放射線治療は2015.9.9現在で15回目となる。

今日は週に1回の放射線科医師による診察があった。
先生には、「現在まで皮膚炎様の症状はないが、疲れやすくて重だるいこと」をお話した。
朝はまだ比較的体は動くのだが、夕方くらいから喋るのも面倒なくらいの倦怠感に襲われる。
職場を出て家に帰る時も、あまりのだるさとアブラキサンの副作用と思われる足の痺れと趾の陥入爪の痛さに負け、タクシーで帰宅することもしばしばあり、帰った後はぐったりして風呂にも入らず眠ってしまうような有様だ。
放射線治療だけが原因ではないと思うのだが、早く体調が回復することを祈るばかりである。

それともう一つ。
先日受けた遺伝子カウンセリングで、もし僕がBRCA2が陽性だった場合、早期発見の為に1年に1回のマンモグラフィー検査を推奨するというのが、頂いた資料の中にあった。
誰しもが思うことだろうけど、真っ先に頭に浮かぶのは「挟めるの?」ってことだろう。
主治医のいる病院では放射線科の先生とはお話する機会がないので、一度聞いてみたかったのだ。
が…、この若い女性の先生も男性のマンモグラフィー検査については経験もなく聞いたこともなかったようで、ちゃんとした答えを聞くことができなかった。
放射線科の年配のナースも困った顔をしていた。
まだ臨床経験が少ないのだろうけど、少し残念だったな。
今度、主治医やがん化学療法認定看護師にも尋ねてみよう。

実はマンモグラフィー検査のことは、ブログを開設して以来、みなさまからも時々質問される。「マンモグラフィーはされたのですか?」と。
いい機会なのでお答えさせていただくと、
「検査を受けたこともないし、主治医から受けるようにといったお話もありません」
でした。

先輩方のブログでは、「涙が出るほど痛かった」というような感想をよく見かけるので進んで受けてみたいとは思わないけど、もし僕が受けるようなことになればまた詳細に報告させていただきます。

(追記)
診察日に主治医に聞いてみたところ、「貧乳でも無理に挟めばできないことはないが、男性の場合は乳腺が発達していないので通常は乳エコーで検査する。」とのことで、胸の大きさに関係なく男性患者はマンモグラフィー検査とは縁がないようだ。