以前、あるお方から質問がありました。。。
【プレッシャーをかけられた時にボールを動かせる(フェイントを使える)指導】
【ドリブル時、ディフェンスにボールを食いつかせる(吊る動作って事かな?)指導】
次男の試合動画を見ての質問らしいですが・・・
上記の事について、個人的な見解を書いておこうと思います。。。
俺が次男に教えた事ですが・・・
相手DFがどういうタイプかによってドリブルを使い分けるようにアドバイスしました。
① とにかく突っ込んでくる、足でボールを奪いに来るタイプには・・・リアクションでドリブルする事!!
常に相手が何をしてくるかが分かりやすいので、逆の事をすれば良いだけ。
フェイントやスピードなどは要りません・・・相手を見る眼さえあればどうにでもなります。。。
② 安易に飛び込んでこないタイプ・・・これは少々やっかいですね(^_^;)
時間を掛ければ相手の人数も増えるだろうし、待たれると少々のアクション(フェイント等)にも対応しますから・・・
こういうタイプにはとにかく自分主導でドリブルする事!!
広めの間合いで足技を多く使い、少しでも相手にプレッシャーをかける!!
(抜く為の足技ではありません・・・あくまで魅せ技として・・・です。)
そうすれば、より広く間合いを取ろうとするか・・・飛び込んでくるか・・・のどちらかしか選択肢がないはず
飛び込んでくれば①の対応で良いだろうし・・・
間合いが広くなれば、足の届かない場所へ常にボールを置きながらドリブルする事や・・・
ずらしてパスやシュートって選択肢も出来る。
②の自分主導でのドリブルですが・・・
相手を抜く為には、仕掛ける間合いとタイミング・・・これが非常に重要だと思います。
間合いが遠すぎたりタイミングが早いと相手に読まれてしまいます。
かといって近すぎたり遅いと足にあたったりゴチャついたりしてしまいます・・・
一番ギリギリの間合いとタイミング・・・言い換えれば相手が我慢できないタイミングとでも言いましょうか??
相手がじれて足を出すタイミングと同じタイミングで仕掛ける事が出来れば・・・完全に置き去りですよね♪
それと、よく言ってるのが・・・上体をどれだけ使えるか??って事
いくら足元の技術があっても相手を吊れなければ意味がありません。。。
理想は上体フェイントだけで相手のバランスを崩す事・・・そうすれば必ず1歩先んじる事が出来るハズです。
子供自身に豊かなスピードがあれば、そう悩まなくても突破は出来るのでしょうが・・・
そうでない場合は、いかに対峙した相手より有利な状況を作り出せるか?? にかかっていると思います。
相手を抜くのはスピード(一瞬の瞬発力)です。
そのスピードをより活かす為にフェイントやタイミングなどが大事になると思ってます。
(スピードがあまりないなら・・・よりそこんところを重視していかなければならないと思います)
あと・・・他の方のブログを読んでると・・・よく親子で1対1の練習する記事を目にしますが・・・
子供と1対1はやらない!! ってのが俺の持論です
大人と子供・・・リーチの差がそのまま間合いの差になるからです。。。
子供が大人相手にドリブルを仕掛けると、どうしても大人の間合いから外れて仕掛けるしかありません。。。
それは子供同士のマッチアップでは遠すぎる間合いだと思ってます。
ギリギリの間合いなどを体で覚えて欲しいのに、大人とのマッチアップはかえって逆効果かなって思うんです。
それと、親の主観が入りがちですよね??
「こうしてほしいからこう守る」みたいな・・・それでは自分主導でのドリブルは身に付かないと思ってます。
練習するなら子供同士・・・できるなら1~2学年上ぐらいまでがベストだと思います。。。
最後に・・・文章や言葉で一番説明しづらい部分
「感性やイメージ」と呼ばれる部分・・・こいつをどう育てるか??
自分がどこでどんなプレーをしたいのか??
なら、ここで何を選択すればいいのか??
試合中・・・常に考えて欲しいと思ってる部分です...
たまに・・・ゴールから逆算したかのようなプレーを目にする事がありますが・・・
そういう時はイメージ通りにプレー出来てると思ってますし・・・次男も実感しているようです。。。
この部分は、やっぱりTVなどで試合を見ることが一番だと思いますね~
(うちはYouTubeでR・バッジョ、D・ベルカンプなどのイマジネーション溢れるプレーを見せてましたが・・・)
質問の答えになったかどうかはわかりませんが・・・とりあえずこんなもんかな??
レオ・メッシ