娘に逝かれて、5年余り経過した。
娘を亡くした直後は、朝晩泣いてばかりだった。
あまりにも悲しく辛くて、神経が高ぶり睡眠薬を飲まないと寝られなかった。
労災申請もしたが、証拠不十分で却下されてしまった。
社会の冷たさ、理不尽、人間の醜さを思い知らされた。
本当に苦しい時間だった。
よく耐えてこれたと思う。
もういくらあがいてもどうしようもない、娘は、二度と生き返らないのだ。
現実を受け入れ諦めるしかないと、何度も自分に言い聞かせてきた。
しかし、娘のことを想わない日はない。
いつも心の中で話しかけている。
そうしないと自分が壊れてしまいそうになる、とても娘を無にはできない。
やっぱり娘に会いたい、おばさんになる姿を見たかった。
もっと娘にいろんなことをしてやりたかった。
娘よりは先に逝きたかった。