体の痛み。


物の傷み。


体の痛みは治せばいい。

物の傷みは直せばいい。

でも…心の傷みは、
大切な人を、思い出を、そこに存在していたそれぞれの歴史を


失った悼みは治せない。直せない。


だからといって、全国民でこの震災を悼んでいる場合じゃない。


その人の傷みは悼みは…その人にしかわからない。
失った人の、奪われた人の傷みを悼みをわかって上げたい。なんて…言えないよ。

失っていない私にわかるわけがない。だから、私はわかろうなんてしない。そんなおこがましい事できない。


でも、それを知ろうと思う。自分だったらって、置き換えて感じようと思う。


そう思うと…微力な私のやらなければいけない事、できる事、そしてやってはいけない事が見えてくる。


それを最大限やろうと思う。それを最小限にやらないでいこうと思う。


被災地に行って救助活動ができるわけでもない。巨額の募金をできるわけでもない。こんなわたしに精一杯できることは、これしかない。


ふと…思う。
生きること、今目の前の日々が精一杯の状況下、被災地の人達は笑っているんだろうか?
同じ境遇にある人達は痛みを分かち合う事もできるだろう。寄り添うことも慰み合う事も…。


でも、この極限状態で、笑いあう事はできるんだろうか?


寒さ、空腹、苦痛、悲しみの中、絶望感とストレスに圧迫され、「笑う」なんて不謹慎なんだろう。

「生きる」ことが第一優先の今、二の次三の次にして然りな事をそれでも、忘れないで欲しい。


子供達は、遊べてるんだろうか?笑っているんだろうか?甘えられてるんだろうか?タダをこねられているんだろうか?


大人達は、弱音を吐けているんだろうか?泣けているんだろうか?


震災から、早いものでもう少しで1ヶ月が経つ。

物質的な支援はもちろん身体的、医療的な支援ももちろん。


だけど…精神的、心の支援も大切だよね…。


もう少しだけでも状況が良くなったら、そういう形にはなりにくいかも知れない…私にもできるかな。
ツイッターもやってるんだけど、たくさん重要な情報がツイされてるから、興味のない人も、今は是非!
その大事なツイをみんなで拡散して下さい!!
愛する人が

家族が

朝、家を出てまた、家に帰ってくるということは

バイバイをした友人に、また会えるということは


当たり前なんじゃなく、奇跡なんだと思った。


未来のこと、明日のこと一分一秒先のことですら分からない。

すごく短絡的で刹那主義な 思考かもしれない。


でも私は…今。この瞬間を大切にしようと思った




だって…明日が絶対くるなんて約束どこにもないんだもん。
そして…戻れる過去もどこにもないんだもん。




過去も未来も…今の積み重ねでしかないんだね。



被災された方々が、どうか力強い今を積み重ねていけますように…。