2016.1.162016.1.12に新クリニックで左足親指の陥入爪手術をしてもらい、週末にもう一度見せにくるようにと言われたので行ってきた。
早朝4時30分になぜか目が覚める。
土曜日のクリニックは多分ものすごく混雑しているだろうから、せっかく早起きしたので朝8時過ぎの一番乗りを目指そうと思っていた。
しかし、早朝にブログを書いた後にうっかり二度寝をしてしまい、次に起きたら10時30分になっていた。
土曜日の午前中の診察時間は12時までなので、慌てて身支度をした。(慌てすぎて眉毛を描くのを忘れたまま出かけてしまった。)
クリニックに着いたのは11時30分。
自動扉を開けると座るところがないほどの混雑ぶりで、診察券を出すと2時間待ちだという。
この時間帯での混雑は半ば覚悟をしてきたので、
「それじゃ、外出してきます」
と事務員さんに声をかけ、駅前でランチをし、ゆっくりお茶を飲んで13時にクリニックに戻ってきた。
が、混雑は相変わらず。
少し早目に戻ってきたのだが、結局僕の名前を呼ばれたのは14時50分で、3時間20分ほど待ったことになる。
待合室で待っていると、飛び込みで来られた方はあまりの混雑ぶりにその場で茫然と立ち尽くす。
また「もう3時間も待っている。これ以上待てないから薬だけくれ!」
と怒り出す人、
「予定があるのでもう行かないといけない・・・」
と困惑する人など、待合室は終始騒々しかった。
おとなしく待っている人も最初は読書を始め、それに飽きるとスマホを漫然といじりだし、疲れてくると目をつむる・・・。
人間ってみんな同じだなと、自分もそうしていた僕はひとりほくそ笑んでいた。
予約制にすればいいのに・・・と思うが、そうしない理由がなにかあるのだろう。
それにしても先生は精力的だ。
病院のHPにある診察時間の表を見ると、月曜日から土曜日まで午前、午後ともみっちり診察時間にあてていらっしゃる。
火曜日と木曜日の午後は休診と書いてあるが、実際には手術や処置をしており、本当の休みは日曜日と祝日しかないようだ。
先生はお昼も食べないで診察をしており、実はクリニックのHPに載っている先生の写真より実際の先生はひどく痩せていらっしゃる。
あまりの激務でお痩せになってしまったのだろうか。
今後は月に一度、ポートのフラッシュをしてもらいに通う予定なのだが、これだけ混雑していると、本当にこのクリニックでよかったのかと考えてしまう。
経過観察とポートのフラッシュだけだと思うから大病院を避けたのに、座るところがないほどに混雑しているのならクリニックを選んだ意味が半減する。
2月は検診月だというからもう少し様子を見てみようと思うが、この分だとクリニックに行く日はまるまる1日みておかなければならない。
他の方のブログを読んでも最近の乳腺外来の混雑ぶりはよく見るところだが、こうなるとあまり待つことがなかった前の病院が懐かしくなってくる。
さて、診察室の扉を開けると少々お疲れ気味の先生がいた。左足の靴下を脱いでベッドに横たわると先生が包帯を解く。
濡らさないようにシャワーをしなさいということだったのに見事に濡らしてしまい、自分で不器用に巻いた包帯だ。
先生はピンセットで傷口をつついて確認すると、この分なら今日からお風呂に入ってもいいし、ゲンタシンという軟膏を処方しておくので、塗って絆創膏を貼るだけでいいと言ってくれた。
3時間20分待って、診察は3分だった。
これだけ先生が忙しいと僕のフォローをどのように考えてくれているのか少し不安だ。
前回はPET-CTを受けてみるかね?とおっしゃってくれたが、今日はそんな話もなかった。
あまり先生をせっついてご機嫌を損ねても仕方がないし、僕自身再発が早く分かったところで・・・という気持ちもあるので、今は焦らずにのんびり待つことにしよう。