2016.2.10(火)
月に一度のクリニックの診察日がやってきた。
実は現在長期出張中で診察さえなければそのまま滞在していたのだが、この診察のためにわざわざ飛行機に乗って帰ってきた。
通常の診察だったら多少前後してもいいのだろうけど、僕には右鎖骨下に埋め込んだポートのフラッシュをしてもらわないといけないのだ。
前回のクリニックは土曜日ということもあって診察までに3時間ほど待たされた。
今日は平日だが同じくらい待たされる可能性があったので、念のために仕事は有休をとった。
ついでにこのあと耳鼻科も受診しようと思っている。
さて、今日はどれくらい待たされるかなぁっと、どきどきしながらクリニックの自動扉を開けると、待合室の椅子が9割くらい埋まっている程度だった。
これでも前回よりは全然ましで、これなら1時間くらいの待ち時間かなぁっと思いながら受付を済ませた。
正確には1時間20分後だったが、先生がマイクで僕を呼んだので診察室に入った。
○ 陥入爪
しつこいようだが、前の病院で2回、このクリニックで1回と、これまでに3度手術をしてもらったにも関わらず、左足、右足の両方の親指に陥入爪が再発してしまった。
今回は痛みが出現し始めた時から専用のやすりでガリガリと巻爪の部分を切ったり削ったりして自己手術まがいのことをやったのだが、どうもこれがよくなかったらしい。
翌日になるともの凄く腫れてしまい、歩くたびに親指をカミソリで切られたような鋭い痛みが走る。
まともに歩くことができず、片足をひきずっているようなありさまだ。
全くこの陥入爪にはうんざりする。
切っても治らない手術にもうんざりしていて、今回はもう限界までほっておこうと思っていた。
この陥入爪が正常な爪が生えてくる過程であることを願うばかりだ。
先生も同じ意見で、フェノール法というやり方もあるが、もう少し様子を見てみれば?ということだった。
現在は膿が出始めているので毎朝両方の親指に絆創膏を貼り、ロキソニンを飲んでなんとか痛みを抑えている。
○ ポートフラッシュ
ヘパリン加生理食塩水5mLを注射器で注入してもらった。
「このポートを使うようなことにならなければいいのにね」と、先生からは月並みな言葉をかけてもらったが、素直に頂いておこう。
○ これからのこと
今日もまた今後の検査のお話がなかったらどうしようと思っていたのだが、先生から「体調はどうですか?」と声をかけてもらったのでここぞとばかりに、最近気になっていることを話させていただいた。
気のせいかもしれないけど・・・。
・ 物を飲み込む時に、左首筋らへんに引っかかるような感触があること。(左向きながら物を飲み込むと顕著。)
・ 左肩だけに筋肉痛のような痛みがあってずっととれない。
・ 左鎖骨にしこりがないか常に気になる。(自己触診では触れない・・・と思っているのだが)
・ 術前に感じていた胸骨の裏側に再び痛みを感じるようになった。※ 僕の術側は左側になる。
こんなお話をさせていただくと、次回は肺のx-pと首筋周辺にエコーを当ててくれることになった。
そして、この後採血していってください・・・と、腫瘍マーカーの検査もオーダーしてくれた。
採血はおよそ2カ月ぶりになる。
以前は頻回に腫瘍マーカーを検査することに意味があるのか?なんて言っていた僕だが、点滴が終わってホルモン療法だけになった今、検査がなければないで不安な気持ちになる。
誤解のないように申し添えると、「再発が確定したらどうしよう・・・」という気持ちではない。
僕の場合は再発は必須だと覚悟はしているのだが、現在は寛解中なので気持ちが落ち着かないといったほうがいいだろうか。
例えは悪いが、有罪間違いなしの未決囚の判決待ちの心境は、こんなものなのかもしれない。
受付でお支払をする時に、次回のエコーの予約を取ってもらった。
しかし衆人環視の待合室で、「ただ今、乳腺の検査が大変混んでおりまして・・・」と言われたのには閉口してしまった。
受付の女性もそこまで言ってから目の前の人が男性であることを思い出しのだろう、ちょっと声のトーンを落としてくれた。
僕が過剰に気にしているだけで、待合室にいる患者さんは誰も気に留めてないのだろうけどね。
このあと電車に30分揺られて耳鼻科に行ったのだが、「スタッフに風邪が流行したため、午後から臨時休診」と紙が貼ってあり、せっかく行ったのに空振りに終わってしまった。
月に一度のクリニックの診察日がやってきた。
実は現在長期出張中で診察さえなければそのまま滞在していたのだが、この診察のためにわざわざ飛行機に乗って帰ってきた。
通常の診察だったら多少前後してもいいのだろうけど、僕には右鎖骨下に埋め込んだポートのフラッシュをしてもらわないといけないのだ。
前回のクリニックは土曜日ということもあって診察までに3時間ほど待たされた。
今日は平日だが同じくらい待たされる可能性があったので、念のために仕事は有休をとった。
ついでにこのあと耳鼻科も受診しようと思っている。
さて、今日はどれくらい待たされるかなぁっと、どきどきしながらクリニックの自動扉を開けると、待合室の椅子が9割くらい埋まっている程度だった。
これでも前回よりは全然ましで、これなら1時間くらいの待ち時間かなぁっと思いながら受付を済ませた。
正確には1時間20分後だったが、先生がマイクで僕を呼んだので診察室に入った。
○ 陥入爪
しつこいようだが、前の病院で2回、このクリニックで1回と、これまでに3度手術をしてもらったにも関わらず、左足、右足の両方の親指に陥入爪が再発してしまった。
今回は痛みが出現し始めた時から専用のやすりでガリガリと巻爪の部分を切ったり削ったりして自己手術まがいのことをやったのだが、どうもこれがよくなかったらしい。
翌日になるともの凄く腫れてしまい、歩くたびに親指をカミソリで切られたような鋭い痛みが走る。
まともに歩くことができず、片足をひきずっているようなありさまだ。
全くこの陥入爪にはうんざりする。
切っても治らない手術にもうんざりしていて、今回はもう限界までほっておこうと思っていた。
この陥入爪が正常な爪が生えてくる過程であることを願うばかりだ。
先生も同じ意見で、フェノール法というやり方もあるが、もう少し様子を見てみれば?ということだった。
現在は膿が出始めているので毎朝両方の親指に絆創膏を貼り、ロキソニンを飲んでなんとか痛みを抑えている。
○ ポートフラッシュ
ヘパリン加生理食塩水5mLを注射器で注入してもらった。
「このポートを使うようなことにならなければいいのにね」と、先生からは月並みな言葉をかけてもらったが、素直に頂いておこう。
○ これからのこと
今日もまた今後の検査のお話がなかったらどうしようと思っていたのだが、先生から「体調はどうですか?」と声をかけてもらったのでここぞとばかりに、最近気になっていることを話させていただいた。
気のせいかもしれないけど・・・。
・ 物を飲み込む時に、左首筋らへんに引っかかるような感触があること。(左向きながら物を飲み込むと顕著。)
・ 左肩だけに筋肉痛のような痛みがあってずっととれない。
・ 左鎖骨にしこりがないか常に気になる。(自己触診では触れない・・・と思っているのだが)
・ 術前に感じていた胸骨の裏側に再び痛みを感じるようになった。※ 僕の術側は左側になる。
こんなお話をさせていただくと、次回は肺のx-pと首筋周辺にエコーを当ててくれることになった。
そして、この後採血していってください・・・と、腫瘍マーカーの検査もオーダーしてくれた。
採血はおよそ2カ月ぶりになる。
以前は頻回に腫瘍マーカーを検査することに意味があるのか?なんて言っていた僕だが、点滴が終わってホルモン療法だけになった今、検査がなければないで不安な気持ちになる。
誤解のないように申し添えると、「再発が確定したらどうしよう・・・」という気持ちではない。
僕の場合は再発は必須だと覚悟はしているのだが、現在は寛解中なので気持ちが落ち着かないといったほうがいいだろうか。
例えは悪いが、有罪間違いなしの未決囚の判決待ちの心境は、こんなものなのかもしれない。
受付でお支払をする時に、次回のエコーの予約を取ってもらった。
しかし衆人環視の待合室で、「ただ今、乳腺の検査が大変混んでおりまして・・・」と言われたのには閉口してしまった。
受付の女性もそこまで言ってから目の前の人が男性であることを思い出しのだろう、ちょっと声のトーンを落としてくれた。
僕が過剰に気にしているだけで、待合室にいる患者さんは誰も気に留めてないのだろうけどね。
このあと電車に30分揺られて耳鼻科に行ったのだが、「スタッフに風邪が流行したため、午後から臨時休診」と紙が貼ってあり、せっかく行ったのに空振りに終わってしまった。