【一〇八恋星☆水滸伝】九紋竜・史進ルート 第三章 第一話~第五話 | andante cantabileーまなみんの別カレ日記ー

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こんばんは!



6月にして夏バテ気味のまなみんです!!



暑いのはダメなの・・・(>_<)



それではとっとと史進レポ始めますか~



いつもどおりのネタバレ・ツッコミです(爆)




*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆




(な・・・に・・・っ!?)



突然、体の自由を奪われて、私はパニックに陥る。



郁里「んんんーっ!」

???「へぇ・・・」



驚いた声は、男のものだった。



???「見た目より、いい体してんな」


wwwやっぱりお前かwww



耳元で囁かれる言葉に、鳥肌が立つ。

ツ、とゴツゴツした手が私の体をなぞった。



(い、いやっ・・・!史進さん!!)



何かに突き動かされたように、私は暴れた。



???「っと!」



不意に男の腕の力が緩んだ。

その隙に、男の体を突き飛ばす。



郁里「やめてください!」


wwwしゃべっちゃったwww



男を正面から見据え、私は思わず大声で叫んだ。



???「おや?なんだ、しゃべれるじゃねえか」

郁里「あ・・・・・っ!」

???「・・・口が利けるとなると、色々状況は変わってくるんだが・・・」

郁里「あ、あなたは一体・・・」

???「オレは戴宗。仕事は・・・子猫ちゃんみたいな隠し事をする悪い子から、本音を聞きだすこと・・・要は、情報屋だ」



そう言うと、戴宗さんは興味深げな笑みを浮かべた。

そのとき、ピンと来るものがあった。



(あ、顧大嫂さんが言ってた人だ!)


戴宗「さてと・・・オレとしては、この見目麗しくもビクビク怯える子猫ちゃんのような女が・・・どうしてしゃべれないフリなんてしてたのかがとっても気になるんだがねぇ・・・」

郁里「・・・・・」

戴宗「素直に言ったほうが身のためだぜ、子猫ちゃん。オレにかかって秘密を守りきれた奴なんて・・・この世にそう多くはないんだがな・・・」

郁里「・・・・・っ!」



背筋に冷たい汗が伝う。

戴宗と名乗った男の迫力は、どうやら本物らしい。


www立ち絵も怖いしねwww



(・・・ど、どうしよう、怖い・・・。今、黙っていたとしても、結局はしゃべらされることになる・・・なら、いっそ・・・)


郁里「し、史進さんに・・・」


wwwバラすんかいwww


戴宗「ん?」

郁里「『黙ってろ』って・・・言われて」

戴宗「九紋竜に・・・?」

郁里「私が梁山泊に入ると、私を奪い合って荒れることになる。だから・・・口も利くな、目も合わせるな、笑顔も見せるな、って・・・」


wwwソレ、自分で言っちゃうんだwww


(なんだか、自分で言うと恥ずかしい・・・)


wwwそうだろうwww


戴宗「それを九紋竜が言ったのか?」

郁里「は・・・はい・・・」



私が頷いたときだった。



???「原!・・・・・と、戴宗殿!?どうして戴宗殿と・・・?ひょっとして、原・・・・・!」

郁里「ご、ごめんなさい。話しちゃいました・・・」

史進「なっ・・・」



私の目の前で、戴宗さんが肩を震わせている。

・・・どうやら、笑っているようだ。



史進「・・・何がおかしい」

戴宗「・・・この子を巡って、梁山泊内で争いが起きる・・・と?」

史進「・・・・・っ!これだけ美しければ、当然だろう。先ほども、林冲と李俊殿で・・・」

戴宗「くっくっくっ・・・お前さん、こんなに面白い奴だったっけ?」

史進「余計な争いごとは避けるべきだ!それに、原が誰かの庇護を受けてしまうと、彼女がここから出にくくなる」

戴宗「・・・お前さん、もちっと頭のいい男だと思っていたんだがな」

史進「どういう意味だ」

戴宗「いくら子猫ちゃんの立場が悪くなるかもしれないからといって、ずっと口をきかない、てなワケにもいかねぇだろうがよ。・・・・・それこそ、軍師あたりに疑われて、ますます立場を悪くするだけだ」

史進「・・・・・」

戴宗「しかし、九紋竜って男は、逆さにして振っても『美しい』なんて単語が出てくるなんて・・・くっくっくっ・・・思わなかったよっ!!がーーっはっはっはっ!!!腹いてェ!!!」


www戴宗、腹筋崩壊www



もう止まらない、といった風で、戴宗さんがお腹を抱えて笑い続けている。



史進「笑いすぎだ、戴宗殿!」

戴宗「くっくっ・・・いやいや・・・しかし・・・はぁ~っ、笑いつかれた。一年分くらい笑ったね・・・。当分これをネタに酒がうまいぞ」

史進「俺は・・・俺は・・・・・こんなに美しい女を見たことが・・・」

郁里「し、史進さんっ・・・」

史進「なんだ!」



思わず声をかけてしまった私の方を、史進さんが勢いよく振り返る。



郁里「あの、もう、どうかそれぐらいで・・・」

史進「何をだ」

郁里「あ・・・あんまり、美しいって連呼されると・・・恥ずかしくて、身が縮みます・・・」

史進「!連呼など・・・・・!」

戴宗「・・・してたねぇ・・・くっくっ」



みるみるうちに、史進さんの顔が赤くなる。



(史進さん・・・無意識にもほどがある・・・)


戴宗「まあ・・・」



戴宗さんが笑いをこらえながら、私たちの間に割って入る。



戴宗「とりあえず、九紋竜が子猫ちゃんを気に入っていることはよくわかった」

史進「そういうわけでは・・・・・!」

戴宗「俺としては、この子がしゃべらない理由がわかっただけで満足だ。・・・・・じゃあ、行くぞ」

史進「行く?どこへ・・・・・」

戴宗「これから会議だ。九紋竜も来い。それから子猫ちゃん。アンタもな」




*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:




会議を行う、と連れてこられたのは、さっきの大広間。

そこには、宋江さんをはじめとした先ほどの人たちがズラリと顔を揃えていた。



宋江「やあ、何度も足を運ばせてすまないね。先ほど、戴宗が持って来た情報なんだが、緊急の度合いが高くてね」


(・・・緊急?)


宋江「実は・・・滄州の柴進が官軍に捕まった」

林冲「柴進殿が・・・!?」


(さいしん・・・さん。誰だろう・・・)



会議の末席で首をひねっていると・・・。



???「柴進さんは、滄州で地下組織を作っている方です」



私の隣で、ぼそりと解説してくれる声がした。



???「阮小五といいます。あなたが史進さんに保護された郁里さん、ですね」



げんしょうごさんの言葉に、私はコクリと頷く。



阮小五「わからないことがあったら聞いてください。僕がわかることは、教えます」


(背は小さいけど・・・すごく頼りがいのありそうな人だな・・・)


www毒舌、発動www



ここに来てから、周囲の人たちに圧倒されっぱなしだった私は、彼の人好きのする笑顔に、少しホッと息をついた。

その間にも、会議では話がすすんでいて・・・。



呉用「言うまでもないが・・・柴進は滄州の組織を運営していく上での最重要人物だ。即刻、取り返すべき。史進は速やかに少華山に戻り、対応を」

史進「わかった」


(え・・・もう、史進さんが少華山に戻っちゃうの!?)


林冲「待ってくれ、呉用さん。少華山は、いくら精鋭とはいえ五百人の小集団。滄州に駐屯する官軍は三千を超えるはずだ。いくらなんでも、数に差がありすぎる。危険だ」

呉用「別に勝つ必要はない。惑わせることができればいい。その隙をついて、本陣である我々が柴進を助ける」

林冲「せめて一軍つけるか、他の山に援護させるかしないと」

史進「林冲、心配するな。平気だ」


(よくわからないけれど、史進さんに危険な任務が任されようとしている・・・そういうこと?)


戴宗「・・・軍師、俺も林冲の意見に賛成だ。あの一帯を支配するのは高廉将軍。軍師が言うほど、簡単な相手じゃないと思うがねぇ」

史進「戴宗殿、ご心配はありがたいが、俺は平気だ。呉用殿の命に従う」

戴宗「おいおい、本気かよ。そういうのを盲信っていうんじゃねえのか。お前、そのうち・・・死ぬぞ」

史進「それは俺が弱いからだ」



史進さんのその言葉に、私はどことなく引っ掛かりを覚える。



戴宗「やれやれ・・・軍師が言うことなら天竺にだって攻め入りそうな勢いだな。・・・これであの美人にご登場いただいたら、どうなることやら」

史進「・・・・・!」


(あの、美人・・・・・?)



戴宗さんの言葉に、史進さんは顔を赤くさせた。



阮小五「僕もまた会いたいなぁ、あの気品高き美しいお方に」



隣にいた阮小五さんまで、歌うように言う。


www歌うように、ってどんな風に言ったんだろwww



戴宗「どうだ、軍師。また呼んでもらえねえのか?」



戴宗さんにそう話を振られた呉用さんまでもが、顔を赤くする。



(そんな美人な人がいるの・・・?っていうか、なんで呉用さんが照れているんだろう・・・)


詳細は呉用ルートで!←違


呉用「会議の場でふざけるな。私は潜入時にしか、女装はしない」


(え・・・っ、ひょっとして美人って・・・呉用さんの女装姿ってこと!?)


戴宗「だよなぁ・・・子猫ちゃんみたいな反応が当然だ」

史進「・・・・・」

戴宗「ったく、女を知らない奴はホント、面倒だねぇ・・・。史進よ、だからお前さんは軍師の女装に惑わされるってわけだ」



戴宗さんのその言葉に、呉用さんを除いた全員が大小さまざまに笑った。



戴宗「おい、子猫ちゃん。お前、史進の床の相手をしてやれや」


セクハラ!\(*`∧´)/


史進「戴宗殿っ!今の言葉は、聞き捨てならない」



意味がわからずオロオロしている私を置いて、史進さんがなぜか戴宗さんを鋭くたしなめるように言う。

すると戴宗さんは、面倒くさそうに苦笑すると、言い返した。



戴宗「もう少し女を知らないと、そのうち痛い目を見るって話だよ」

史進「ご忠告はありがたいが、それは俺に対してのみ言うべきだ。女は、そういう言葉に傷つく。それに、原にも礼を失している」


史進のこういう真面目なとこがいいよね~:*:・( ̄∀ ̄)・:*:



戴宗さんは舌打ちしそうな顔になってそっぽを向いた。

それよりも、私は史進さんが言ったことに、正直驚いていた。



(確かにその通りだけど・・・史進さんがそんなことをハッキリ言うなんて意外・・・)



その感想は他の人たちも同じだったみたいで・・・。



林冲「へえ・・・史進・・・ずいぶん女心がわかってるんだな」

史進「む・・・勝手に、そう思った。・・・・・・なぜだろう?」


www史進、かわいすぎwww



言った史進さんも、首をひねっている。



呉用「ンッ!とにかく今は、そんな話をしている場合ではない」


www全く同感ですwww



呉用さんの咳払いとともに、話は柴進さんの話題に戻る。



呉用「今、考えられる方法は、少華山が出撃することだ。よいか、史進」

史進「承知」


(史進さんが、戦いに出るの?)



史進さんの横顔を見つめる。

その表情からは、特に何もうかがうことはできなかった。

戦に行きたいのか、嫌なのかも分からなかった。



宋江「ところで・・・」



その時、私の思考を断ち切るように、宋江さんの声が響いた。



宋江「どうして郁里さんはしゃべらないんだい?不便で仕方ないのだが」


wwwなぜこのタイミングでその話www


(え・・・っ!?どうしよう・・・。でも、もう話せるっていうのは戴宗さんにバレているわけだし・・・)


史進「・・・・・」



チラリと見ると、困ったような表情を浮かべた史進さんと目が合った。

すると・・・。



戴宗「もう、いいんじゃねえか、子猫ちゃん」



迷っているうちに、戴宗さんがあっさりと口を割る。


wwwこんな面白いネタ、コイツが黙っているはずがないwww



史進「戴宗殿・・・!」

戴宗「子猫ちゃんがしゃべらない理由っていうのが、実は九紋竜にあってさ・・・」

史進「・・・・・」



戴宗さんはあっという間に事の顛末をしゃべってしまった。


あっはっはっはо(ж>▽<)y ☆バンバン




*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:




李俊「お嬢ちゃんを取り合って争い・・・・・・ぶっ!」



話を聞き終えて、まず吹き出したのが李俊さんだった。

それを皮切りに、大広間は大爆笑に包まれる。



宋江「くっくっくっくっ・・・史進・・・幼子のしつけじゃないんだよ」



宋江さんが目に笑い涙をためながら言った。



李俊「だーーっはっはっはっ!いいねえ、史進!俺はそういうの、嫌いじゃないぜっ!」



李俊さんは大爆笑したあと、史進さんの肩を叩きながら言う。



史進「・・・・・・」

林冲「まあまあ、もうその辺でいいだろ。そう笑わずに・・・」



林冲さんが、どうにかみんなの笑いを落ち着かせようとするけど、もはや誰もその話を聞いていない様子だった。



宋江「どうだろう、郁里さん。そろそろ口を利いてもらえるだろうか」



1:いいですか?史進さん←

2:やっと話せる・・・

3:苦しかった



郁里「いいですか?史進さん。もう話しても・・・」

史進「・・・・・ああ。悪かった、無理なことをさせて」



どこか複雑そうな表情に、私は少し胸が痛んだ。



郁里「いえ・・・ありがとうございました、史進さん」


(私のためを思って・・・だもんね・・・)


宋江「これで、郁里さんと意思疎通ができるようになったところで・・・郁里さんにひとつ聞きたいことがある」



不意に、宋江さんが真剣な表情になった。




*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆




なんか、かわいいよね、史進ってwww


ちなみに、レポで選んでいる選択肢はすべて5upのものです←今さら



てことで本日の私的名ゼリフ~



(背は小さいけど・・・すごく頼りがいのありそうな人だな・・・) by ヒロインちゃん



ホント、ちょいちょい毒舌だよね、アナタwww




以上!!