日本と海外の芸術の捉え方には違いがあるらしい。

日本:芸術品の売買=金持ちの道楽

アメリカ:芸術の売買=成功者の社会貢献


日本では「金持ちの道楽」といった印象がある。

特に日本画の世界では年功序列の傾向があり、若者が成り上がりにくい構造になっている。

さらに日本人は海外に向けて発信する力が弱く、文化的にはそれなりに評価はされているはずなのに、知名度のある芸術家と言ったらあまり思い浮かばない...。(失礼


しかし海外でもいわゆる「大金持ち」が芸術を求めることに変わりはない。ただし、ここで言う「大金持ち」とは日本の金持ちとはケタ違いの金持ちらしく、芸術家の活動に大きい影響を与えている。その人たちありきで国の芸術活動は成り立っていると言っても過言ではない。


アメリカには富裕層が芸術作品を買うことを奨励する制度や法律もあるらしい。

詳しいことは改めて調べるので今は省くが、ビジネスで成功した人が社会に貢献してゆく義務感というのがアメリカにはあるそうだ。

ただの収集家という訳ではなく、富裕層の間で芸術作品を売買してる中で若手の発掘も行われる。

だから、富裕層相手にオークションなどで絵を売ることは芸術家には必須のことであり、そこで上手くやっていかないといけないのだ。


それに対して日本では富裕層相手に商売をしたり、莫大な制作費をかけて作品を作ることを非難する傾向がある。しかも、日本では資産価値のある芸術作品が、固定資産として税金徴収の対象となってしまうため、密かに所有されることが多い。

よって、芸術の世界はどんどん隠れたもの、手の届かないものという印象が強くなっているのだ。


続きます。