こんにちは!
今日は仕事を休んで、子供を病院に連れて行ったまなみんです!!
入院になるかなぁ・・・とビビリまくってましたが、なんとか無事に帰宅できました\(^o^)/
さてさて、桂さんレポ本日は11話目でっす!
本日から、立ち絵が洋装に変わります~
コレ↓
ちなみに、他のキャラも洋装に変わるのですが、私が洋装姿で一番好きなのは・・・
武市さん↓
と、大久保さん↓
の、二人です!!
幕恋最愛の人・桂さんは、実は和服の方がかっこいいんだよね~(あくまで私の主観)
それでは、あまりツッコミは入れませんが、ネタバレは満載ですのでご注意してどーぞ!
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【長州藩・高杉晋作】
障子を開けて綾の部屋に入ると、小五郎が枕元に座っていた。
高杉「綾は、まだ目を覚まさないのか」
桂「ああ、まだ眠ったままだ・・・」
高杉「お前、一晩中ついてたのか?」
桂「断髪の時は少し外したけどね・・・」
高杉「ふん!医者は異常ないと言ったんだろ。お前がついてる意味はあんのか?」
桂「意味?意味は必要ない。私がこうしていたかったから、こうしているだけだよ」
高杉「小五郎、お前・・・」
桂「鈍感な石頭は、どうやら割れたようだよ。おせっかいな友のおかげでね」
高杉「誰だ?そのおせっかい野郎ってのは?」
桂「ふ、晋作・・・。悪いが、お前に負ける気はなくなった。綾さんは譲れない」
きゃお(〃∇〃)
高杉「ほぉ、本当に石頭だけはぶっ壊れたみたいだな・・・」
桂「まあね。ところで、少しここを任せていいかな。寺田屋に行ってくるよ。一応彼らにも、綾さんが未来に帰るきっかけを見つけたことを知らせにね」
高杉「はは・・・。そこまで気が回るとは、合格だよ・・・」
桂「合格?なんのことだ?」
高杉「いいから、さっさと行け!綾が目覚めたときにお前がいなくてどうする」
桂「私がいなくても、お前がいるだろ?」
wwwそういう意味じゃないぞwww
高杉「なるほどな・・・石頭は砕けたが、鈍感の方はまだまだか・・・」
小五郎は部屋を出て行った。
高杉「この鈍感野郎が・・・。綾は譲れない?」
そんなもん、とっくに勝負はついてるんだよ・・・本当はな。
*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:
【主劇・綾】
意識がはっきりしてくると、天井が見えてきた。
長州藩邸の、見慣れてきた天井が。
綾「やっぱり、夢だったんだ・・・。あそこには、いつか帰れるのかな・・・」
はっきり見えていた天井が、いつの間にか、またぼやけてきた。
??「すまんな。また、お前の涙を見ちまって・・・」
あ、この声・・・。よかった、無事だったんだ。
綾「高杉さん・・・もしかして私、泣いてます?」
高杉「ああ。少なくとも、お前の頬を涙が濡らしてるのは確かだな・・・」
綾「そっか・・・」
私はゆっくり体を起こした。
綾「私、どうやってここまで帰ってきたんですか?」
高杉「小五郎がお前を抱えてきたんだよ。大慌てでな」
綾「そっか、やっぱり桂さんが・・・」
高杉「本当は、お前についていたいんだろうが、色々あってな」
綾「いいんです。桂さんも無事なら・・・」
高杉「で?」
綾「え?」
高杉「なんで泣いていたんだ?」
綾「夢を・・・夢を見たんです。私が住んでいた時代の夢でした。友達が私を探してるんです・・・。空気や、匂いや音まで感じ取れた気がして・・・」
高杉「帰りたいのか?」
綾「わかりません・・・」
高杉「お前を、ここにとどめる理由があるからか?」
綾「ここに残りたい理由ですか?」
高杉「俺の嫁になる!ってわけじゃなさそうだがな・・・」
桂さんの嫁になる~(・∀・)/
綾「高杉さん。思ったんですけど、それって私を元気付けるために言ってくれてませんか?」
高杉「元気付ける?どう考えても口説き文句だろ!」
綾「そうかなぁ・・・。だって、よく考えてみたら、私が普通に暮らせてるのって、桂さんや高杉さんのおかげなんですもの。高杉さんが元気をくれて、桂さんが優しさをくれて・・・」
高杉「おい!俺がお前にやったのは愛だろ!愛!」
www大昔のCMのキャッチコピーみたいwww
綾「ふふふ、そうですね。ある意味愛ですね。・・・でも、とっても大きな愛です」
高杉「なんだ!気がついてるってことは、やっぱり、俺の愛を受け入れる気になってんじゃないか!」
綾「でも、高杉さんの愛は、桂さんにも向けられているじゃないですか?」
高杉「小五郎?なんでここに小五郎が出てくるんだ!気持ち悪い!」
綾「だって高杉さんは、なんだかんだいって、いっつも桂さんのことを考えてますよね」
高杉「そんなわけあるか!」
綾「そんなの嘘ですよ。昨日の二人を見てたら、なんとなくわかっちゃったもん。高杉さんは桂さんのことを思っていて、桂さんは高杉さんのことを思ってるって・・・」
高杉「やめろ!気持ち悪い!ああ、もういい!その話はやめだ、やめ!それより、さっきの夢の話だ!」
www照れてる( ´艸`)www
綾「え?夢?」
高杉「ああ。小五郎から聞いた。見つかったんだろ?お前がこっちに来るきっかけになった神社が・・・」
綾「あ、はい。昨日そこに桂さんと隠れてて・・・あ、そうだ。それで、なぜか私気を失っちゃったんだ」
高杉「そうか・・・」
高杉さんはなんだか、少し考え込んでいるようだった。
高杉「小五郎から聞いたが・・・未来でも昨日でも、しめ縄を触ったら目の前が暗くなったんだな?」
綾「はい」
高杉「そうか・・・」
綾「そうですが、それが何か関係があるんですか?」
高杉さんが、真剣な顔で私を見ている。
私は思わず生唾を飲み込んだ。
高杉「わからん!」
綾「ええ!?」
高杉「そんなもの、すぐにわかる訳ないだろ!」
綾「そ、それはそうですけど・・・」
なんだか、ドキドキして損しちゃったよ。
だって高杉さんに、なにか考えがあるように見えたんだもん・・・。
でも、いつもの高杉さんの調子だ。
高杉「それより、皆がお前を心配しているぞ!」
綾「え?みんな?」
そう言って立ち上がった高杉さんの後ろ姿を見て、私はあることに気がついた。
綾「あれ?高杉さん、なんで洋服なんですか?それに髪も・・・」
気付くの、おっそ!!( ̄□ ̄;)
高杉「遅い!さっさと気付け!俺の嫁、失格だ!」
綾「ええ!?」
高杉「支度ができたら大部屋に来い!」
そう言って、高杉さんは部屋を出て行った。
*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:
支度を終えて、高杉さんに言われた通り、大部屋へ行くと・・・。
龍馬「おお、綾さん。久しぶりじゃのう」
武市「ふむ、変わりはないようですね」
慎太郎「大丈夫っすか?姉さん」
以蔵「心配しなくても、いつもどおりだろ・・・」
高杉「遅い!」
そこには、寺田屋のみんながいた。
綾「みんな・・・どうして」
武市「なに、薩長同盟の締結に向けて最終段階になったので、詰めにきたまでです」
龍馬「なにを言いよるがじゃ、武市。桂さんから、綾さんのことを聞いて、見舞いに来たがじゃろうが!」
龍馬さんの土佐弁が変換めんどくさい←高知県出身
武市「それはお前だけだろう!皆は別に見舞いなど・・・」
慎太郎「え?おれは、どっちかって言うと、見舞いなんっすけど・・・」
慎ちゃんの「~っス」も超めんどくさい~(T_T)
以蔵「俺は・・・」
武市「おや?以蔵。まさか、お前が私を裏切るなどと言うことは・・・」
以蔵「ありません!そんなことは絶対ありません。俺は、あくまで先生の供として来たまでです」
なんだか、元気が湧いてきた。
だって、ここにいるみんなが今の私の世界で、みんないつもどおりで・・・。
あ、でも桂さんがいない・・・。
高杉「小五郎なら、もうすぐ帰ってくる!」
綾「え?いや、別に私、桂さんが気になったわけじゃありませんよ。私が気になったのは、みんなの髪が短くなってるから・・・それに服だって・・・」
高杉「はは、皆、よかったな。苦し紛れ程度には、気がついてもらえたようだぞ」
綾「髪と服装で随分印象が違いますよね・・・みんな、とっても素敵です」
龍馬「綾さんにそう言ってもらえてよかったぜよ」
武市「そうですね。龍馬は、この姿を綾さんに見てもらいたくて、大慌てでやってきたんですからね」
龍馬「じゃから、おんしはいっつも一言多いんぜよ!」
慎太郎「確かに!朝からそわそわしてたっすね。あれは、綾さんに見せたかったからなのか・・・」
ん?慎ちゃんは「姉さん」でしょ?乙ゲーのこういう誤植、一気に気分冷めちゃうよね(  ̄っ ̄)
龍馬「中岡!おんしまで何を言い出すがじゃ。なんとか言うてくれ、以蔵!」
以蔵「服だ、髪だとどうでもいいだろ。ちっとは落ち着け!」
でも、服装や髪型はかわっても、やっぱりみんないつもと変わらない。
桂「まったく、男がよってたかって、なんで服装の話なんかしてるんだい」
そう言いながら、部屋に入ってきたのは桂さんだった。
綾「桂さん、どこに行ってたんですか?」
私は桂さんの姿を改めて眺めた。
とってもきれいだった髪は短くなってしまったけど、凛々しさが増したような気が・・・。
綾「あれ?」
桂さんが私の方をじっと見てる・・・。
綾「どうかしたんですか?桂さん」
桂「ん?桂さん?」
そう言って、桂さんはニコリと笑った。
綾「あ!」
そうだった。
私、桂さんを小五郎さんって呼ぶ約束をしてたんだ。
でも、いきなりみんなの前で名前を呼ぶなんて、ハードル高い気がするんだけど・・・。
(また改めて。ということで・・・)
そんなことを思いながら、桂さんに視線を送ってみた。
だけど、桂さんは相変わらずニコニコと笑っている。
(やっぱり、だめなんだ・・・)
綾「ええっと、小五郎さん。どこに行ってたんですか?」
桂「ああ。ちょっと薩摩藩邸に行ってたんだよ」
龍馬「ちょ、ちょっと待つんじゃ。今、綾さんは桂くんをなんと呼んだかのう」
綾「え?こ、小五郎さんですけど・・・」
龍馬「ぬがあ、どういうことじゃ。いつの間に、ふたりは名で呼び合う仲になっちょったがじゃ!」
う、でも龍馬さんも、龍馬さんなんだけどな・・・心の中では。
www桂さんよりずっと前からねwww
高杉「そういえばそうだ!おい、ずるいぞ小五郎!」
桂「さて、ずるいと言われてもねぇ・・・」
そう言って、桂さんは私の隣に座って、手を私の頭にのせた。
高杉「ちょっと待て!いきなりそこまで吹っ切れることはないだろう!」
龍馬「そうじゃ。それならわしの事も、これからは名前で呼んでくれんかのう」
高杉「よし!俺のことも名前で呼べ!」
www命令形www
以蔵「うるせぇな!呼び方なんてどうでもいいだろ!」
龍馬「そりゃあの。おんしは、出逢ってすぐに、名前を呼び捨てにさせとるきの・・・」
高杉「何?そうなのか?意外と油断ならんな!」
以蔵「な、なんで俺まで巻き込むんだ!それなら、二人とも名前で呼ばせろ!」
武市「それは駄目だ!」
あ、良識的な武市さんがまとめてくれるのかな。
武市「そうすると、私一人だけ名前で呼んでもらえないことになる・・・」
あ、あれ?
以蔵「せ、先生までそんな・・・」
武市「なにか文句があるのか?以蔵」
www顔、怖いしwww
以蔵「い、いえ。そんなことは・・・」
慎太郎「もう!みんな大人気ないっす!」
突然の慎ちゃんの大きな声に、場が一瞬静まった。
慎ちゃん・・・この場を収拾してくれるんだ・・・。
慎太郎「どんなに呼び方で争ったとしても、『ちゃん』付けで呼んでもらえてるのは、おれだけっす!」
龍馬「う~ん、流石に『ちゃん』はのう・・・」
慎太郎「え?」
高杉「それだと俺も『晋ちゃん』か・・・」
慎太郎「あれ?なんなんすか、この空気は・・・」
以蔵「くくっ、とりあえず、よくやった。慎太・・・」
必死に笑いをこらえながら、以蔵が慎ちゃんの肩に手を置いた。
桂「はは、はははははは・・・」
それを見ていた小五郎さんが笑い出す。
それにつられるように、みんながどんどん笑い出した。
高杉「ふははは・・・」
龍馬「わははは・・・」
武市「ふふふふ・・・」
以蔵「くくくく・・・」
慎太郎「えへ、へへへ・・・」
藩邸の外まで聞こえそうなくらいの笑い声が、響き渡った。
ひとしきり笑いが収まったところで、龍馬さんが私の方を向いて言う。
龍馬「よかったの。綾さん・・・」
綾「え?」
龍馬「住んでおったところに帰る手立てが見つかったがじゃろ?桂くんが、わざわざ教えに来てくれたがよ。綾さんが探しておったもんが見つかったとの」
慎太郎「よかったっすね、姉さん」
綾「あ、ありがとう・・・」
私はちらりと小五郎さんを見た。
小五郎さんは優しく微笑んでる。
綾「でも、今すぐに帰れるわけじゃないんです・・・」
龍馬「ほおか、そりゃ残念じゃの」
・そうですね
・そんなことありません←
・よくわからないんです
綾「そんなことありません。だって、今すぐは帰りたくないって思ってるから・・・」
龍馬「なんと、自分の住んじょったところに、すぐ帰れんでもえいがか?」
綾「はい。こうして、知り合えたみんなと、すぐにお別れするのがなんだか寂しい気がして・・・」
言いながら、なぜか、私は小五郎さんを見ていた。
龍馬「ほうか・・・」
綾「家族とか友達のことを考えると、気になることはあるけど・・・今、みんなと笑っていられる私もなんだか、いいなって思えたから・・・。だから、残念じゃありません」
龍馬「わしらも、綾さんがおってくれた方が・・・」
武市「おや、この期に及んでまだあきらめませんか・・・」
龍馬「ば、ばかな!何を言うちょる。わしは綾さんがわしらの前に現れたんも、ここに・・・高杉さんのところに世話になっちゅうのも、運命のような気がするんぜよ」
慎太郎「それってどういうことっすか?」
龍馬「それは、お二人が一番よう感じちょるんじゃないがかの」
そう言って、龍馬さんは小五郎さんと高杉さんを見てニッコリ笑った。
高杉「・・・・・」
桂「・・・・・」
それから、龍馬さんたちは、大事な話があるからと部屋を出て行った。
私がここにいるのは運命・・・。
そんなことって、ほんとにあるんだろうか。
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
この11話が、エンド分岐になります(・∀・)/
シナリオ冒頭でイベントアイテムを使っていると、この後にイベントアイテムを使った特別なシナリオが発生して、花終幕へ向かいます~
私は無課金のため、イベントアイテム使わずに月終幕へまっしぐらですwww
ってことで、本日の私的名ゼリフ~
「おい!俺がお前にやったのは愛だろ!愛!」 by高杉さん
なんのCMだったっけな~思い出せんwww
以上!!