4月1日に名古屋の金城ふ頭に開園するテーマパーク、「LEGO LAND JAPAN」関係の仕事で、名古屋出張が多くなっている。
すでに内覧会が始まっていて、3月25日~26日には招待された子供連れの家族が多く詰めかけたが、子供の年齢層を見ていると小学校低学年くらいまでが多いかな。
中には入ったことがないけど、若い人達がデートで行くようなところかなと、勝手に思っている。
僕自身は多分行かないと思う。
まだ工事中で高い塀に邪魔されたけど、写真を1枚。
(写真紛失)
 
お昼はレゴランドの隣にできる複合商業施設、「Maker’s Pier」が先行営業(正式オープンは3月30日)していて、「奥山安蔵商店」という名のシーフードレストランでサーモンいくら丼をいただいた。

(写真紛失)
 

普通に美味しかったけど、なんで枡に入っているのだろう、食べにくくてしょうがない。
それにお値段は1000円以上と、観光地ならではの強気営業。
 
さて、それでは本題に入る。
健康な人が適度に食事制限をして健康を保つことはとってもいいことだと思うけど、癌患者が食事を変えることで癌が治ったり再発を防げるなんてことには僕は否定的で、それはこれまでの過去記事でも挙げているとおりだ。
参照記事:「35 癌になって見直した食生活」
 
僕が出会った病院の先生で食事を見直すことで症状が好転することに肯定的な医者は一人もいなかったしね。
それにも関わらず、初発の時に僕はこれまでの食事内容をガラリと見直した。
それは再発防止を期待したものではなく、今までと違うことをすることに精神的安定性を求めたからに過ぎない。
 
僕が見直したのは、
◯ 精製された白いものを止めた(白米は玄米に、砂糖は甜菜糖に、小麦粉は全粒粉にする等) 
◯ 肉食をやめた(鶏、牛、豚。魚はOK)
◯ アルコールを止めた(タバコは病気以前にすでに止めていた)
◯ 乳製品を止めた
 
今でもこうした食事制限を続けているが、ベジタリアンというのは健康面というよりかは動物愛護の精神やスピリチュアル的な思考が強く、マクロビは食療法ではあるが全ての食べ物には陰陽があるという考え方があって、厳格にやろうと思うと中々の覚悟がいる。
思考錯誤して僕の場合は「粗食のすすめ」という本で有名になった幕内秀夫先生に深く影響された自己流のもの(どちらかというとマクロビに近いかな)である。
説明するのが面倒なので、他人には「肉嫌いで乳臭いものが苦手」ということでこれまで通してきた。
 
さて、最近の記事のとおり僕は癌が再発し、しかも遠隔転移なのでステージⅣになってしまった。
こうなってしまった以上完治する見込みはないし、今後は如何にして癌と共存して生きながらえるかが課題となる。
そんな中、これまで通りの食事制限をする意味があるのかどうか、もう一度考えてみた。
もうここまで進行してしまった以上、何を食べてもいいんじゃないかと。
 
結論から言えば、これまでどおりの食事制限は「続けていきたい」と思っている。
というか、2年ほど肉を食べない生活を続けてきたせいか、肉の脂、臭み、食感等の全てが嫌になり、むしろ食べたいという気持ちが完全に失せてしまった。
乳製品も鼻が乳臭さに敏感になり、少しでも牛乳が使われている食べ物(例えばチーズなど)で避けようがない時は鼻をつまんでしまいたくなるほどだ。
精製品を摂取しないというのは、あまり厳格にはできていない。
外食すれば玄米、全粒粉、甜菜糖というわけにはいかないし、せいぜい自宅で食べる場合に限られていたからだ。
 
2年もこうした食事制限をしてたらすっかり食の好みが変わってしまったようで、以前のように焼肉が食べたいとも、スタバでホワイトモカが飲みたい!なんて思わなくなったのは自分でも奇妙に思える。
(あ、ホワイトモカは50円アップ になるけど豆乳に変えて、ホイップクリームをなしにすると乳臭くなくなることを覚えたので、最近は時々飲んでいる。)
 
ステージⅣを宣告されてから食事制限を続けるくらいで精神的安定性など望むべくもないが、このように体質が変わってしまったこともあり、また折角ここまで頑張ってきたことでもあるのでこれからも続けていきたいと思う。
禁煙をやめないのと同じような理由かな。