僕が通っている病院で不満に思っていることがある。
それは医療関係のテレビで見たことがあるのだが、僕という患者に関わる医療者、・・・つまり主治医を始め、がん化学療法看護師、薬剤師、皮膚科の方々が一同に会し、今後の治療方針を決定するといういわゆる「カンファレンス」という制度が欠けていることだ。
主治医を信頼していないわけではないし、標準治療以上のものを望んでいるわけでもないのだが、何しろ僕は珍しい男性乳がん患者だ。
論文を書いたり学会で発表してもいいくらいの珍獣だと僕は思っているのだが、これまでの治療方針は主治医が一人で立てているようだ。
僕がどのくらいの珍獣なのか、僕も前々から興味があったのでこれを機に調べてみることにした。
・ 40歳前半でがんになる確率が比較的低い中で、罹患したこと。
※ 男性が40歳から50歳にかけてがんと診断される確率は2%しかない。(出 典「がん情報サービス」)
・ その中でも男性乳がんであること
※ 乳がん症例全体の1%未満(出典「がん情報サイト」)
・ 男性乳がんの中でも40歳代であること
※ 男性乳がんの好発年齢は60~70歳(出典「がん情報サイト」)
・ 腋窩リンパ節に多数の転移が見られること
僕は算数が苦手なので、40歳台の男性がステージ3Aの乳がんになる確率を正確に割り出すことができないが、感覚的には1%を割っているような気がする。
もし僕が女性なら、当たり前の治療を当たり前のように受けているだけなので異論はなかっただろう。
でも男性乳がんで症例数が少ないだけに、他の医師の意見も聞いてみたいと最近強く思うようになったのだ。
さて、セカンドオピニオンで聞いてみたいことをまとめてみた。
・ 乳がん患者をたくさん見てきた先生から見て僕はどれくらい珍しいのか?
・ 腋窩リンパ節に多数の転移が見られるということが、具体的にはどれほどの再発リスクを背負っているのか。
・ 病理結果から推測される予後(5年生存率)は?
・ 男性乳がん患者にとって、タモキシフェンの有用性は?
2015.6.25の診察日に、セカンドオピニオンについてがん化学療法看護師と主治医の先生に相談してみると、僕の考えをよく理解してくれ、快く診療データを提供いただけることになった。
またどこの病院でセカンドオピニオンを受けるかについてアイデアがなかった僕は、これも図々しくも相談させてもらったが、がん化学療法看護師さんからお勧めの先生を教えてもらった。
とても人気のある先生ですぐには予約がとれないらしいが、僕に慌てる理由はない。
予約は両病院の地域医療連携室を通じて行うとのことで、現在は連絡を待っているところだ。
それは医療関係のテレビで見たことがあるのだが、僕という患者に関わる医療者、・・・つまり主治医を始め、がん化学療法看護師、薬剤師、皮膚科の方々が一同に会し、今後の治療方針を決定するといういわゆる「カンファレンス」という制度が欠けていることだ。
主治医を信頼していないわけではないし、標準治療以上のものを望んでいるわけでもないのだが、何しろ僕は珍しい男性乳がん患者だ。
論文を書いたり学会で発表してもいいくらいの珍獣だと僕は思っているのだが、これまでの治療方針は主治医が一人で立てているようだ。
僕がどのくらいの珍獣なのか、僕も前々から興味があったのでこれを機に調べてみることにした。
・ 40歳前半でがんになる確率が比較的低い中で、罹患したこと。
※ 男性が40歳から50歳にかけてがんと診断される確率は2%しかない。(出 典「がん情報サービス」)
・ その中でも男性乳がんであること
※ 乳がん症例全体の1%未満(出典「がん情報サイト」)
・ 男性乳がんの中でも40歳代であること
※ 男性乳がんの好発年齢は60~70歳(出典「がん情報サイト」)
・ 腋窩リンパ節に多数の転移が見られること
僕は算数が苦手なので、40歳台の男性がステージ3Aの乳がんになる確率を正確に割り出すことができないが、感覚的には1%を割っているような気がする。
もし僕が女性なら、当たり前の治療を当たり前のように受けているだけなので異論はなかっただろう。
でも男性乳がんで症例数が少ないだけに、他の医師の意見も聞いてみたいと最近強く思うようになったのだ。
さて、セカンドオピニオンで聞いてみたいことをまとめてみた。
・ 乳がん患者をたくさん見てきた先生から見て僕はどれくらい珍しいのか?
・ 腋窩リンパ節に多数の転移が見られるということが、具体的にはどれほどの再発リスクを背負っているのか。
・ 病理結果から推測される予後(5年生存率)は?
・ 男性乳がん患者にとって、タモキシフェンの有用性は?
2015.6.25の診察日に、セカンドオピニオンについてがん化学療法看護師と主治医の先生に相談してみると、僕の考えをよく理解してくれ、快く診療データを提供いただけることになった。
またどこの病院でセカンドオピニオンを受けるかについてアイデアがなかった僕は、これも図々しくも相談させてもらったが、がん化学療法看護師さんからお勧めの先生を教えてもらった。
とても人気のある先生ですぐには予約がとれないらしいが、僕に慌てる理由はない。
予約は両病院の地域医療連携室を通じて行うとのことで、現在は連絡を待っているところだ。