを排除してたんだと思う。公安は、自分たちが他の部署を従えるのはいいが、組むのは拒むヤツらだったからな」

亜弥子「・・・最初はそんな雰囲気だったように思います」

昴「だが今は・・・アイツの言葉が嘘でなければ、石神はオレたちを仲間だと思ってる。今まで、石神の仲間は後藤と黒澤だけだったはずだ。それが急にオレたちが深く関わってきて・・・お前という、失うことができない大切な存在まで手に入れてしまった」



昴さんの視線が落ちて、どこか辛そうに眉間にシワが寄った。



昴「石神は・・・大切なものの守り方を知らないんじゃないかと思う」

亜弥子「え・・・?」



落ちてきた言葉にぐっと心が重くなる。



昴「石神のこと深く知ってるわけじゃないが、アイツは何かを守るとき、他者を排除して守ってきたんじゃなねーのかな。自分で全部抱えて、自分の手で守ることしか信じられない・・・他人が差し伸べる手は信用してはいない」

亜弥子「・・・・・・」


(幼い頃にご両親を失って、養護施設で育った石神さんはそうすることしかできなかったのかもしれない)


昴「だから、オレたちみたいな仲間と呼べる存在ができて、お前もオレたちも守りたくて・・・今、どうしていいのか、わからなくなってんじゃないかと思う」

亜弥子「昴さんがさっき言った、石神さんなりの守り方の話ですね・・・」

昴「ああ、自分で全部解決することが、オレたちや亜弥子を守ることだって思ってんだろ。一度はオレたちを信じて、亜弥子が襲われるところを狙って実行犯を逮捕した。けど、その時にそらが撃たれそうになっただろ?そらを庇ったものの・・・それで怖くなったんだろう」

亜弥子「私たちが傷つくことが、ですか?」

昴「ああ、だからきっと一人で病院を出て捜査を続けてたんだ。危険な目に遭うのは自分だけでいいなんて思ってんだろうけど・・・そんなの仲間じゃねーよな」



苦笑する昴さんの表情には、やりきれない想いが覗いていた。



亜弥子「石神さんは・・・この先、私の手を・・・私たちの手を必要としてくれるでしょうか?」

昴「それを変えるのは、お前だ」



昴さんが私をまっすぐに見据える。



昴「人の手の取り方をしらない、人とのかかわり方を知らない石神に・・・それを教えてやれるのは、お前しかいない」

亜弥子「私にしか・・・」



氷のように頑なだった石神さんの素顔に、少しは触れられるようになったとは思うけれど。

幼い頃から培われたものを変えることができるのだろうか



昴「自信ないのか?」



A:自信ないです

B:自信あります←

C:わかりません



亜弥子「自信はあります。石神さんが選んでくれたのは、私なんですから・・・自信ないなんて言えません」

昴「そこまで言えれば大したもんだ。お前、いい女になったな。やっぱ石神にはもったいないくらいだ」


(石神さんに会いたい・・・会って、話をしたい・・・少しでも、石神さんが抱えてるものに寄り添えるように)


昴「また同じようなことはあるだろう。その度に、お前は石神が逃げ出さないように捕まえておかなきゃいけない。結婚するなら、精神的にも鍛えないと辛いかもしれないな」

亜弥子「石神さんのためなら頑張れます」

昴「お前がこんなにいい女になるなら、放っておくんじゃなかったって思うが・・・お前をここまで強くしたのは石神さんなんだよな」



そう言った昴さんの顔はとても優しかった。



昴「結婚なんて形だけのもんだと思ってたけど、お前と石神を見て考えが変わった」

亜弥子「昴さん・・・」

昴「ま、結婚に関しては知った風な口利けねーけどな。お前たちから勉強させてもらう。話は戻るが、亜弥子を襲ったヤツらが捕まった今、犯人側もしばらくは動かないとオレは読んでる。石神に会いたいなら・・・後藤に頼んで連れて行ってもらえ」

亜弥子「い、いいんですか?」

昴「犯人たちが動きを見せるまでの間だ。今のうちに、石神の気持ちを立て直してやれよ」

亜弥子「ありがとうございます!」



私は昴さんに微笑んだ。

明日は稽古もお休み。

石神さんに会いに行きたいと、私は後藤さんに連絡を入れることにした。




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亜弥子「石神さんの都合が合わなかったら、作ってきたプリンを渡すだけでもいいので・・・」

後藤「どんな言い方をしたって、アンタの顔を見られれば嬉しいはずだ」



翌日の夕方。

後藤さんは私を連れて、石神さんのアパートの部屋の前で電話をかける。



(石神さん・・・具合どうかな・・・)



そわそわと待っていると、静かにドアが開いた。



石神「亜弥子・・・」



私の顔を見て、石神さんがその眉をひそめた。



石神「もう来てはいけないと言ったのに・・・後藤、どういうつもりだ」

後藤「オレは一柳に亜弥子の警護を頼まれただけですから

石神「・・・お前も、そういうところ黒澤に似てきたな」

亜弥子「あの、ごめんなさい。どうしても心配で・・・プリン作ったので差し入れに・・・あと、できたら食事の支度だけでもさせてもらえませんか?今日はすることだけしたら、すぐ帰りますから」


wwwすることだけしたら、とかwww


後藤「食事のことを考えなくていい分、仕事に集中できますよ」

石神「・・・そうだな」

亜弥子「お邪魔します・・・」



石神さんは渋々といった様子だったが、私を部屋に上げてくれた。

私は持ってきた食材でシチューとハンバーグを作った。



(これなら冷凍しておけるし、時間がない時に食べてもらおう)



片づけを終えて、私はパソコンに向かっている石神さんに声をかける。



亜弥子「石神さん・・・夕飯作ってあるので、お腹空いたら食べてください。多めに作ったので、残りは冷凍しておきました」

石神「・・・ああ」



石神さんはキーボードを叩いたまま、こちらを振り返らずに返事をする。



(やっぱりおせっかいだったかな・・・)



A:プリンを出すか聞く

B:黙っている

C:コーヒーを淹れる←



(コーヒーくらい淹れても邪魔にならないよね)



私はコーヒーを淹れて、テーブルの端に置く。



亜弥子「よかったら、どうぞ」

石神「ありがとうございます」



その後は会話もなく、キーボードの音だけが静かな部屋に響く。



亜弥子「・・・・・・」

石神「・・・・・・・・」



帰り支度を済ませ、なんとなく石神さんの様子を見つめていると私の携帯が鳴った。



(後藤さんからだ・・・)


亜弥子「石神さん、後藤さんが着いたようなので、私はこれで帰りますね」


(寂しいけど、邪魔になっちゃうしね)



バッグを持って玄関に向かおうとすると、突然後ろから腕をつかまれた。



亜弥子「え・・・」



振り返ると、石神さんに抱きしめられる。



亜弥子「石神さん・・・」

石神「・・・・・・」



私を抱きしめたまま、石神さんが自分の携帯を取り出した。



石神「・・・オレだ。向かってもらっているところ悪いが、亜弥子が熱を出した。この状態で外に出すのは危険だ。今夜はオレの部屋で休ませる。ああ・・・また明日連絡する」


(え・・・熱?)


亜弥子「あ・・・あの・・・」



電話を切った石神さんの腕の中から振り返ると、石神さんは目を逸らした。



石神「・・・そういうことだ」



抱きしめていた腕を解いて、石神さんは部屋に戻っていく。

事態が飲み込めず、私はその場に立って石神さんの背中を見つめていた。




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公安編に限らないかもしれないけど、他のキャラルートなのにいちいち昴をかっこよくし過ぎ(-""-;)


誰ルートだよ、ったく・・・←相変わらず昴に容赦しない人