こんばんは!
仕事って、難しいなぁ・・・としみじみ実感しております、まなみんです!!
ま、いろいろありますわ・・・(´∀`)←遠い目
さ、石神さんのレポいきましょか。
今回はスチルありですので、アメ限です~
ネタバレ・(SPたちへの容赦ない)ツッコミありですが、どうぞ(・∀・)/
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空港から私たちは小樽に向かった。
亜弥子「昔ながらのキレイな街並みですね」
石神「夜になるとライトアップされて、より美しくなりますよ。日が暮れたら、来て見ますか?」
亜弥子「はい、見てみたいです」
運河沿いを歩いていくと、オルゴールが売ってるお店を見つけて、思わず立ち止まってしまった。
石神「行ってみますか?」
亜弥子「はい!」
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石神「何か気に入ったものがありますか?」
亜弥子「この動物たちが演奏してるオルゴールがかわいいなって」
石神「・・・・・」
亜弥子「どうかしましたか?」
石神「いえ、ただちょうど5匹いるので、彼らを思い出して・・・」
亜弥子「彼らってSPの皆のことですか?」
www他に誰がいるとwww
石神「ええ・・・。この生意気そうな顔のリスは広末にそっくりです」
亜弥子「ふふっ・・・。水族館でも思いましたけど、石神さんのそういう発想おもしろいです」
石神「そうですか?自分としては思ったまま言っているのですが・・・」
亜弥子「5匹仲良く演奏してますもんね」
(買おうかな・・・。でも、ちょっと高いかな。オルゴールって結構いいお値段するんだなぁ)
石神「買いましょうか?」
wwwさすがオトナの男!www
亜弥子「いえ!ちょっと可愛いなって思っただけですから。それより、お腹がすいちゃいました」
石神「そういえば、もうお昼ですね。寿司屋がたくさんありますし・・・お寿司はいかがですか?」
亜弥子「お店の前を通りながら、おいしそうだなって思ってたんです」
石神「それなら、決まりですね」
私たちはお寿司屋さんでお昼を食べることにした。
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お寿司屋さんで特製ランチを食べながら、午後に行く場所を話し合う。
石神「小樽運河沿いにも観光する場所はたくさんありますが・・・目的は・・・」
亜弥子「プリンなんですよね」
石神「レンタカーで牧場に行きましょうか?ここにあるみたいです」
亜弥子「え?どこですか?」
ガイドブックを見ようと石神さんの方に顔を近づけると、ガタッというイスの音が響いた。
???「石神、近すぎ!」
亜弥子「えっ!?」
wwwそらさんwww
???「ゲフン、ゲフン!食事をするときは離れるのがマナーじゃよ!」
石神「・・・・・」
亜弥子「今、知ってる声が聞こえたような気が・・・」
石神「・・・どこまでも、しつこい輩め・・・」
亜弥子「い・・石神さん・・・?」
石神さんの眉間のしわが寄っている。
石神「・・・気のせいですよ。それより亜弥子さん、この中トロを食べてみてください」
亜弥子「わあ・・・すごくおいしそう!」
石神さんが私に食べさせてくれる。
亜弥子「美味しい!やっぱり新鮮なマグロは美味しいですね」
石神「貴女と一緒だから、余計に美味しく感じられるんです」
途端に、後ろのほうからガタガタっと音がして、振り返ろうとするが石神さんに止められた。
石神「騒がしい連中がいるようですね。お気になさらず」
亜弥子「あ、はい・・・」
(あの声、どう考えても・・・。でもこんなところで会うはずもないし・・・)
石神「それより、牧場も楽しみですね」
亜弥子「はい!」
少し食休みをしてから、私たちは車を借りて牧場に向かった。
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緑豊かな土地が見えてくると、牧場の看板が立っていた。
案内に従って牧場に入ると、すぐに牛たちが牧草を食べている姿が見えた。
亜弥子「牛ってこんなに大きいんですね、こんなに近くで見たことなかったから知らなかったです」
石神「そうですね。ちょっと怖い気もしますが・・・」
亜弥子「そうですか?ムシャムシャと食べてて、なんだか可愛いと思いますけど・・・」
石神「これだけの牛を一度に見たのは初めてなので。しかし、こんな光景を見ていると・・・」
亜弥子「見ていると・・・?」
石神「今晩は焼き肉でもいかがですか?」
wwwひどいな、オイwww
亜弥子「もう、石神さんってば・・・なんてこと言うんですか!目が笑ってないですよ!」
石神「ふふっ・・・冗談です」
www笑える冗談プリーズwww
石神「では、ソフトクリームはいかがですか?牧場の名物のようですよ」
石神さんが指差した先にはミルクソフトと書かれた旗が立っていた。
亜弥子「売店に行けばプリンも売ってるかも・・・行ってみましょうか」
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可愛らしい山小屋風の売店で、私たちはプリンアラモードを注文した。
亜弥子「はい。いいお天気でよかったですね」
石神「そうですね」
心地いい日差しのなか、牧場の爽やかな風が吹き抜ける。
亜弥子「!この特製プリンもソフトクリームも美味しいです!」
石神「さすが搾りたての牛乳を使っているだけありますね。濃厚で口当たりがいい・・・」
亜弥子「このために北海道にきてよかったって思える味ですね」
石神「大げさです・・・と言いたいところですが、同感です」
亜弥子「私がプリンを好きなのは、石神さんの笑顔が見られるからかもしれません」
石神「笑顔・・・ですか?」
亜弥子「はい。初めて石神さんの笑った顔を見たのは一緒にプリンを食べたときだったような気がして」
石神「私はそんな笑顔で食べてましたか・・・?」
亜弥子「いえ、どちらかというと表情が優しかったという方が正しいでしょうか・・・」
石神「・・・まぁ、そうかもしれませんね・・・。あの頃から貴女の前だと・・・どうも、少し気が緩んでしまっていたようですね」
亜弥子「そうなんですか?」
石神「亜弥子さんが、あまりに嬉しそうにプリンを食べてましたから、可笑しくて」
亜弥子「えぇ!?」
石神「まあ、あの頃の私にとっては新鮮な出来事だったんですよ。誰かと食事というのは」
亜弥子「今は違うんですか・・・?」
石神「ええ・・・。亜弥子さんと出会ってからは、それなりに・・・。もしかしたら、その頃からかもしれませんね」
亜弥子「え?」
石神「貴女に惹かれ始めたのは・・・」
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牧場でプリンの目的を達成した私たちは、冬の北海道を楽しめるという体験館に来た。
www渋いデートコースだねwww
亜弥子「ま、真冬の北海道ってこんなに寒いんですね・・・」
石神「メガネまで凍りそうでした」
防寒具を借りて、マイナス20℃から41℃の世界を体験した。
出口を出ても震えている私の肩を、石神さんが抱いてくれた。
石神「大丈夫ですか?髪まで冷たくなってますね」
亜弥子「段々、温かくなってきたので・・・大丈夫です」
石神「そう言ってる割には、ずっと震えてますけど・・・」
亜弥子「・・・石神さんはもう平気なんですか?」
石神「そうですね、私はだいぶ落ち着いてきました。これでも寒空の下で張り込みも経験してますから」
亜弥子「そうなんですか・・・?私も寒さに強くなりたいです」
石神「どちらかというと亜弥子さんは、強くならずに、そのまま冬眠とかはじめそうですね・・・」
亜弥子「そんなことしませんよ!」
冷たくなった私の髪を石神さんが撫でる。
石神「まぁ、もし冬眠しても私がたたき起こして、温めて差し上げますよ」
亜弥子「もうっ!しませんったら!」
髪に落とされた石神さんの口付けで寒さは一気に薄れてしまった。
亜弥子「あ、この先にクリオネがいるんですよね。一度、見てみたかったんです」
石神「クリオネ館のほうが温かいようですし、移動しましょう」
雪に覆われた通路を歩いていくと、クリオネが展示されていた。
亜弥子「本当に透明な体なんですね。赤く光って可愛い・・・」
石神「亜弥子さん、クリオネがどうやってエサを食べるか知っていますか?」
亜弥子「どうやって・・・どこかから水を吸うとか?」
石神「頭が二つに割れて、中から触手が出てくるんです」
www事実www
亜弥子「えっ!」
石神「6本の触手でエサを取り、あの赤い内臓が黒く変色する様はなかなか残酷で面白いですよ」
wwwコワイしwww
亜弥子「あの赤いのって内臓だったんですか!?」
(そう言われると、急に怖い生き物に見えてきちゃった・・・)
石神「ああ、向こうで捕食する様子が見られるビデオが流れているようですよ?」
亜弥子「そ、それは遠慮しておきます」
石神「おや、残念」
(この表情、絶対何か企んでそうな感じがする・・・)
私は石神さんを引っ張るように、クリオネ館を後にした。
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亜弥子「氷の迷宮って書いてありますね」
石神「氷の結晶をイメージした鏡の迷宮?迷路のようですね。迷子にならないでくださいよ?」
亜弥子「大丈夫ですよ。子供じゃないんですから」
石神さんにそう笑って答えたものの・・・。
私は屈みの迷宮の中で石神さんとはぐれてしまった。
www手、繋いどけよ~www
亜弥子「どうしよう・・・思ったよりも広い・・・。それとも、そう見えてるだけなのかな・・・」
(大声で石神さんを呼ぶわけにもいかないし、困ったな・・・)
同じところをグルグルまわっているような気もして、私は足を止めた。
???「やっべ、迷ったー!こういう迷路で迷ったら、壁に手をあてて進むといいんだよな!」
???「そうそう」
???「そういや、さっき超厳ついメガネ男が出口付近をウロウロしてたけど・・・アイツも迷ったのかもなぁ」
wwwヒマ人どもめwww
鏡の向こうから声が聞こえてくる。
(メガネの厳つい男って・・・もしかして石神さん?)
亜弥子「壁に手をあてて進むといいって言ってたよね・・・」
言われた通りにしてみると、明らかに今までとは違う場所に出てきた。
(もしかして、出口に近づいてる?向こうで話してた人に感謝しなくちゃ・・・)
壁に沿って進んでいくと、出口が見えてきた。
石神「亜弥子さん!」
亜弥子「あ、石神さん!」
出口には石神さんが立っていた。
石神「急に姿を消さないでくださいよ。どうしたのかと思いました」
亜弥子「すみません。ちゃんと石神さんの後を追いかけたつもりだったんですけど」
石神「あと少し遅ければ探しに戻るところでした」
亜弥子「そんなに時間たってましたか?」
石神「ええ。自分では大して感じてなかったようですね。こっちは先日の件を思い出して気が気じゃなかったです」
A:ごめんなさい←
B:そんなに心配しなくても
C:私も心配しました
亜弥子「ごめんなさい・・・」
石神「どこにいたんですか?」
亜弥子「それが・・・迷路の中をグルグルまわっちゃって・・・。これからは気をつけます・・・」
石神「いえ、私の方こそ注意が足りずにすみませんでした」
亜弥子「鏡を見ていたら、いつの間にかはぐれちゃって・・・」
石神「ああいう場所では、鏡以外のところに意識を向けるようにするものです」
亜弥子「はい。壁に手をついて進むといいって話してる人がいて・・・。そうしたら、出口まで来れました」
石神「ほう・・・タイミングよくアドバイスをする人間がいたものですね・・・」
石神さんが、迷路内の方に目線を向ける。
亜弥子「そうですよね・・・。そういえば・・・誰かの声に似ていたような・・・」
首をかしげた私の背を、石神さんがぽんぽんっとなでた。
石神「とにかく、無事でよかった。貴女は本当に目が離せませんね」
www過保護すぎではwww
石神さんがぎゅっと手をつないでくれる。
石神「次に迷子になったら、館内でも放送を流してもらいましょうか・・・」
亜弥子「それはさすがに恥ずかしいです!」
石神「なら、私の手を離さないで下さいね」
亜弥子「はい。あ、石神さん、もう少し遅かったら探しに行こうと思ってたって言ってましたけど、迷路の中で人探すって大変じゃないですか?」
石神「そうですね。でも複雑な場所でターゲットを探し出す場合もあるので・・・」
亜弥子「それ、凄いですね」
石神「ましてや亜弥子さんなら、何が何でも探し出して見せますよ」
そう耳元でささやいた石神さんは、そのあとずっと私の手を握ったまま館内を歩き続けた。
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あれ・・・?
エピローグって二話じゃなかったっけ(・∀・)
・・・キオクニナイ・・・
・・・・・・というわけで、続きます!!