2015.8.17(月)
ハーセプチン13クール目となる。
8:51、いつものようにケモ室でがん化学療法認定看護師の採血と問診から始まった。
先日ご相談した件(86 2015.8.3「がん化学療法認定看護師に相談する」)のうち、セカオピ先の病院への画像データの提供に関しては、前主治医が「送る必要はない」という指示を出していたとのことだった。
なのでセカオピ先の病院には前主治医が書いた手紙一枚しか送っていなかった。
なぜ前主治医が「必要ない」と判断したのか、もう退職された後なので確かめようがないが、僕はこの話を聞いて納得できないどころか憤りすら覚えた。

医者というのはすごい権限があるもんだと改めて感心する。
「セカオピ先の病院には画像データを送る」という医学界の慣例があったとしても、主治医が「必要ない」と言えば必要なくなるところがすごい。
病院側のミスならセカオピに掛かった費用の10,000円を補償してもらおうと思っていたが、医者の判断で「必要ない」としたのならこれ以上文句は言えない。

他に相談した件については、新しい主治医に全て伝えてあるのでこの後の診察で直接先生に聞いてください…とのことだった。

10:15、いよいよ新しい主治医との対面だ。
診察室に入るとわざわざ椅子から立ちあがり、「よろしくお願いします」と、先生のほうから丁寧に挨拶をしてくれた。
僕が手術をした時に病棟回診で何度か僕を見たことがあると言っていたが、僕自身は先生の顔に見覚えはなかった。
僕はある意味有名人(男性乳がん&n転移が多い)なので、先生も覚えていたのだろう。

年齢は50歳くらいだろうか、細マッチョでよく日に焼けていて、頭髪は薄毛の2枚刈風。
見るからにスポーツが趣味!、というような印象を受けた。
繊細というよりかは豪胆という感じで、体毛が濃く、細かいことは気にしないというタイプに見える。

病院のHPのプロフィールによれば、
・ 外科部長
・ 平成10年卒業
・ 日本外科学会専門医
・ マンモグラフィー読影
と書いてあった。
がんや乳腺の専門医ではないようだが、前主治医と一緒に病院の乳腺外来を担当しているので、標準治療なら普通にやります・・・といったところだろうか。

まず最初に、先日僕ががん化学療法認定看護師に相談したことについて、お答えをいただいた。

○ 陥入爪のこと
軟膏しか処方してくれない皮膚科の先生に、手紙を書いてくれるとのことだった。
他の皮膚科の先生にお願いしようとも思ったようだったが、陥入爪の手術はこの先生が一番上手らしい。
皮膚科の予約はいっぱいだったが、2015.8.20(木)の朝一番に予約をねじ込んでくれた。

○ 遺伝子カウンセリング受診のこと
先生自身は知識がないので何とも言えないが、カウンセリングに必要な紹介状は作成してくれるとのことだった。